「超大作邦画がつくられつづけますよう」十一人の賊軍 sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
超大作邦画がつくられつづけますよう
戊辰戦争、新政府軍と旧幕府軍が鬩ぎ合う狭間の地で要衝の港を握る越後新発田藩
脅迫に近い秋波が双方から派手に送られる中で、外交の交渉上、藩としてどうしても稼ぎたかった数日間が翻弄する人生の物語
ジリジリと弱るわが国時代劇産業が、総力をあげ万難を振り切り叩き込む咆哮のような、刀で斬りあうならば、銃で撃ちあうならば、人の体はおそらくこうなる
本作あんまり認知されてない気がするけど大丈夫かな、簡単に酷評するのも個人の勝手ではあるけど、そうこうしてこういう超大作邦画が作られなくなると悲しい
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