劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全111件中、21~40件目を表示

4.5ひゃくえむ。

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

月曜はサービスデー、そこそこの入りでした。
作品はと言うと。
主役達の扱い方、やっぱ『チ。』の味付けでした。
幕切れも賛否あるでしょうが、私には受け入れられました。
驚いたのは、キャラ達がクラウチングの姿勢になった時の、私の動悸。
これから走るかの如く、ドキドキしてました。さらに特筆すべきは、アニメーション。
『鬼滅』では超美麗な、『チェンソーマン』は超高速な。
本作では、くすみやザラザラした質感、さらには揺らぎで伝わるキャラクターの想い。
日本のアニメは素晴らしい。

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映画館難民

4.510秒の世界に一人ひとりの人生が見えた!

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

100メートル走というのは、学生生活を無難にこなしてきた人間にとっては、一つの憧れのようなものがあるのかもしれません(少なくとも私は?)。眩しい太陽の光を浴びて、凄まじい勢いでグランドを駆ける姿はある意味、極上の美学のような気がします。作品の中でトップランナーと言われるメンバーたちが、最高の人生の記録を目指して大地を蹴って走る靴音がめちゃくちゃ涙を誘うような気がしたのは私だけではないでしょう。だから、青春時代の夢や希望が満ちているこの作品に、心が鷲掴みにされたような気がしました。作品の中では、小学校でのライバルの出現、高校でのライバルとの再会、社会人としての人生を賭けたライバルとの決着という風に淡々と描かれますが、ド直球のスピードへの執念にはただただ圧倒されます。人生を真剣に生きている人間の凄みのようなものです。ただ真剣と言っても、私には人生を楽しんでいるとしか思えません。私なりのなんのために走るのかの答えは、「人生を楽しむため」だと、この作品を見て腑に落ちました。あと、素晴らしい哲学的な言霊が続々と出てくるのでただただリスペクト!心に残ったセリフをあげておきます。「不安は対処すべきではない。人生は常に失う可能性に満ちている。そこに命の醍醐味がある。恐怖は不快ではない。安全は愉快ではない。不安とは君自身が君を試す時の感情だ。栄光を前に対価を差し出さなきゃならない時、ちっぽけな細胞の寄せ集め1人。人生なんてくれてやれ」
私見 才能とは生まれ変わるごとに磨かれて行く。今世で果たせなくても、来世以降で果たせるということはいくらでもあると考えます。感謝!!

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三輪

3.0圧倒的な絵力と達観した台詞でねじ伏せられた感じを受ける。

2025年9月22日
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原作未読

映画を観る限り、作者をはじめ製作陣の圧倒的な熱量やパワーを感じさせる力強さがあり、絵の迫力と細密な描写、脚本(セリフ)による伝えたいことをド直球に伝える空気感や緊張感があった。
また大学陸上部、(音響だけの様だが)強豪高校陸上部、名だたるスポーツメーカー、競技場などなど多くのホンモノの協力を得ての製作は、作品に誠実であろうという意思があり、観る側もちゃんと対峙して鑑賞しないといけない雰囲気があったw。

一方、作者の溢れ出る哲学は人生観でもあり、極論100m走ではなくても成立してしまい、また子供だろうが大人だろうが関係なく登場人物を通してその哲学を語らせているのには違和感を感じた。(コレがこの作者が支持されている所以という事は十分わかっています)
主役2人が小学生時代に語る言葉はまるで借り物のようで、「大人びた」で済ますにはさすがに無理があり、少し気持ち悪さを感じてしまったのは残念だった。

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カツベン二郎

4.5生き方、考え方の参考になります

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

ドキドキ

何といっても世界陸上が東京開催で盛り上がっておりましたので、タイミングよく陸上物のアニメが上映されると知って観に行きました。

テーマは100メートルと言う短距離走。一流のアスリートであれば、10秒弱の短い時間の競技ですね。確か桐生選手は47歩で100メートルを駆け抜けると聞いた記憶があります。

この物語は小学校時代に出会った2人の生き方を対比させながら、中学校・高校で新たに出会うライバルや先輩との交流、そこにチームメンバーとのコミュニケーションが織り交ぜられ、特に先輩からの助言に人生の生き方や考え方にとても参考になる言葉がたくさん出てきます。

10秒と言う短い時間に人生全てをかける競技だからこその尖った考え方が垣間見られ、50過ぎのおっさんにもとても響きました。

映画を見終わった直後に、世界陸上の最終競技4 × 100メートルリレー決勝をテレビで見ました。日本人選手のインタビューの様子が、何かこの映画の余韻を感じさせるものであって、とても沁みましたね。

スポーツ物のアニメにあまりハズレは無い気もしますが、私にとって短距離走のアニメは初めてで、とても内容の濃い良い映画だったと思います。

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t.kokubun

1.5いくらなんでも

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

驚く

余りに原作を変えすぎ。そして原作にあった必要な間を取らなすぎ。
にも関わらず意味も意図も分からないオリジナル展開と全く必要のないオリジナルカット、余りに無駄すぎるオリジナルの間を挟んでくる。
意味が全く分からない。制作陣の意図が分からない。
ただ原作の良いところを無くしただけ。
史上最悪の脚本。
アニメーションとbgmは良い

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Z戦士

3.5走ってる時の顔が怖い

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

カワイイ

小さい時から走るのが速くてクラスの人気者だったトガシと、何をやっても上手くいかず現実逃避のためがむしゃらに走っていた転校生の小宮。小宮はトガシに速く走る方法を教えてもらい、放課後に練習を重ねていった。打ち込めるものを見つけた小宮は貪欲に記録を追うようになり、いつしか2人は100メートル走を通じてライバルともいえる関係となっていった。数年後、天才ランナーとして名を馳せていたトガシは、勝ち続けなければならないプレッシャーと戦っていたが、そんな彼の前に、トップランナーのひとりとなった小宮が現れ・・・さてどうなる、という話。

100m走の選手が走る話だけど、確かに小さい頃って喧嘩が強いか、走るのが速いかで人気があったよな、って思った。
努力をして、速く走れるようにはなるとは思うが、競馬でも血で走ると言われるように、努力だけでトップに成れるとは思わないけど、そこはまぁいいか。
普通の時はそうでもないけど、本気で走っている時の顔がみんな怖い。わざとだろうけど、あそこまで怖く描く?
あと、浅草さんが絵も可愛かったし、声優の高橋李依の声、やっぱり良い。

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りあの

5.0予想通りの雰囲気とアニメ、でもその遥か上の雰囲気とアニメ

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

斬新

だいたいこんなムズくて恥ずかしすぎる捨て台詞の数々をよくもまぁ並び立てられるもんだと思って見ていたし、妙にリアルな絵づくりもなんかキモいんですけど、それをとことん徹底していて、内容と一緒で何か求道的なものを製作側に感じて、感心したというか、思わずニンマリしちゃいました。しかも世界陸上真っ最中のこの時期にTBSも絡んでいるこの作品、気合い入ってるなぁなんてさらにニンマリ。
内容とか台詞やストーリーは、ある意味にやにやしながら見ていたんですけど、絵はかなりすげぇーなんて思いながら─。モーションキャプチャーを多用していると思われるような動きの数々に絶妙なバランスで絡み合っている漫画チックな絵が、本当に絶妙で、独特の世界観を確立していた印象です。なので、かなりズレたりぶっ飛んだ内容とか演出でも、違和感なく、むしろごく自然に作品の一部として捉えることができたので、相当没入できたような気がします。

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SH

5.0興奮してる

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

原作も読んでいて、もちろんチ。も好きで
「まぁコレは原作が良いから、『原作と違うっ!』って原理主義のように文句言いながらでも観とかんと、上映すぐ終わっちゃうかもしれんけんね。応援せんとね。」と映画館へ。
 素晴らしかった!
それはもう想像の50倍良かった。
アニメーション映画としても、画面は手描き感もありつつ、なのに!人間の動きをそのまま取り入れて物凄く躍動感がある。
そして、漫画にはない、音!
電車の、雨の、心臓の鼓動、、無音の間!!
音楽にのせてキャラクターが歌い踊るアニメーションは楽しいけれど、
この作品はそうではなく、エンディングまで
歌は流れない。それがこの作品ではとても良い!

漫画原作がこんな風に上手に映画にされて
本当に嬉しい。
観て良かった。未だ興奮して眠れない。
走りたい。

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ちよこ

3.5本気

2025年9月22日
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メリハリのあるアニメ表現には時々驚かされる。キャラクターの説明がコンパクトでありながら重厚で、テンポもよく吸引力がある。この時間でよくまとめたものだと思う。
少年マンガの世界観には好みはある。

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Kj

4.5思い出したこと

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

好きな事は本気でやると楽しい
それを思い出した

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ハイボール

4.5語らせてくれ、真剣で。

2025年9月22日
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興奮

幸せ

ドキドキ

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りんちゃん

3.5密度濃かった

2025年9月21日
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さとし

3.5カクカク走るラファウ的な

2025年9月21日
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アザラシ3

5.0原作を知らなくても楽しめる

2025年9月21日
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泣ける

悲しい

興奮

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パナソニック

3.0手放しで称賛できない

2025年9月21日
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楽しい

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ヤス

4.0クセが強め 笑

2025年9月21日
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突き抜けたキャラがたくさんいて面白かったです。笑
走ることを仕事にすることはきっと想像を絶する大変さなんだろうなと、とても印象深かったです。
世界陸上の時期と重なったこともあって、より一層楽しめました。ありがとうございます。

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オート

2.0改変が多すぎる

2025年9月21日
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さば

4.0走る前の動きからしっかりアニメにするの凄すぎる

2025年9月21日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

斬新

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弁明発射記録

4.0トガシと小宮の因縁

2025年9月21日
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リアルなスプリンターが描かれていました。
松坂桃李は声もイケてました。
良かったです。

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tuna

4.0陸上に殺されるのか、陸上に生かされるのか。

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

昔々、100m走者を主人公にした小山ゆうのマンガ「スプリンター」があった。
どんなストーリーだったか…は記憶の果てだが、
主人公が「自分の肉体だけを使って10秒の壁を越えた瞬間、
目の前の世界はいったいどんなふうに見えるのか」的なセリフがあったのを記憶している。
(人力のみでそんなスピードが出せない自分には見れない世界だと当時思った)

映画「ひゃくえむ。」は、
上記のような瞬間的なものから得る“悟り”や“神の領域に近づく”といった
剣の達人的なアスリートを表現するようなものではなかった。

予告編も公式サイトの説明も全く見ず、もちろん原作本も知らず、
評判の良さ(&「ひゃくえむ。」のタイトルとロゴデザイン)で見たのが功を奏し、
新鮮な驚きをもって映画に接することができた。

映画「ひゃくえむ。」は、
わずか約10秒というその時間と得られる結果(&そこに至る過程)に
走者(人間)は「何を感じ、何を手にし、何を見出すのか」、それがテーマの映画。

見ていて最も驚いたのは、アニメーションという手法で、
ここまで自分の思い、哲学、存在価値、走る意味を深く長く語るのか、と
びっくりした。(実写なら間が持たない、ウソに聞こえる)

もうセリフが満載。

特に残ったのは、
「陸上に殺されるぞ」という人と陸上の関係を示す言葉。

そして、
「いままで自分は明日のために生きてきた。これからは今のために生きる」
「現実から逃避する、そこから逃避するためには現実を知らなければならない」

ムチャクチャうろ覚えだが、そんなセリも心に残った。
(というか、本なら繰り返し読み返して咀嚼することは可能だが、
アニメ=映像という表現手法だと理解が追い付かないこともあった)

今回、アニメーションの凄みとポテンシャルを存分に感じた。
と同時に、陸上競技場のトラックを競技として走ったことがない人間にとって、
一線を超えるアスリートたちの凄みとポテンシャルも存分に感じた。

「ルックバック」を見た時も感じたことだけど、
日本のアニメーション作品の表現力はどこまで広がってくんだろうか。

小さいハコだったけど、ほぼ満席だった。
映画館で映画を見るのは本当にいいね。

蛇足‥‥
ただ、閉口したのはエンドロールの音楽。
あれだけ映画のなかで存分に“語った”のに、
なぜ、歌詞で“語る”系の髭ダンの歌を選んだのだろうか。

メロディと楽器で余韻を醸すインストルメンタルで良かったのになぁ…
と思った次第。

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リュウジ
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