劇場公開日 2025年9月19日

「ゼッタイに世陸の後。」ひゃくえむ。 そろそろだな。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 ゼッタイに世陸の後。

2025年9月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スポーツアニメ(そんなジャンルがあるか知らんけど)の進化が凄まじい。スラダンを彷彿とさせる、その表現で100mの10秒を感じさせながら描く。音楽の岩井澤監督と知り納得(音楽も良かった!)。アスリートを描くにあたりポイントは3つあると思っていて、1つ目は悲哀や名言、スランプやその復活などの心の機微。そして圧倒的な臨場感。小説なら言葉で紡ぐことでスピード感や葛藤などを頭の中で映像化できるが、そもそも映画なので圧倒さは、とても大事なファクター。最後は冷酷で残酷な世界感。いずれもちょーどよく描かれている。(前述の「音楽」では、プレイヤーの高揚感や没入感、放たれるアドレナリン。そして何よりも音の視覚化)
競技の臨場感や応援のテンションがシンクロするのは、個人的に世陸観戦後の余韻が残っているからヤバさが2倍。
更に、世陸を放映し続けたTBSが出資者として名を連ねているのが憎い。
スポーツブランドやスタジアムなど名称や商標使用協力も惜しみなくリアルを担保。
講談社の名前が見つからないのは大人の理由か?

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そろそろだな。
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