劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全372件中、281~300件目を表示

4.5生き方、考え方の参考になります

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

ドキドキ

何といっても世界陸上が東京開催で盛り上がっておりましたので、タイミングよく陸上物のアニメが上映されると知って観に行きました。

テーマは100メートルと言う短距離走。一流のアスリートであれば、10秒弱の短い時間の競技ですね。確か桐生選手は47歩で100メートルを駆け抜けると聞いた記憶があります。

この物語は小学校時代に出会った2人の生き方を対比させながら、中学校・高校で新たに出会うライバルや先輩との交流、そこにチームメンバーとのコミュニケーションが織り交ぜられ、特に先輩からの助言に人生の生き方や考え方にとても参考になる言葉がたくさん出てきます。

10秒と言う短い時間に人生全てをかける競技だからこその尖った考え方が垣間見られ、50過ぎのおっさんにもとても響きました。

映画を見終わった直後に、世界陸上の最終競技4 × 100メートルリレー決勝をテレビで見ました。日本人選手のインタビューの様子が、何かこの映画の余韻を感じさせるものであって、とても沁みましたね。

スポーツ物のアニメにあまりハズレは無い気もしますが、私にとって短距離走のアニメは初めてで、とても内容の濃い良い映画だったと思います。

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t.kokubun

1.5いくらなんでも

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

驚く

余りに原作を変えすぎ。そして原作にあった必要な間を取らなすぎ。
にも関わらず意味も意図も分からないオリジナル展開と全く必要のないオリジナルカット、余りに無駄すぎるオリジナルの間を挟んでくる。
意味が全く分からない。制作陣の意図が分からない。
ただ原作の良いところを無くしただけ。
史上最悪の脚本。
アニメーションとbgmは良い

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Z戦士

3.5走ってる時の顔が怖い

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

カワイイ

小さい時から走るのが速くてクラスの人気者だったトガシと、何をやっても上手くいかず現実逃避のためがむしゃらに走っていた転校生の小宮。小宮はトガシに速く走る方法を教えてもらい、放課後に練習を重ねていった。打ち込めるものを見つけた小宮は貪欲に記録を追うようになり、いつしか2人は100メートル走を通じてライバルともいえる関係となっていった。数年後、天才ランナーとして名を馳せていたトガシは、勝ち続けなければならないプレッシャーと戦っていたが、そんな彼の前に、トップランナーのひとりとなった小宮が現れ・・・さてどうなる、という話。

100m走の選手が走る話だけど、確かに小さい頃って喧嘩が強いか、走るのが速いかで人気があったよな、って思った。
努力をして、速く走れるようにはなるとは思うが、競馬でも血で走ると言われるように、努力だけでトップに成れるとは思わないけど、そこはまぁいいか。
普通の時はそうでもないけど、本気で走っている時の顔がみんな怖い。わざとだろうけど、あそこまで怖く描く?
あと、浅草さんが絵も可愛かったし、声優の高橋李依の声、やっぱり良い。

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りあの

5.0予想通りの雰囲気とアニメ、でもその遥か上の雰囲気とアニメ

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

斬新

だいたいこんなムズくて恥ずかしすぎる捨て台詞の数々をよくもまぁ並び立てられるもんだと思って見ていたし、妙にリアルな絵づくりもなんかキモいんですけど、それをとことん徹底していて、内容と一緒で何か求道的なものを製作側に感じて、感心したというか、思わずニンマリしちゃいました。しかも世界陸上真っ最中のこの時期にTBSも絡んでいるこの作品、気合い入ってるなぁなんてさらにニンマリ。
内容とか台詞やストーリーは、ある意味にやにやしながら見ていたんですけど、絵はかなりすげぇーなんて思いながら─。モーションキャプチャーを多用していると思われるような動きの数々に絶妙なバランスで絡み合っている漫画チックな絵が、本当に絶妙で、独特の世界観を確立していた印象です。なので、かなりズレたりぶっ飛んだ内容とか演出でも、違和感なく、むしろごく自然に作品の一部として捉えることができたので、相当没入できたような気がします。

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SH

5.0興奮してる

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

原作も読んでいて、もちろんチ。も好きで
「まぁコレは原作が良いから、『原作と違うっ!』って原理主義のように文句言いながらでも観とかんと、上映すぐ終わっちゃうかもしれんけんね。応援せんとね。」と映画館へ。
 素晴らしかった!
それはもう想像の50倍良かった。
アニメーション映画としても、画面は手描き感もありつつ、なのに!人間の動きをそのまま取り入れて物凄く躍動感がある。
そして、漫画にはない、音!
電車の、雨の、心臓の鼓動、、無音の間!!
音楽にのせてキャラクターが歌い踊るアニメーションは楽しいけれど、
この作品はそうではなく、エンディングまで
歌は流れない。それがこの作品ではとても良い!

漫画原作がこんな風に上手に映画にされて
本当に嬉しい。
観て良かった。未だ興奮して眠れない。
走りたい。

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ちよこ

3.5本気

2025年9月22日
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メリハリのあるアニメ表現には時々驚かされる。キャラクターの説明がコンパクトでありながら重厚で、テンポもよく吸引力がある。この時間でよくまとめたものだと思う。
少年マンガの世界観には好みはある。

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Kj

4.5思い出したこと

2025年9月22日
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好きな事は本気でやると楽しい
それを思い出した

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ハイボール

4.5語らせてくれ、真剣で。

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ドキドキ

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りんちゃん

4.0100メートル走のお仕事映画

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

魚豊先生原作の漫画を映画化した作品でした。原作は未読で、事前に得た情報といえば映画館で何度か観た予告編くらいでしたが、松坂桃李と染谷将太という好きな俳優が主演の声を担当すると聞き、鑑賞してきました。

物語は題名の通り、100メートル走に人生を懸けるトガシ(松坂桃李)を中心とした男たちが、自分自身やライバルと向き合いながらひたすら走り続ける青春群像劇でした。主人公トガシの小学生時代から、中学・高校、そして社会人に至るまでの成長譚でもありましたが、徹頭徹尾「100メートル走」がテーマ。様々なタイプの選手たちの心理描写が、漫画的な誇張を交えつつも緻密に描かれており、意外にも強いリアリティを感じました。

高校時代のエピソードでは、入学当初こそ自信を失い陸上部に入部しなかったトガシが、先輩の女子部員に声をかけられる場面があります。そこで一瞬、恋愛要素も描かれるのかと思いましたが、すぐに彼の闘争心に火がつき陸上部へ入部。結局、恋愛要素はほとんどなく、またよくある家族ドラマや滑りがちなギャグも排され、本当に「走ること」だけに焦点を当てた作品でした。その意味で、100メートル走のお仕事映画とも言えるもので、題名に偽りのない潔さがあり、大いに評価したいと思います。

一方で、やや馴染めなかったのが表情の描き方です。衝撃を受けたシーンなどで見せる顔が、どこか楳図かずお先生を思わせるタッチで描かれており、作品全体の雰囲気と少し合わないように感じました。しかし、登場人物の心象を風景へと投影するような演出は非常に効果的で、印象に残りました。

そんな訳で、本作の評価は★4.0とします。

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鶏

3.5密度濃かった

2025年9月21日
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さとし

3.5カクカク走るラファウ的な

2025年9月21日
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アザラシ3

5.0原作を知らなくても楽しめる

2025年9月21日
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泣ける

悲しい

興奮

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パナソニック

3.0手放しで称賛できない

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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ヤス

4.0クセが強め 笑

2025年9月21日
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突き抜けたキャラがたくさんいて面白かったです。笑
走ることを仕事にすることはきっと想像を絶する大変さなんだろうなと、とても印象深かったです。
世界陸上の時期と重なったこともあって、より一層楽しめました。ありがとうございます。

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オート

2.0改変が多すぎる

2025年9月21日
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さば

4.0走る前の動きからしっかりアニメにするの凄すぎる

2025年9月21日
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楽しい

興奮

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弁明発射記録

4.0トガシと小宮の因縁

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

リアルなスプリンターが描かれていました。
松坂桃李は声もイケてました。
良かったです。

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tuna

4.0陸上に殺されるのか、陸上に生かされるのか。

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

昔々、100m走者を主人公にした小山ゆうのマンガ「スプリンター」があった。
どんなストーリーだったか…は記憶の果てだが、
主人公が「自分の肉体だけを使って10秒の壁を越えた瞬間、
目の前の世界はいったいどんなふうに見えるのか」的なセリフがあったのを記憶している。
(人力のみでそんなスピードが出せない自分には見れない世界だと当時思った)

映画「ひゃくえむ。」は、
上記のような瞬間的なものから得る“悟り”や“神の領域に近づく”といった
剣の達人的なアスリートを表現するようなものではなかった。

予告編も公式サイトの説明も全く見ず、もちろん原作本も知らず、
評判の良さ(&「ひゃくえむ。」のタイトルとロゴデザイン)で見たのが功を奏し、
新鮮な驚きをもって映画に接することができた。

映画「ひゃくえむ。」は、
わずか約10秒というその時間と得られる結果(&そこに至る過程)に
走者(人間)は「何を感じ、何を手にし、何を見出すのか」、それがテーマの映画。

見ていて最も驚いたのは、アニメーションという手法で、
ここまで自分の思い、哲学、存在価値、走る意味を深く長く語るのか、と
びっくりした。(実写なら間が持たない、ウソに聞こえる)

もうセリフが満載。

特に残ったのは、
「陸上に殺されるぞ」という人と陸上の関係を示す言葉。

そして、
「いままで自分は明日のために生きてきた。これからは今のために生きる」
「現実から逃避する、そこから逃避するためには現実を知らなければならない」

ムチャクチャうろ覚えだが、そんなセリも心に残った。
(というか、本なら繰り返し読み返して咀嚼することは可能だが、
アニメ=映像という表現手法だと理解が追い付かないこともあった)

今回、アニメーションの凄みとポテンシャルを存分に感じた。
と同時に、陸上競技場のトラックを競技として走ったことがない人間にとって、
一線を超えるアスリートたちの凄みとポテンシャルも存分に感じた。

「ルックバック」を見た時も感じたことだけど、
日本のアニメーション作品の表現力はどこまで広がってくんだろうか。

小さいハコだったけど、ほぼ満席だった。
映画館で映画を見るのは本当にいいね。

蛇足‥‥
ただ、閉口したのはエンドロールの音楽。
あれだけ映画のなかで存分に“語った”のに、
なぜ、歌詞で“語る”系の髭ダンの歌を選んだのだろうか。

メロディと楽器で余韻を醸すインストルメンタルで良かったのになぁ…
と思った次第。

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リュウジ

4.0リアルなアスリートの姿の説得力

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

斬新

魚豊氏の漫画原作のアニメ映画化。ロトスコープ使用ですべてのシーンの体の動きがとてもリアル。魚豊氏の絵にもマッチしている。背景も含めて見入ってしまった。

ストーリーは割と単純だが、いくつかのエピソードが重なるためか、なんとなく筋がぼやけた感じになって、映画的なカタルシスが少し弱いのが残念。

アスリートとしての苦悩や、スポーツに人生を賭けている重みは理解できるが、トガシに焦点をあてたいのか、小宮を描きたいのかが今一歩わかりにくい。

ただ圧倒的なビジュアルインパクトがあり、それだけでも観る価値充分。

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PJLBN

4.0【”大抵の事は100mを誰よりも早く走れば解決する。”今作は、100mトップアスリートの孤独、焦燥、挫折、諦観、希望、喜びを描いた、人生の名言にも似た選手たちの言葉が響く作品である。】

2025年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

■申し訳ない限りだが、原作の事は、全く知らず、”東京?”2025世界陸上競技選手権大会が行われているからかな?”位の軽い気持ちで劇場に行ったら、ナント満席(120席の小さいホールだけれども)で、ビックリ。
 けれども、映画館が満席というのは、私のような地方居住者にとっては滅多にない事で、嬉しき限りである。

◆感想<シンプルにね!>

・今作では富樫と小宮の小学生の時の出会いからの、多数の100mトップアスリートのライバルを交えた20数年の関係性を描いている。
 ご存じの通り、陸上100m競技は、陸上競技の花形であり、数秒で終わるのに観ていても実に面白い競技である。
 それは、人間が身一つでシンプルに100mを駆け抜ける姿が、何故か観ていて興奮を齎すからだと思う。

・今作では、100mトップアスリート達の20数年孤独、焦燥、挫折、諦観、希望、喜びを描いている。
 選手たちが口にする数少ない台詞は、人生の名言にも似ており、その言葉が響く作品である。

<マラソンや駅伝の映画は良く見るが、100m競技の映画は、観た記憶がない。
 だが、実に面白かったモノである。灯台下暗しであろうか。>

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NOBU
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