劇場公開日 2025年9月19日

ひゃくえむ。のレビュー・感想・評価

全305件中、221~240件目を表示

4.5語らせてくれ、真剣で。

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ドキドキ

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りんちゃん

4.0100メートル走のお仕事映画

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

魚豊先生原作の漫画を映画化した作品でした。原作は未読で、事前に得た情報といえば映画館で何度か観た予告編くらいでしたが、松坂桃李と染谷将太という好きな俳優が主演の声を担当すると聞き、鑑賞してきました。

物語は題名の通り、100メートル走に人生を懸けるトガシ(松坂桃李)を中心とした男たちが、自分自身やライバルと向き合いながらひたすら走り続ける青春群像劇でした。主人公トガシの小学生時代から、中学・高校、そして社会人に至るまでの成長譚でもありましたが、徹頭徹尾「100メートル走」がテーマ。様々なタイプの選手たちの心理描写が、漫画的な誇張を交えつつも緻密に描かれており、意外にも強いリアリティを感じました。

高校時代のエピソードでは、入学当初こそ自信を失い陸上部に入部しなかったトガシが、先輩の女子部員に声をかけられる場面があります。そこで一瞬、恋愛要素も描かれるのかと思いましたが、すぐに彼の闘争心に火がつき陸上部へ入部。結局、恋愛要素はほとんどなく、またよくある家族ドラマや滑りがちなギャグも排され、本当に「走ること」だけに焦点を当てた作品でした。その意味で、100メートル走のお仕事映画とも言えるもので、題名に偽りのない潔さがあり、大いに評価したいと思います。

一方で、やや馴染めなかったのが表情の描き方です。衝撃を受けたシーンなどで見せる顔が、どこか楳図かずお先生を思わせるタッチで描かれており、作品全体の雰囲気と少し合わないように感じました。しかし、登場人物の心象を風景へと投影するような演出は非常に効果的で、印象に残りました。

そんな訳で、本作の評価は★4.0とします。

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鶏

3.5密度濃かった

2025年9月21日
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さとし

3.5カクカク走るラファウ的な

2025年9月21日
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アザラシ3

5.0原作を知らなくても楽しめる

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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パナソニック

3.0手放しで称賛できない

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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ヤス

4.0クセが強め 笑

2025年9月21日
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突き抜けたキャラがたくさんいて面白かったです。笑
走ることを仕事にすることはきっと想像を絶する大変さなんだろうなと、とても印象深かったです。
世界陸上の時期と重なったこともあって、より一層楽しめました。ありがとうございます。

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オート

2.0改変が多すぎる

2025年9月21日
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さば

4.0走る前の動きからしっかりアニメにするの凄すぎる

2025年9月21日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

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斬新

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弁明発射記録

4.0トガシと小宮の因縁

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

リアルなスプリンターが描かれていました。
松坂桃李は声もイケてました。
良かったです。

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tuna

4.0陸上に殺されるのか、陸上に生かされるのか。

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

昔々、100m走者を主人公にした小山ゆうのマンガ「スプリンター」があった。
どんなストーリーだったか…は記憶の果てだが、
主人公が「自分の肉体だけを使って10秒の壁を越えた瞬間、
目の前の世界はいったいどんなふうに見えるのか」的なセリフがあったのを記憶している。
(人力のみでそんなスピードが出せない自分には見れない世界だと当時思った)

映画「ひゃくえむ。」は、
上記のような瞬間的なものから得る“悟り”や“神の領域に近づく”といった
剣の達人的なアスリートを表現するようなものではなかった。

予告編も公式サイトの説明も全く見ず、もちろん原作本も知らず、
評判の良さ(&「ひゃくえむ。」のタイトルとロゴデザイン)で見たのが功を奏し、
新鮮な驚きをもって映画に接することができた。

映画「ひゃくえむ。」は、
わずか約10秒というその時間と得られる結果(&そこに至る過程)に
走者(人間)は「何を感じ、何を手にし、何を見出すのか」、それがテーマの映画。

見ていて最も驚いたのは、アニメーションという手法で、
ここまで自分の思い、哲学、存在価値、走る意味を深く長く語るのか、と
びっくりした。(実写なら間が持たない、ウソに聞こえる)

もうセリフが満載。

特に残ったのは、
「陸上に殺されるぞ」という人と陸上の関係を示す言葉。

そして、
「いままで自分は明日のために生きてきた。これからは今のために生きる」
「現実から逃避する、そこから逃避するためには現実を知らなければならない」

ムチャクチャうろ覚えだが、そんなセリも心に残った。
(というか、本なら繰り返し読み返して咀嚼することは可能だが、
アニメ=映像という表現手法だと理解が追い付かないこともあった)

今回、アニメーションの凄みとポテンシャルを存分に感じた。
と同時に、陸上競技場のトラックを競技として走ったことがない人間にとって、
一線を超えるアスリートたちの凄みとポテンシャルも存分に感じた。

「ルックバック」を見た時も感じたことだけど、
日本のアニメーション作品の表現力はどこまで広がってくんだろうか。

小さいハコだったけど、ほぼ満席だった。
映画館で映画を見るのは本当にいいね。

蛇足‥‥
ただ、閉口したのはエンドロールの音楽。
あれだけ映画のなかで存分に“語った”のに、
なぜ、歌詞で“語る”系の髭ダンの歌を選んだのだろうか。

メロディと楽器で余韻を醸すインストルメンタルで良かったのになぁ…
と思った次第。

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リュウジ

4.0リアルなアスリートの姿の説得力

2025年9月21日
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斬新

魚豊氏の漫画原作のアニメ映画化。ロトスコープ使用ですべてのシーンの体の動きがとてもリアル。魚豊氏の絵にもマッチしている。背景も含めて見入ってしまった。

ストーリーは割と単純だが、いくつかのエピソードが重なるためか、なんとなく筋がぼやけた感じになって、映画的なカタルシスが少し弱いのが残念。

アスリートとしての苦悩や、スポーツに人生を賭けている重みは理解できるが、トガシに焦点をあてたいのか、小宮を描きたいのかが今一歩わかりにくい。

ただ圧倒的なビジュアルインパクトがあり、それだけでも観る価値充分。

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PJLBN

4.0【”大抵の事は100mを誰よりも早く走れば解決する。”今作は、100mトップアスリートの孤独、焦燥、挫折、諦観、希望、喜びを描いた、人生の名言にも似た選手たちの言葉が響く作品である。】

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

■申し訳ない限りだが、原作の事は、全く知らず、”東京?”2025世界陸上競技選手権大会が行われているからかな?”位の軽い気持ちで劇場に行ったら、ナント満席(120席の小さいホールだけれども)で、ビックリ。
 けれども、映画館が満席というのは、私のような地方居住者にとっては滅多にない事で、嬉しき限りである。

◆感想<シンプルにね!>

・今作では富樫と小宮の小学生の時の出会いからの、多数の100mトップアスリートのライバルを交えた20数年の関係性を描いている。
 ご存じの通り、陸上100m競技は、陸上競技の花形であり、数秒で終わるのに観ていても実に面白い競技である。
 それは、人間が身一つでシンプルに100mを駆け抜ける姿が、何故か観ていて興奮を齎すからだと思う。

・今作では、100mトップアスリート達の20数年孤独、焦燥、挫折、諦観、希望、喜びを描いている。
 選手たちが口にする数少ない台詞は、人生の名言にも似ており、その言葉が響く作品である。

<マラソンや駅伝の映画は良く見るが、100m競技の映画は、観た記憶がない。
 だが、実に面白かったモノである。灯台下暗しであろうか。>

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NOBU

4.0哲学アニメ!圧倒的なサウンド!劇場で観るべき作品!

2025年9月21日
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知的

ドキドキ

単なるアニメではない!
100m走者は、ただ一瞬の10秒間に全てをかける哲学者なのか。
誰でも栄光のピークを目指し、いつかは自分のピークを超えていく者が現れる。
ラストの10秒間は圧巻、いい作品だ!サウンドもいい!
この作品は映画館で観るべき!
まさに今日は、世界陸上最終日、男子4✖️100mの決勝だ!頑張れサムライ日本!

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一歩

4.5人生に値する10秒

2025年9月21日
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■ 作品情報
漫画家・魚豊の連載デビュー作をアニメーション映画化。監督は岩井澤健治。脚本はむとうやすゆき。キャラクターデザイン・総作画監督は小嶋慶祐、音楽は堤博明。主題歌はOfficial髭男dismの「らしさ」。アニメーション制作はロックンロール・マウンテン、製作は『ひゃくえむ。』製作委員会。主要な声の出演は、松坂桃李、染谷将太、内山昂輝、津田健次郎、高橋李依、種﨑敦美、悠木碧ら豪華キャスト陣。

■ ストーリー
生まれつき足が速く、常に周囲の羨望を集めてきた“才能型”の少年・トガシと、辛い現実から逃れるためにひたすら走り続ける“努力型”の転校生・小宮。二人は放課後の練習を通じて100メートル走にのめり込み、やがてライバルであり親友ともいえる関係を築き上げる。数年後、天才ランナーとして名を馳せ、勝利への恐怖に囚われるトガシの前に、トップランナーの一人として成長した小宮が現れる。この100メートルという短い距離に、彼らの人生と走る意味が凝縮されていく。

■ 感想
本作は、アスリートたちの「100メートル」という一瞬の輝きに賭ける、狂気にも似た情熱をまざまざと見せつけてくれます。スクリーンに映し出される彼らの心中は、まさに人生そのもの。走ることにそれぞれが抱く想いは、観る者の心にも深く突き刺さります。彼らが命を削って走るその姿は、自身に生きる意味を問い続けているかのようです。そして、そこに「正解はない」という尊い真理を教えてくれているようです。

レースシーンの凄まじい臨場感には、文字どおり息をのみます。アグレッシブなカメラワークで描かれる熱気は、まるで自分もトラックに立っているかのような感覚に陥らせ、呼吸を忘れてしまうほどです。特に、実写映像を基に作画するロトスコープというアニメーション技法が用いられているため、アスリートたちの動きが非常に自然でリアルに感じられます。その生々しい躍動感が、アスリートたちそれぞれの思いを伴って、観る者の涙腺を刺激し、知らず知らずのうちに熱いものが込み上げてきます。

アスリートたちが背負う計り知れないプレッシャー、それでも走り続ける彼らの姿は、強く心を揺さぶります。走る意味は人それぞれで、しかもそれは常に変化し、その10秒に文字通り人生のすべてを懸けている彼らの「熱」が、確かにこちらにも伝わってきます。本作は、スポーツの枠を超え、人生をかけるに値するものに出会えた人々の生きざまを描き切った、魂を震わせる傑作だと感じます。

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おじゃる

4.0作画にロトスコープで実写に近い生々しさ

2025年9月21日
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泣ける

興奮

ドキドキ

今回も副音声付で鑑賞、今回から骨伝導のイヤホンを使ってです。聞いた感じよりクリアになり鮮明になって快適に鑑賞できました。
余計な話はここまで、この映画ひやくえむは作画がロトスコープで映像化しているので生身の人間みたいですね。これを人間が演じりとスカスカな映像になってしまうのがミソです。
映画を見てて感じたのはレース中に回想など入れず余計な映像も入れず淡々としたところです。
私も高校の時陸上部だったので考え深く見ました。なかなか面白かったです。

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芭蕉翁

4.5最後の10秒を描ききった

2025年9月21日
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原作は読んでいません、知らずに観るのか良いだろうと思ってました
最後のレースの前の長回しのスタートから一転して見ているもの息苦しささえ感じてしまう歪んだ描写から最後の清々しいカットまで

ああ、これで終わった良かった
ちょっと陳腐な言葉で評価するのがはばかられます
ここを入り口に語られなかった様々な生き様に興味が持てれば最高だし、あの言葉の重みはそこにあるのか!と気が付かされれば最高だな

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Kotapon

2.5原作とは別物

2025年9月21日
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原作のあのボリュームをどうやって2時間に収めるんだろうと不安には思っていたのですが、ラグビー部とのリレー対決を丸々カットしたんですね……
陸上への情熱を失ったトガシや仁神が再び情熱を取り戻す過程が描かれた重要なエピソードなので、それを取り除いた劇場版では、一度辞めた彼らがなんでまた走ろうと思い直したのか見ていても意味不明でした。
また、キャラクターの心情吐露をモノローグ形式で見せるのも原作の大きな魅力だったと思うのですが、それも劇場版では全てカットされてました。(これは本当に驚きでした。)この結果として、アニメ的な表現は手が込んでいたものの、100mの競走シーンはとても淡白であっさり終わります。ただし、これは原作とのギャップにより私がそう感じてしまっただけな気もするので、原作を知らなければ、これはこれでアリだったかもしれません。

レビューの評価が高いので期待してしまったのですが、原作ファンはだいぶ肩透かしを食らうので、劇場版は別物であると念頭に置いた方が良いです。

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サンダル大好き

3.0スッキリしない

2025年9月21日
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原作未読です。
シンプルに100mに情熱を傾ける男達に焦点を絞ったストーリーは面白かったと思う。
アニメーションについても私は詳しくはないが普段見ないような技術が使われているように感じて、特に中盤の雨のレースシーンは見応えがあった。

ただ登場人物の精神的な葛藤は描かれていても実際に速く走るためにどんな努力をしてきたかという点がほぼ描かれていなかったところが気になる。
途中日本記録保持者の哲学的なセリフが出てきたのも説教臭く感じてしまった。
このあたりは尺の問題もあるのかもしれないが小宮が何故あんなに速くなったのか、トガシが天性の才能で速いのはいいとしても練習場面は出てこない。
その他の選手についても同様である。

そのため登場人物に対する感情移入が出来ず後半のレースは単に足の速い選手達の競争になり誰が勝っても負けても感動するには至らなかった。
最後の場面もスッキリしないな~。

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sazanami

3.0正直...

2025年9月21日
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ふら
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