劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全375件中、121~140件目を表示

3.5山あり谷あり

2025年10月5日
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子どもからずっと足が速いです。
そのままエリートの短距離走ランナーとして成功しました
めでたしめでたし

という話ではありません
栄光と挫折を繰り返すのはちょっとご都合主義って感じがしないわけでも
ないのですが、単純にエリート街道を一直線という映画ではなく
ライバルたちも苦悩を繰り返しながら日本選手権に出場するまでの話

良い映画でした

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たくみ

3.5スポーツの表と裏

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

生まれつき足が速かった主人公トガシは、小学校で転校生の小宮に出会う。小宮は足が遅かったが、トガシに憧れて貪欲に練習を行う。小宮の転校を機に2人が会うことはなくなってしまうが、高校の陸上大会で再開する。タイプが真逆の2人が100m走というスポーツを通じて心を通わせていく様を描く。

100m走は誰でも走ったことがある。最も単純なスポーツであると思う。しかし、これを題材としたアニメは少ない。それは、競技時間の短さや試合の中での攻防戦がないことなどに依るのかもしれない。本作では、主人公の小学校時代から社会人までの半生を描いており、自伝的な作りとなっている。よくあるスポコン漫画の試合に焦点を当てた作りではなく、それまでの過程や周囲の人物に焦点を当てた作品になっている。

本作は大人向けの作品になっている。スポーツと表と裏の部分をはっきりと描いている。1番になること目指して練習していたのに、いざ自分が1番となると虚無感に襲われてしまう。1つのけがによって戦線を離脱させられてしまう。過去には実力が下であった選手に抜かされてしまう。私自身スポーツは小学生から現在も選手として続けているが、そのような境遇に置かれた人を見たことがある。本作に登場するキャラはそのバリエーションが豊富で、共感させる力が強い。

なぜ走るのか。この言葉が作中では何度も登場する。何かに打ち込んでいるとその理由について誰でもふと疑問に思うことがある。本作では、本気になることの重要性を説いていた。これは人それぞれ答えが異なるだろう。自分は何なのか。そんなことを考えさせてくれる作品だった。

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セッキーかもめ

4.0「100メートルを誰よりも早く走れば全てが解決する」

2025年10月5日
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nanairo

5.0想像の上をいってる

2025年10月5日
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トガシと小宮が、ある意味国宝の二人のようにも感じました。
訂正します。二人とも喜久雄です。悪魔と契約したのが、小宮。契約できなかったのが、トガシ。

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ドラゴンの父

3.5ポイントは押さえられているが描写不足

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

原作未読
ストーリーは小学生から社会人までの話なのですが、それを映画一本でまとめていると言うことで尺が足りていません。重要なシーンは押さえられている印象ですが、駆け足なのでそれ以外の話が飛び飛びになっています。
人物の葛藤や100m走の表現も好きだったのですが、ラストのシーンに不思議と感動出来ませんでした。
おそらく駆け足で描写が足りないため、次のシーンまでの間に何があったかを想像する部分が多かったからではないかな、と思います。

おすすめ出来る人
原作既読の方
おすすめ出来ない人
原作未読の方

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おまけ

1.0原作の良さを全部消したチープな映画

2025年10月5日
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ねもうす

2.0松坂桃李さんと染谷将太さんの声の演技は良かった

2025年10月5日
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悪くはないけれど、期待していたほど良くもなかったかな。

W主演の松坂桃李さんと染谷将太さんの声の演技は、想像していたよりも良かったです。
でも、主役の子ども時代の声と演技に違和感が強くて、お話しの起点となるエピソードであるのに説得力がないように思いました。

実際の人の動きを撮影してアニメーションに取り入れたみたいだけれど、作品全体の仕上がりが均質化出来ていなくて、アニメ映画として雑に感じました。
物語としては、興味深かったので残念だけれど。

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ねこたま

4.5ひゃくえむ

2025年10月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

結論から言うとこの作品に出会えてよかった。
アニメの映画ということで2次元のものを想像してたが、作画は変わらずに3次元になりとても滑らかな動きで書かれていてとても作品に入りやすかった。レースが始まる緊張感まで再現されていた。何事にも人生を掛けるほどの頑張りの大切さと恐ろしさを知ることが出来た。なにか自信を無くしてる人や成長をしたい人に見るのを特におすすめします。

とても良い作品でした‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

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きくっち

3.0命の燃やし方は人それぞれ

2025年10月4日
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ひでちゃぴん

3.0原作未読なので、原作をちゃんと読んだらまた印象が全然違うのかもしれ...

2025年10月4日
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原作未読なので、原作をちゃんと読んだらまた印象が全然違うのかもしれないけど、なにも知らないフラットな立場で観たら、あんまり…な映画だった。

漫画の劇場版にありがちな、ダイジェストを観たような印象
一つ一つのシーンにインパクトも余韻もないままサッサと進む
主人公のキャラにも小宮のキャラにも感情移入できず…
哲学っぽい名言そうなセリフが全く頭に入ってこない(これは漫画として文字を追ってたらもう少し頭に入って理解できたかも)セリフだけ宙ぶらりんのような…
というか、「良いこと言ってるだろ?」感が強すぎて、直視できない感じだった
大人編になって主人公に多少感情移入できるかな?と思ったけど、最後までうーんって感じ。
主人公と小宮くんの大人になってからの絡みがもうすこし熱いかな?と思ったけど、そうでもなく…小宮くんのあのよそよそしさ…

一貫して、「なぜ走るのか」がテーマとしてあるのは、陸上の完全個人競技ならではだなぁと思った
4人でリレーを繋いで行く、とかの方がストーリーとしては盛り上がりそうなのに、あくまで100メートルの個人競技にフォーカスしてるのが面白いなと!孤独な戦いだからこそ、哲学的な視点がより多く出てくるのかなと!

映像は全体的に綺麗だった
泣きのシーンのアニメーションだけ、もうちょっとどうにかできなかった…?良いシーンなはずなのに、ちょっと直視できなかった

あとは初手からキャラデザや人の顔の癖が苦手で、最後までその印象が変わらなかった(特に鼻筋が気になってしかたなかった)

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とも

5.0この映画見れば大抵ことは解決する。

2025年10月4日
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題名には「見れば解決する」と書いたが、
本当の意味では違う。
解決策なんてのは既にみんな分かってる。
その現実への向き合い方を強制的に考えさせれる。
そんな映画です。
刺さる人には刺さり、刺さらない人は刺さらない。

106分という時間の中にこの映画で伝えたいことが
最大限に凝縮されています。

いや、この映画の魅力は10秒で
事足りるかもしれない。

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あき

4.0走ることで現実をぼやかして生きる

2025年10月4日
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幽霊部員の仁神がリレーのアンカーを走る前の台詞がかっこよかった。走ることで現実がぼやけるってのは、よくわかるなー。

一位になれなくとも、走ることでしか得られない境地はあるよな

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酷評zero

4.5骨太で純粋に面白いスポーツ人間ドラマ哲学風味!

2025年10月4日
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陸上100メートル走を題材に、誰よりも速く走ることに人生を捧げるスプリンターたちの生き様を描いたスポーツ人間ドラマ。

物語は、主人公・トガシの小学生時代から始まる。

学校一駿足の彼は、その特技で誰よりも一目を置かれ順風満帆な学校生活を送るが、大人びた性格の彼は、その環境が「誰よりも速く100mが走れること」で得られていると認識していた。

そんなトガシの前に、不器用でうまく人と接せられない転校生・小宮が現れ、彼の人生に変化をもたらすべく、小宮が速く走れるよう一緒に訓練していく。そして時は流れ、ふたりはいつしかスプリンターとしてライバルとなってーー。

小学校時代:トガシと小宮の出会いと別れ、中学校時代:トガシの挫折、高校時代:トガシの復活、そして社会人時代:トガシと小宮の再会と、彼の人生の時間軸で描かれている。

物語の根底には、作者が伝えたい人生の哲学的なメッセージが込められており、登場人物たちはいずれも、そのメッセージを表現するために役割が与えられているが、上っ面なキャラクター像にならず、その世界に生きている背景がしっかり描かれ、骨太な作品として感じられる。

本作で特筆すべきは、実写映像をアニメーション映像に巧みにトレースしたであろう映像技術。等身大な現実感と創作物的な作品感、両方の良さを見事に融合させて、エンターテイメント作品に昇華させている。さらに劇中音楽も素晴らしい。

いかんせんキャラクターの描き分けのバリエーションが少なく、さらに少年期、青年期、壮年期と成長度合いも加わるので、各キャラの見分けがつきづらい点は鑑賞しててちょいと苦労した。

事前に公式サイトで予習しておくと鑑賞しやすいよ。

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ヘマ

4.0自分の本音に全フリする

2025年10月4日
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楽しい

知的

斬新

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雲の上のダイヤ

4.0たった10秒、だけれど一生を懸ける

2025年10月3日
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泣ける

興奮

知的

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megane

4.5宣伝が少なすぎませんか?

2025年10月3日
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すごく作り込まれた
気合いの入った映画だと思うんですけど
ほとんど話題になっておらず
宣伝もほとんど見ない

非常にもったいない

チ。が売れたから映画化したのかな?
と思うんだけど
急なアニメ化&映画化にびっくりして
あわてて観に行きました

これたぶんみんな知らないだけで
プロモーション次第でいくらでも
もっと売れる映画だと思う

私は元々100mやってたし
原作もかなり前に読んで好きだったから
単純に映画化は嬉しいし
映画の出来も素晴らしいと思います

ほんともったいない
もっとたくさんの人に観ていただきたい

松坂桃李も染谷将太もヒゲダンも使ったのに
スタッフロールを見ていても
名だたる様々な皆様が協力しているのが
見て取れるので

あーほんともったいない(何度でも言う)

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きみまろ

2.5衝動・緊迫感・強迫観念を失ったパラレル物語

2025年10月3日
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これだけは言える。この映画で動かされた方は原作では"震わされる"はず。「チ。」と同種のゾワゾワがそこにはある。

原作厨ではないけれども、
以下、不本意ながらも原作厨が書く文章になってしまった。

当方、ひゃくえむ。の漫画を読み、映画も観たいと思って鑑賞。
原作の引き込まれたところはどこだろう。
おそらく、衝動・緊迫感・強迫観念、そしてキャラクターの人間味だと思う。

この映画作品にそれがあっただろうか。
ただただ物語が流れていただけように感じた。それでも確かに面白いのかもしれない。
ただ、胸を動かされるようなナニカは全くなく、
キャラクターも「人間味のない、長々と語る、いいヤツ」ばかり。
原作のトガシは、こんなにもただのいいヤツだっただろうか。コミヤへの思いもこんなものだったか。

コンプラやご時世や関係各所多方面に気を遣いすぎたあげくの無個性の走り屋映画。
明らかに言い過ぎなのは確かだが、そう言ってしまいたくなった。

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opp系男子

5.0100mと哲学

2025年10月3日
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原作読了後の鑑賞です。原作に忠実であってアニメーションでより活かされた作品と思いました。
陸上の100mを通じてひとつのことに人生を賭ける意味を哲学的に問う物語。
レースシーンの臨場感はなかなかアニメで感じたことのない種類のものでした。レース前のシーンは実際のレースと同じタイム感だし、選手たちの動きや緊張感をよく表していて息を呑みました。
音に関してもより実写に近く、街の音、公園の音、スタジアムの音、レースの音。それぞれリアルで世界観に入り込む要素になっていました。
完全に感情移入しまして、エンドロールの主題歌「らしさ」の「納得できちゃいない」「これしかないから」「居場所が欲しかったんだ」で号泣でした。

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ルピナス

4.0陸上競技に人生を捧げることを許された「選ばれた人々」の見る世界に肉薄した一作

2025年10月3日
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原作を未読のまま鑑賞したので、当然原作との比較といった詳細な検討はできず、せいぜい「単体の映像作品として面白かったか」という感想を書く程度の内容です。

そして本作は、アニメーションとしての様々な手法を駆使し、陸上競技の選手たちに肉薄した作品として、近年稀にみる作品だと感じました。

本作のエンドクレジットには「ロトスコープ」という見慣れない単語が登場しますが、これは写真や動画の一コマをトレースして作画していく技法です。この方法自体はそこまで斬新ではないのですが、アニメーションなのに実写のような現実感がある、という何とも不思議な映像を作り出すことができます。

このロトスコープの手法を使った映像により、競技中の選手たちに、まるで自分自身が手持ちのカメラで彼らに近づいているかのような臨場感を感じることができる上、画面の揺れの手ブレ感が、さらにその感覚を高めます。

加えて低速シャッターで撮影した画像をトレースしたと思しき、手足などの動きの激しい部位のブレや残像感が、わずか10秒足らずの競技の疾走感を強めています。

トガシら主要登場人物は天才型の選手もいれば努力で這い上がる選手もいるなど顔ぶれが多彩ですが、いずれも陸上競技の勝敗と記録に人生を捧げることを許された「選ばれた人々」という点では一致しています。

本作はそんな常人には想像もできないような世界を一人称的な視点で疑似体験させるのではなく、ぎりぎりまで彼らに寄り添う第三者的視点を保ち続けています。

この、「選ばれた人々」との距離感の近さを体感できるという点において、本作は比類ないほどの存在意義を持っていると感じました!

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yui

3.0・・・・

2025年10月2日
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レースシーンは、実写さながらの臨場感で満足いくのに出会ったが、それ以外は・・・

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nyanpetit2022