「藩の命令で、嫌々ながら官軍を足止めするため砦に籠る罪人たちの奮闘記」十一人の賊軍 BANAO1975さんの映画レビュー(感想・評価)
藩の命令で、嫌々ながら官軍を足止めするため砦に籠る罪人たちの奮闘記
気になっていた作品だったので鑑賞してみた。
内容としては、江戸幕府から明治維新へと移行する中で起こった戊辰戦争を背景に、10人の罪人が藩の命令で、嫌々ながら砦を守る姿を描いた時代劇アクション映画。
正直なところ、13人の刺客をイメージしてた部分があり、守る砦も様々な仕掛けをして敵を迎え討つと思ってたが、この映画では砦に仕掛けはなく、これで守りは大丈夫なのかという状態で敵を迎えてしまいます。
しかも、嫌々ながらに参加している罪人だけに戦おうという意志を持っているわけでもないため、政のように砦から逃亡しようとする罪人もいるほどで、正直登場する人物で感情移入できる人がいなかったのが残念。
しかも、意外なことに芸人である千原せいじとナダルが、主要キャストとして映画に登場していたので驚きました。
最初から最後まで、物語がダラダラと進行しているように感じたのは、自分だけだったのかな?期待値が高かっただけに、見終わった後の評価が悪かったのかもしれないなぁ。
ただ、物語が終盤に差し掛かることで官軍に勝負を挑もうとする罪人の行動の変化は凄かった。
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