「アニメの新しい映像表現と心理描写」ひゃくえむ。 オーばやしさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメの新しい映像表現と心理描写
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これまでのアニメの表現とはベクトルの違う新しさを魅せてくれた点は「ルックバック」に近いものがある(表現方法が似ているという意味ではない)。
実際の人間の動きを撮影してアニメに描き起こすロトスコープという手法は、大昔のディズニーアニメ映画でもやっている古典的手法だが、単純にトレースしているわけではない。
そこには原作とは違うキャラクターの深堀り方が加筆されている。セリフ、モノローグではなく、動き、描線、そういう「アニメ」でしか表現できない方法で内面を表現している。
小宮のキャラクターは原作漫画とは大きく違うが、限りある上映時間の中でキャラを明確に立たせる手法として、素晴らしい脚本だと思う。
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