劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全305件中、121~140件目を表示

4.0わずか10秒の競技に凝縮された物語

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

小学生ながら数々の大会で100m走全国優勝を果たし、体育では誰も相手にならないほど速いトガシ。ある日転入したばかりの小宮が転んでボロボロになりながら走る姿を目撃し思わず声をかける。互いの走る理由を打ち明け、彼らは練習を共にするようになって――

『チ。―地球の運動について―』で知られるマンガ家魚豊のデビュー作。
100mを誰よりも速く走る、という単純な競技ながらそれぞれが抱く思いや覚悟といった言わば100m走に対する多種多様な哲学が興味深い。
100m走の競技の描写も張り詰めた緊迫感に思わず息を飲んでしまうほどだった。
ストーリーも一本調子ではなく要所に盛り上がれる山場がありなかなか面白かった。
「チ。」とはまた違った方向性でしたが、良い作品でした。

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映画ファンさすせそ

4.5原作は知らない。

2025年9月27日
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チ。作者のデビュー作だから観てみたいと思って観に行った。「観たい人が観に行く映画」だと思っていたけど自分が好きな系統の映画でしっかり楽しめた。最後は知りたかったような、でもこの終わり方が良かったのもわかるような、という話で観終わった後に感想を言い合うのも含めて楽しかった。基本原作を読まずに映画をみているので違和感なく楽しめるのかもしれない。

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マッシュぽてと

3.5よーい、どんっ!

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

で始まる、たった10秒の世界。「誰よりも速ければ、大体のことは解決する」。100mに懸ける男たちの、人生、哲学が詰まった作品。桜木花道ではないけれど、「俺は今なんすよ」。これを言える人生に、少し憧れる。過去も未来もない。見えているのは今だけ。今走れれば、過去も未来も全て引き受ける。そんな覚悟はやっぱりかっこいいって思っちゃう。富樫と小宮、ふたりのライバルの話がメインかと思ったけれど、意外とキャラ多め。映画の尺では難しいとは思うけれど、もう少しキャラの深掘りが欲しかった。絵は、ロトスコープを用いたリアルな動きと、絵画的な描写で、心理的な状況を描くのを使い分けてて、実写とアニメの良いとこ取りみたいな感じだった。

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ともや

4.5凝縮と極限

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

競技とさらには人生観において
凝縮と極限を濃く感じさせてくれた。

展開が早く退屈もしない。

作画にも拘りを感じた。

終わり方も個人的にはベスト。
映画としての出来が非常に良い。

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peta

4.5人生に繋がる100メートル

2025年9月27日
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人生の教訓をたっぷり与えてくれる作品だと思った。
いちばんシンプルな競技だからこそ、その背景にある複雑な気持ちを見事に描いていると思う。
登場人物のキャラクターはどれも魅力的であり、少しの登場時間でも強いインパクトがあるし、誰もが主役なのだと感じる。
ひとり孤独な競技であるが、変わるきっかけは常に「人」ということも印象的であり、日常生活においても繋がることだと思った。
アニメーションならではの表現が、彼らの心情の描写としてマッチしており、私は原作以上に好みであった。

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もとこ

4.5今年No.1

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

何やねんこのアニメ!
今年No.1アニメやないかい!
何度もゾワッとして、
何度も歯を噛み締めて、
そして最後は大号泣して!
「絵世界」も「チェンソー」も越えて、
ぶっちぎって!
今年No.1アニメやないか!

上映回数増やさんかい!!

#ひゃくえむ

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naichin

3.5レビュー

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

10秒に自分のすべてを賭けれるか。
しかも、一人以外は全員敗者。
そんな極端な世界で、常に数字と現実を突きつけられる緊張感を音楽が盛り立てる🦊
子供時代に足が早いことは勇者の証でもあったが、大人になるにつれてその価値を見出すのは難しい…😭

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みそしる

4.0走る意味とは…その時々で変わる

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

力強い画と100メートル走に架ける
 "情熱"がスゴくて圧倒される
アニメなのに臨場感あふれる
リアルな質感がすごい
実写では描けない表現だったり
走っている時の苦しい顔だったり
心の描写だったり
アニメならではの表現方法を
駆使して私たちに届けてくれた
トガシを通じてその世界に生きる
人たちを色んな形で知ることができた
…100メートルに架ける思いは
"人それぞれに違う"
モチベーションを長く持ち続けることは
精神的にも体力的にも限界がある
走れなくなった時ケガを切っ掛けだったり
いつかは終わりがくる

トガシの声を桃李くんが…
パディントンはじめアニメの声優多いです
優しさ、誠実さが伝わってくる
染谷くんの小宮も
小声でストレートな感じがよかった

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しろくろぱんだ

4.5全力疾走できなくなる日

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

若い人にはまだ実感がないだろうが、全力で走れなくなる日は遠からずやってくる。小学校の運動会、PTA種目で足がもつれる。「あれ? こんなはずでは…。」
だから、可能な間に全力疾走しておけ。
もはや全力疾走どころか走ることすらおぼつかない私だけれども、そんな私でさえ、思わず脚の筋肉がピクピクしてしまうような作品だった。

この映画には、主人公をはじめ、たくさんのアスリート(100m走者)が登場する。彼らは、競技に人生を投影し、人生に“走ること”を投影する。その一言一言がずっしりと響く。物語と映像と音楽が生み出した「場」が、言葉に重さを与えている。そういう意味で、表現として、とても完成度の高い作品だと思う。

それにしても、雨の中の競技シーンは圧巻だった。“詩”があった。
ぜひとも多くの人に観てほしい。というか、観られるべき映画だ。

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ROKUx

4.0言葉にゾクゾクっときた

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

何故走るのか?シンプルなトガシ、悩む小宮、哲学的な財津、現実を越えようともがく海堂
全ては、その一瞬のために
まるでドキュメンタリーのような極上のドラマ
シネマロブレの音響は臨場感も凄い!
チ。の魚豊先生の言葉が響く
【細胞の集まりの自分は生物でありいずれ死ぬ そんな命くれてやれ】確かこんな感じだったかな
引退の最後のセリフも良かったし、財津の言葉を再確認したかったけどパンフにもまとめは無く残念… ラストの瞬間のその先は?
そう言う事じゃ無いのだろうけど勝敗が気になる〜😅
#シネ活 #ひゃくえむ

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kanapopo

4.5走る意味を問う、異色のリアリズム

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

帰宅途中、日比谷東宝の地下劇場で映画を観ました。原作は読んでいません。
​アニメなのに、妙なリアルさに驚きました。背景が写真みたいで、特に走っている人の動きがすごく細かく、まるで実際の人間を見ているようでした。
​これは「ロトスコープ」という手法を使ったからです。これは、本物の役者の動きを撮影して、それをなぞってアニメにする古いけど新しい技術です。普通の「うまい絵」とは違う、この生々しい動きが、かえって心の中の複雑な感情を深く伝えていると感じました。
​この映画は、100m走というスポーツをテーマにしていますが、原作者の魚豊先生らしい「なぜ走るのか?」という哲学的な問いが中心です。
​主役のトガシの声は松坂桃李さん、ライバル小宮の声は染谷将太さん。俳優のお二人の演技が、ロトスコープのリアルな動きと合わさり、キャラクターに命を吹き込んでいました。そして、津田健次郎さんの声も、やはりこの作品に欠かせない重厚感を与えていました。
​「走る」という一瞬の行為に、人間のすべてを賭ける。その熱い思いを、独自の映像表現で突き詰めた、見応えのある作品でした。

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emuz

3.0「らしさ」がぴたりとマッチ

2025年9月26日
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鑑賞方法:映画館

チ。の魚豊さん原作とのことで鑑賞。トガシと小宮の声をそれぞれ松坂桃李、染谷将太が担当。キャラクターに合っていた。疾走感あふれるクライマックスからの主題歌、ヒゲダンの「らしさ」はとても良かったが、どうも今ひとつささらなかったのは、陸上をやってこなかったからなのか。

両隣に友達同士で来ていた高校生くらいの子たちもエンドロールが終わって、え?あれで終わり?となってたが、私も一緒。

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may 929

5.0🏃‍♂️💨 ひゃくえむ。2回目鑑賞完了!

2025年9月26日
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楽しい

興奮

斬新

📖 1回目:原作未読で鑑賞
📚 2回目:原作読了後に再鑑賞

**映画の魅力**
セリフは少なめ、でも表情や雰囲気で心情を丁寧に描写。
原作を読んでいると"見えない心の動き"がより深く伝わってきて、まるで答え合わせをしているような楽しさが✨

**でも、やっぱり初見は原作なしが最高**
先入観ゼロで純粋に物語の世界に飛び込む。
あの一度きりの感動体験は本当に特別🔥
(個人的には!)

**個人的に印象的だったシーン**(ネタバレなし)
雨が降る中、100m走のスタートラインに選手たちが立つ場面。

アナウンスで名前を呼ばれた選手が一歩前に出てお辞儀をする──そのわずかな所作がとても自然で、まるで本物の大会を目の前で見ているかのような緊張感✨

「これから始まる!」って興奮しました🔥

**結論**
原作を読んでから ➡︎ 深い理解と発見の楽しみ
原作なしで鑑賞 ➡︎ 純粋な感動と驚き

どちらも違った形で心を揺さぶられる、そんな素晴らしい作品でした!

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Hiユタハ

4.5世界陸上見た人は必見!

2025年9月26日
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楽しい

興奮

幸せ

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まこ

4.5胸のモヤモヤが晴れる映画

2025年9月26日
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興奮

斬新

ドキドキ

人生で一度でも「ガチ」になったことがある人なら、絶対に心を揺さぶられる映画です。
特に、才能や競争の世界で戦う人にとって、ふと『何のために続けているんだろう?』と迷ったとき、この映画は一つの答えをくれる。
100m走にすべてを懸ける主人公たちの狂気と情熱が、鮮烈な映像と音で胸に迫ります。

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ぬん

5.0脳を直撃します

2025年9月26日
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鑑賞方法:映画館

原作マンガ未読(帰りに買いました)で、アニメ「チ。」に感動して初放送・再放送ともリアルタイムで全部みている者です。

絵柄やテーマがちょっと地味なんじゃないかという想像を木っ端みじんにする迫力で、人物のリアルな動きに「THE FIRST SLAM DUNK」をみた時の感動を思い出しました。

長い陸上競技生活の中で悲喜こもごもありつつも、100メートルという一瞬にすべてを注ぎ込む登場人物たちの集中力と熱量がビリビリと感じられて、競技シーンの緊張感といったらなかったです。

台詞のパワーは強烈です。物語に何度も登場する「なぜ走るのか」の問いは、その時々のいろんな答えを聞きながら「なぜ生きるのか」になって脳を直撃します。我(利害や効率)を忘れるほど真剣に打ち込めるものがある幸福感、を目にする感動で、心が熱くなりました。

他を圧倒する現実離れした強さとかはありませんが、観終わってじんわり体温が上がり、「よし!生きるぞ!」という気分にさせてくれた作品でした。

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かつのじょう

4.010秒の歓喜

2025年9月26日
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単純

興奮

幸せ

スポーツものと言われて思い浮かべるようなさわやかな話ではない
「足が速い奴がえらい」小学生のころから始まり社会人までの悲喜こもごも
栄光と挫折が交互にやってくる

頂点を目指して脱落していくもの
頂点に立ったがゆえにすべてを亡くしたもの

何のために走るのかなぜ走るのか

一見、「はしる」ことに取りつかれた狂気の物語のようで
そのミスリードで視聴者も決着を求めてしまうのだけども
実際はもっと単純明快

苦しそうで楽しそうな表情が不思議な快感と感動をわき起こさせる

各パートがサクサクと進んでいくので
イマイチのめりこめなくなりそうな箇所がいくつかあったのだけど
とても衝動に駆られる物語であった

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破雲泥

3.0足の速い人って大変ね…

2025年9月26日
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楽しい

興奮

ドキドキ

子どもの頃から走るのが遅い私には、全く未知の世界のお話です。(足の速い人って大変ね…)
とにかく演出の表現力が凄い!
競走シーンのみならず、あらゆる場面に独創的な演出技術が用いられています。
大雨のシーンなんて、自分もズブ濡れになっているかと思った程!
春の卒業試合(サッカー)で利用した、墨田フィールドも舞台の1つになっています!

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FCアクセルJr.'09

4.0好きなアニメ表現

2025年9月26日
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yuta00M

3.5⭐︎3.9 / 5.0

2025年9月26日
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鑑賞方法:映画館

9月25日(木) @映画館
ひゃくえむ。
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記録や勝ち負けより「本気を出す」ために走る🏃陸上が嫌いになってしまったあの頃「それに気付けていたら」って感慨に浸る🥹
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#movie 🎬2025
#備忘録
#ひゃくえむ
#映画
#映画鑑賞
#映画レビュー
#映画好き
#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい

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