「手袋フェチ」ボレロ 永遠の旋律 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
手袋フェチ
イダの「肉体の音楽だ」という発言や不本意な褒められ方にラヴェルは反発するのだが、例えばベジャール振り付けによるドンやギエムの演技を知ってしまうとその通りだとしか言い様がない。いちばんの有名作が必ずしも本人のお気に入りとは限らないのはよくある話で(手塚治虫は「鉄腕アトム」があまり好きじゃなかったらしい)、それを乗り越えるようとする事が新たなモチベーションになるのもまた然り。
それにしても、それこそドンやギエムと比較しても仕方ないけど、バリバールの演技にケチつける気は無いが、踊りのキレの無さは…
レスター・ヤングとビリー・ホリデーは彼の同時代人だったんだなぁ。
アルゲリッチのピアノコンチェルト、いま聴きました。楽しいですねぇ、まったく。
ちなみにラヴェルで僕の好物は「ダフニスとクロエ」かな。ちゃんと合唱付きのものです。
慌てず朗々としたハイティンクとか、珍しくぶっ壊れているカラヤンとか。両方好きです。
〉ジャズの即興性と相互性
まさしくその通りですね。
バリバールの くねくねしたベリーダンス調に激怒した作曲者は可笑しかったけれど、この音楽を聴くと=聴いた本人はなんかウズウズしてきて突飛なことやりたくなるんですね。
(ひろちゃんのカレシさんとkossyさんとのお喋りに僕も混ぜてもらいました)。
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ひろちゃんのカレシさん
「リカちゃんのギエム」、見て下さったんですねー
ありがとうございます(笑)
チープに見えて、この動画の作者は、実は相当なインテリゲンチャと思いましたよ、あれ。
ボレロがバレエ音楽であること。
ベジャールの振り付けでジョルジュ・ドンだけでなくあのシルヴィ・ギエムも踊っていること。
よく見るとスポットライトの足元に丸いステージが存在していること。
そしてそのポーズのそれぞれがホント特徴を捉えていて、仰天するではあーりませんか!!
ギエムのボレロについては
YouTubeにパロディが上がっていて、これは必見です。
「モーリスラベルボレロリカちゃんバージョン」でYouTube検索してみて下さいね(笑)