「原作の良さを全部消したチープな映画」ひゃくえむ。 ねもうすさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の良さを全部消したチープな映画
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がっかりです。
以下がっかりポイントを挙げます。
①小学生編
・100mを早く走ることができるという熱にやられた冨樫が、同級生を殴るシーンがなく、ただの応援になってしまっている
・小宮と冨樫の最後の競走で、冨樫は「あのまま走り続けたら小宮に負けたのではないだろうか、、、」という後のトラウマに繋がるような描写がない(負けが確定した描写になっていて不服)
②高校生編
・仁神の内省描写が無さすぎて、なぜ部活に戻ったのか?がスッと入ってこない
・絶対にラグビー部との描写を描くべきだった。仁神を長く安く登場させてしまった
・雨のシーンが見づらく疲れた
・原作では冨樫は陸上をやめようと思ったのではなく、距離を置こうと思っただけで、細かいニュアンスが異なった
③社会人編
・才能が枯渇した内省がなかった
・肉離れでクビになったが、コーチの座を用意するとかいう何のためかわからないフォローが入っていて意味不明
総じて、原作厨ではないけどもあまりに原作の良さを全て殺していて、全くよく良くなかった。原作を見たことない人と観に行ったが、普通くらいの感想だったので、まあ駄作になってしまったんだろうと思う
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