宝島のレビュー・感想・評価
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役者よし!演技よし!熱量もよし!ただ惜しい……
191分の大作で、キャストの熱演や制作陣の熱量は確かに伝わってきました。妻夫木聡や窪田正孝、広瀬すずらの存在感は強く、日本映画としては破格のスケールです。
ただ長尺ゆえに冗長に感じる場面も多く、映画としてのテンポは緩慢。オンが命を懸けて守った“戦果=ウタ”が未来につながらずに終わってしまう展開も残念で、犠牲の意味が薄れてしまいました。埋葬のシーンも蛇足に感じます。
意欲作であることは間違いありませんが、観終わって残ったのは「惜しい」という感覚と同時に、結局この映画は何を一番伝えたかったのか、腑に落ちない思いでした。
俳優陣や制作の熱量は伝わるが…
先行試写で鑑賞。
俳優陣、制作の熱量は十分に伝わります。
伝えたいことがたくさんあるのはわかりますが、やはり190分という長尺感は否めません。
映画というエンタメに昇華するには削るところは大胆に削ってまとめないと観客には刺さりません。
単に歴史を描きたいならドキュメンタリーにすればいいので。
ストーリーについての感想は、原作未読なのでそういう話だと言われたら仕方ないですが、オンが手に入れた予定外の戦果であるウタが、未来に命をつながず結局死んでしまうのはがっかりでした。
オンが自分の命に代えて守ったものが未来に生きたならもう少し感動できたかも。
オンの亡骸を皆で埋葬するシーンもリアリティに欠けていて興ざめしてしまい、私が監督なら間違いなく削るシーンです。
3時間超えを観終わったあとの率直な感想は、うーん、です。
妻夫木聡や窪田正孝、広瀬すずの演技は素晴らしいし決してダメな作品ではないですが、リピーターには期待できず25億円の制作費が回収できるか心配です。
新聞や戦後生まれの人から聞いてた信実
新聞や戦後生まれの人から聞いてた歴史に残る事件が映像に先ずはスケールと引きこ混れる立体感があり宝島に没入出来た。戦後日本が日本にあるために真実を信実に正義取り戻すために唯一無二事件のことだと感じる!もう一回時間をおいてパンフレットや二子玉川の衣装展示を観返してまた違う映画館でみたいと思いました!!
沖縄の苦しみ
…沖縄は
終戦から1972年までアメリカの統治下
にあり理不尽なことで反発をもっていた
戦争が終わっても
沖縄の戦いは終わってなかった
終盤に妻夫木と窪田との対峙する所は
…感動する
レイ(窪田)の米軍には負けないと
戦いに挑む感情が凄い
それに対しグスク(妻夫木)
二十年、三十年後には幸せな時代に
なると泣きながらの演技
デモの風景とラストの暴動
の様子はスゴいと驚いたけど
エンドロールの写真の映像が
それ以上の人達でビックリした
…戦後八十年
確かにグスクが言ったように
沖縄も自由に幸せな時代になった
(米軍基地は残ったが)
でも世界情勢は戦争があちこちで起きて
レイの言葉が蘇ってくる
…妻夫木さんは
塚本晋也さんとのコンビはよかったです
でも"品"(上品さ)が邪魔したかなという印象
役者さんの熱量は「国宝」に勝るとも劣らず
エキストラの皆さんも含め、妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さん、瀧内公美と、役者さん達のもの凄いエネルギーを感じた作品。
正直、3時間超えという上映時間にビビりながらの鑑賞だったが、その役者さんたちの熱量のおかげであっという間に感じた。
終盤に差し掛かるまでは5点を付けたい!と思っていたのだが、ラストのまとめ方で少々トーンダウンしてしまったので0.5点減。
さらに、沖縄の言葉が恐らく原作に忠実だったんだろうとは思うのだけれど、ほぼほぼ聞き取れず、映像からきっとこういうことを言ってるんだろうな...という予想で進んで行ってしまう場面も割とあったので0.5点減。(若干分かりやすい言葉にするか、もしくはどうやっても理解不能な言葉のところではせめて字幕を付けて欲しかった)
ただ、終戦当時からの沖縄の方々が味わってきた辛さの何割かでも肌で感じることが出来たのは観る価値があったと思う。
ピエール瀧さんが出てこられたあたりで映画「凶悪」感を感じ、窪田正孝さん(やる方)・妻夫木聡さん(やられる方)の暴力シーンでは映画「孤狼の血」感を、永山瑛太さんには映画「福田村事件」で演じられた沼部新助感を感じてしまった。
にしても、皆さん、凄い役者魂を感じられる演技で素晴らしかった。
いろいろ書いたけれど、観る価値は十分にある作品だと思う。
(細部確認の為、原作読みます)
俳優陣による圧巻の演技を堪能
戦争と日本、戦争と沖縄、沖縄と米軍基地、
これがストーリーの背景にあるため、
非常に重厚なつくりあがりとなっている。
主人公グスク(妻夫木聡)が行方不明になった
英雄的存在のオン(永山瑛太)を探すために
刑事となり米軍と接触するなど、
さまざまな手を尽くすのが基本線。
グスクのみならず、
オンの恋人ヤマコ(広瀬すず)は学校の先生に、
仲間のレイ(窪田正孝)はヤクザになり、
それそれがオンへの想いを忘れずに彼を探す。
オンの徳尚(塚本晋也)とのバディ感が実に良いし、
オンの熱いキャラクターもグッときた。
ヤマコが沖縄返還運動に身を投じたり、
レイが過激になっていくところも、実に熱い。
特に広瀬すずの演技は今まで見たことのない表情が見れて
さらに一皮むけた感がある。
最後の30分はオンが辿った道のりが明かされるが
これまたジンワリ心に沁みるラストだった。
大友啓史監督とあって、
画面のザラついた感じや、敢えてヨゴシた人物の身なり、
スピード感と痛さを感じるアクションシーン、
どれも期待通りであった。
やはり圧巻は長回しの暴動シーンだろう。
このシーンのグスクの「なんくるならんぞー!」は
この作品で最も響いたセリフ。
笑うグスクも記憶に残る名シーン。
戦後80年、今なお解決しない基地問題。
沖縄だけに押し付けていいのか?をあらためて問うている
作品だと思う。
伝わるだろうか···
沖縄返還は、私が小学生の時の事だ。
ベトナム戦争は、どこか遠い話だったけれど、それまで普通に日本だと思っていた沖縄が返還されるというニュースは「えっ!沖縄って日本じゃなかったのかぁ」と無知な小学生には記憶に残る出来事だった。
歳を重ね、少しはわかった気になっていた沖縄の事だが、当時の人々の犠牲や傷みを簡単に知った気になってはいけないなと、あらためて思い知らされた。
あまり使いたくない言葉だが、「今の若者」にどれだけのリアリティを持って伝わるだろうかとも感じた。
「今もそこにあるもの」なのに。
観る前には泣くかも知れないと心の準備をして臨んだが、泣くことは無かった。
主演俳優たちの熱量は、ものすごく感じられたが、少し重たかった気もする。そのせいか、塚本晋也がとても良かった。自然な感じにホッとした。と言いつつ、私は今回のような窪田正孝も嫌いじゃないが。
ただ、とにかくオンの失踪の伏線回収までが少し長い気がした。
全体的な長さもそうだが、それぞれの役にスポットライトをあてている時間が長過ぎて、時折チョット嘘くさい画になってしまっている時があったように感じた。
たくさんの人に観てもらい、この作品についてのお喋りをしてもらうことが、大切な一歩のように感じる。
凄く期待していたけど・・・ ★2.8
ずーと楽しみにしていた映画ですが、残念ながら私の期待には及ばず評価低めです。原作未読で言うのも何ですが、素晴らしい原作を映画として生かせてない感じがします。
時代とともに変化する主人公たちの成長や心の揺れ動き、その逆にブレない信念みたいなものが上手く表現できてないように思いました。
例えば妻夫木の結婚なんかも凄く唐突に感じる流れだったし、なんかブツ切り感が多いような・・・。総じていえば、ちょっとしたところでの丁寧さがところどころで足りていない。
映像 ★★★
音 ★★★
物語 ★★ 物語は良いが、脚本化が上手く行っていない
役者 ★★★ 窪田いい、すずのギャン泣きも良い
個々には★4-5だけど全体としては★3評価
編集 ★★ 脚本化の問題もあるが、編集の問題でもある
粗さ ★★ イライラするほどではないが粗いかな
総合 ★2.8 いま一歩、心は熱くならず、揺さぶられず
窪田正孝は、本当にふり幅の広い良い俳優だなと改めて感心する。
本作では狂気の目をもった狂犬ぶりを見せているが、本作以外での優しい人、気の抜けた人の演技も素晴らしい。まさに役者って感じ!
ウタ役の栄莉弥(エリヤ)という若手はカッコ良かったというか色気ありすぎ。
長身182.5cmのモデルなんですね。
観てよかった。観てほしい。
3時間越えの長さに、寝不足の私は、眠くなるのではないかと心配していた。でもそんなことは杞憂だった。妻夫木聡のグスク、窪田正孝のレイ、そして行方不明になるオン、永山瑛太の3人を含む戦果アギヤーの逃避行から始まるこの映画は、私を眠らせてはくれなかった。行方不明になったオンの恋人ヤマコ、広瀬すずを入れて3人がオンの行方をそれぞれのやり方で探してゆくが、沖縄の混沌の中に巻き込まれていく。
あったことは変えられないけれど、復讐するか、前を見るかで全然違う。レイとグスクがまさにそうだ。この対決のシーンはとても見ていてつらかった。今の沖縄の現状を知ってしまっているからだ。
みなさん本当に熱演だったが、私は窪田正孝の演技に目が離せなかった。新境地、といった感じかと思う。
私は沖縄返還のニュースを見た記憶があり、基地問題を追ってきたつもりだった。けれど何もわかっていなかった。この映画はフィクションかもしれないけれど、事実を検証して作られていて勉強になった。
観てよかった。
魂を揺さぶる演技
とにかく俳優陣の演技の熱量が高くて、どんどん物語の中に引きずり込まれていくような3時間。
中だるみも一切感じられず、程よい緊張感と胸を刺す痛みが続いていて、最後は涙が自然とあふれ出してしまった。
戦果アギヤーのリーダー・オンちゃんの行方を探すために刑事になった親友のグスクを演じる妻夫木聡を視点に、ヤクザになった弟のレイ(窪田正孝)、教師になった恋人のヤマコ(広瀬すず)、それぞれの思いもふんだんに描かれる。
インタビューにもあったが、オンを先頭にグスクとレイが路地裏を駆けていくシーン、たったそれだけの映像でグスクたちにとってオンがどれだけ特別で、眩しくて、英雄だったのかがすんなりと理解できる。
背景となる戦後沖縄の数々の事件が、この時代を生き抜いてきたグスク・レイ・ヤマコの行動や考え方に強い影響を与えていることも、画面を通じて痛いほど伝わってくる。
映画の中ではほとんどの登場人物が沖縄の言葉とイントネーションで喋り、人によってはセリフの半分くらい何と言ったか分からない(アメリカ政府官僚であるアーヴィンの英語の方が聞き取りやすいくらい)のだが、それでも全く問題なく、何を言いたかったのかがわかるのは俳優陣の演技と監督の演出によるところが大きいと思う。
クライマックス、グスクの感情が爆発し叫んで走り出したあたりから、それぞれの思いがさらけ出されていき、オンの失踪の謎も紐解かれていく。
オンという英雄が見すえていたもの、「宝島」というタイトルの「宝」とは一体何なのか。
残されたグスクや、レイや、ヤマコがオンから受け取ったオンの思いとその形はそれぞれ微妙に違うけれど、結局のところ心から笑えるその時が来るまでたくましく生きていくことでしか、オンの思いを引き受けることは出来ないのだと気づかされる。
もう一つ、グスクは作中でアーヴィンと彼の通訳である本土の人間・小松と協力関係を築くのだが、すれ違いが起きて彼らの協力体制は崩壊する。
小松はコザ暴動の最中にグスクに詰め寄る。
アメリカ・本土・沖縄をそれぞれ代表する3人の関係が良好に続いていれば、こんなことにはならなかったのだと。
小松の主張はよく理解出来る。私も小松と同じく、沖縄にゆかりのない人間だから、本当の意味でグスクたち沖縄の立場に立つのは無理だ。結局我慢に我慢を重ねて、一番つらい立場に身を置き続けるのは自分ではない。どれだけ耐えれば報われるのかと聞かれれば、何の保証もできないのだから。
個人の思惑を超えたところで大事なことが決められてしまう状況で、それでも目指すものは同じだと信じたい気持ちに共感しつつ、うまくいかないもどかしさ。短いシーンだったし、オンを追いかける物語の中で小松はそこまで重要な役回りではないが、それでも彼にその思いを吐露させることで、オンの思いは立場を超えて受け継がれる可能性があるのだ、という小さな希望につながる良い場面だったと思う。
繰り返しになるが、登場人物それぞれの思いがスクリーン越しに自分の中に染みわたって、魂を揺さぶられる素晴らしい映画だった。
日本でしか撮れない題材の、骨太の作品。
映像の持つ力で熱量に打たれ、そのメッセージを理解より先に体で感じられる素晴らしい映画だ。
【”命どぅ宝。故に、なんくるないさあ、何て言ってられるか!”今作は太平洋戦争末期から現代まで、米軍及びやまとんちゅうに理不尽な行いをされ続ける沖縄の民の悲しみと怒りと命が炸裂する作品である。】
ー ”命どぅ宝” 沖縄で今でも頻繁に使われる言葉である。大和言葉で言えば、”命こそ宝”と言う意味であろう。今作を観ていて思い出した言葉である。-
■1952年の或る夜。困窮する沖縄の民に、米軍倉庫から物資を盗み分け与える”戦果アギヤー”のリーダーのオン(永山瑛太)、グスク(妻夫木聡)、オンの弟レイ(窪田正孝)はいつもように、嘉手納基地に忍び込むが米軍に見つかりオンが行方不明になる。
その事件の後に、グスクは刑事に、レイはやくざに、オンの恋人ヤマコ(広瀬すず)は小学校の教師になる。三人はリーダーを失った後に、沖縄の米国統治と基地問題に対し異なる接し方をして行くのである。
◆感想
・冒頭、グスクにより語られるが、大日本帝国は敗戦濃厚な中、米軍との本土決戦を避けようと戦場を沖縄にした。結果として沖縄の民の4人に1人が戦死したのである。
劇中、グスクたちがしゃれこうべを売ろうとした、多くの日本人女性を殺害した男の捜査でガマを訪れるシーンがあるが、沖縄戦末期には民間人の多くはガマ(洞窟)に隠れたが、米軍の火炎放射や、場合によっては赤子の泣き声で敵に見つかると言って自分達を守る筈の日本軍に殺された方も多いという記録を映画(「沖縄スパイ戦史」「生きろ 島田叡」etc.)や数冊の書物で読んだ事がある。
・今作中で、ヤマコが新任教師として赴任した小学校に米軍機が墜落するシーンがあるが、これは今でも同じである。
オスプレイという防衛省がアメリカに忖度して一機100億円で購入したアメリカ製の欠陥機が何度墜落した事か。けれども日本政府は米国に忖度し、”遺憾である。”と言う声明を発表するだけである。全く、何をやってんだか。
序に言えば、基地の傍に宿を取ると、夜間でもバンバン飛んでくる軍用機の轟音の煩い事と言ったら。現地に住む方々はあの音を昼夜聴いているのである。
だが、日本政府は沖縄の米軍基地撤廃に本腰を入れない。
ある政治家が且つて”基地がいざという時に、沖縄を守る。”と言った事があるが、馬鹿じゃなかろうかと思ったモノである。戦時に何処が敵に狙われるかと言えば、基地に決まってるだろうが。
・米国が沖縄の基地を手放さないのは今作でも描かれているように、ベトナム戦争時に活用した事と、描かれないが朝鮮戦争時にも重要な役割を果たしたからである。
現代で言えば、小太りとっちゃんが支配する国や、プーさんが統べる国へも射程距離だからである。
■今作では、グスクは刑事になり米軍諜報部と通じて、オンの行方を探し、ヤマコはデモ隊として米軍基地反対や本土返還を訴え、レイは暴力的に沖縄問題に対峙していく。その三者三様の戦後の沖縄問題に取り組む姿の描き方が、観ていて心に響くし、沖縄の民の長年に亘るアメリカ軍と大和民族(やまとんちゅう)への怒りや悲しみが伝わってくるのである。
それが、最も迫力を持って描かれるのが、米軍兵士の犯罪が見逃される事に対し、沖縄の民の怒りが炸裂したコザ暴動のシーンである。
・グスクとレイとヤマコが、オンの骨を偶然見つけるシーンは印象的である。オンは嘉手納基地から逃げる時に、米軍将校の子供を宿した女が産み落とした赤子(ウタ:栄莉弥)の命を助け、彼を育て、共に暮らし死んでいったのである。
そして、オンが命懸けで助けたウタは、撃たれた事でオンの遺骨の前で、命を落とすのである。
故に、オンの葬式のシーンでの、グスクとレイとヤマコの空虚な表情が、何とも言えない余韻が残るのである。特にレイが一人で海を見ている姿・・。
<今作は太平洋戦争末期から現代まで、米軍及びやまとんちゅうに理不尽な行いをされ続ける沖縄の民の悲しみと怒りと命が炸裂する作品なのである。
そして、本土復帰後53年が経つ現在、沖縄はオンやグスクやレイが望んだ”宝島”になったのかを、苦い気持ちで考えた映画でもあるのである。>
戦後の沖縄の歴史を知るには良い作品
原作は未読で、何の話か知らずに観ました。戦後の沖縄の歴史を知るには良い作品だと思いますが、物語自体にあまり面白みは感じなかったです。
アメリカに対する沖縄県民のデモシーンが何度かありましたが、後半の暴動シーンは、おとなしい日本人がここまでするのか、と強く印象に残りました。妻夫木聡さんも高らかな笑みを浮かべて、まさにカオス状態で、ここが一番の見所かなと思います。
やはり上映時間の長さは感じて、少し首が痛くなりました。
熱量を感じる作品
沖縄弁のセリフが多く、叫ぶようにセリフが発せられるシーンやBGMが大きすぎるシーンなど、意味が取りづらいシーンがあった。
展開が上手く作り込まれているため、3時間を超える超大作であるにも関わらず中弛みをほとんど感じられず、最後まで緊張感を持って観ることができた。
敢えて伏線を回収せずに観客に判断を委ねる作品もある中、本作は作中で張った伏線を終盤できちんと回収している。観客にモヤモヤを残さない作風からは制作者側の誠実さを感じる。
タイトルなし(ネタバレ)
長く生きていますので沖縄の苦悩、声はそれなりに見聞きしています。が、それをこの映画は伝えたかったのか、それともそれに振り回され、反逆した若者の姿を描きたかったのか、私は後者のつもりで観に行きました。が、オープニングの米軍からの逃走シーンがこれはコメディ?と思う演出。物語の鍵となるウタについても米軍の高官らしき実父が映像で出てこないので重要感が薄く、ウタの出産も「基地内」ですが施設外。また、オンが襲われるシーンもヘリの音だけで、ヘリ自体の映像が無い。など、史実に無い話は米軍、米兵の映像を「濁す」というお約束でもあったのか、演出に違和感を覚えました。(原作は文字で書き表せますが)
コザ騒動が自然勃発ではなく、実は計画的に実行されたものであり、基地から物資を盗むことで恨みを果たしていた若者たちが、やがてはその首謀者だったという話だったら面白かったのですが、それも史実の捻じ曲げですものね。出演者それぞれの演技は見入ってしまう好演でしたが、オンという英雄を三人の仲間が探し求めるという、史実に影響しない範囲のシナリオにおいて、オンが英雄視される前日譚が薄かったからか感情移入ができず、沖縄という地を「借景」で留めてしまった印象が残ります。
戦果アギヤーはONE PIECEである
9月19日(金)、公開初日@TOHOシネマズ渋谷。
原作は直木賞受賞作品。実はもう7年も前に、原作の単行本の初版が出た直後、買って積ん読したまま読まず、ブックオフに出してしまっていた。映画を観て改めて読んでみようと思いAmazonでポチ。
沖縄での戦闘を舞台にした映画というと、何故かどうしても、少々身構えてしまう。
『ひめゆりの塔』に同時代性を感じてしまうほどの年齢ではないし、誤解を恐れずに言うならば、戦争体験の映像表現にちょっとイデオロギーのステロタイプな匂いを感じてしまっていたからだろうか。
もちろん、決して沖縄戦の悲惨さや不条理や帝国陸軍の悪辣さを否定するつもりではない。
ただ、そういう歴史的事実を映画として描く時に、エンタテインメントとしてのクリエイティビティが感じられるものが少なかった、ということだ。
余談だが、その意味で『木の上の軍隊』は画期的だったと言える。これは井上ひさしのアイデアが秀逸だったこともあるが、優れた脚本がそれを膨らまし、芸達者な役者が見事に演じたからこそだ。
そして『宝島』である。
ここで描かれる米軍統治下の社会的不正義や民族的差別への怒りといった諸々の歴史的背景については、他の優れたレビュワーさんたちが言及しているのでここで繰り返すつもりはない。
小生が伊佐千尋のノンフィクション『逆転』で返還前の沖縄社会の不条理を垣間見たのは、すでに40年ほども前のことだ。『宝島』を観て(読んで)初めて驚く声が多いのも、恐らく世代的なことだろう。
ただし、その泣き寝入りが常態化した日常への抵抗と爆発を、戦後日本でここまで映像として描いた映画は、確かに今までになかったように思う。
正直に言って、コザ暴動のシーンはワクワクして仕方がなかった。
恐らく権力者や保守右派の人びとは眉をひそめるだろうし、左派の人びとはかつて夢見た日本革命の映像化に快哉を叫ぶだろう。しかもチラチラ写っているヘルメット姿の活動家にノスタルジックな思いも重ねるかもしれない。
しかし小生にとっては、そんな55年体制的な、昭和な保革の思い出話はどうでも良い。
単純に「やりきれない話」の積み重ねと、踏まれても踏まれても飼い犬にならない根性が痛快なのである。
最初は「やめてー!」と叫んでいたスナックのママ、チバナ(演:瀧内公美)が突然ひっくり返されたクルマの上に飛び乗って「やっちまえ!」的な雄叫びを上げた瞬間などは声をあげて笑ってしまった。
そりゃその感情の爆発は誰だって当たり前だろうと納得し、心のなかで「もっとやったれ」と北叟笑んでいた。
しかし、それでも歴史的事実として、米軍関係の黄色ナンバー以外の自動車、つまり沖縄人のクルマは1台も襲わなかったし、そこらの商店のガラスを割って略奪もしなかった。
これが欧米や他国の暴動と違うところで、ウチナンチュの同朋意識や慎ましさやモラルを感じるのだ。
政治的なフィルターを廃して観ると、この物語の「背骨」は、戦果アギヤーの"英雄"とその仲間の後日譚であり、一種の『スタンド・バイ・ミー』的な郷愁と『ONE PIECE』的な海賊冒険物語の要素がおもしろいのだ。
もちろん物語の途中からラストに到る”予定にない戦果”のエピソードは荒唐無稽である。しかしここでも「あったとは言えないが、なかったとも言えないお話」を如何に上手く語ることができるかが物語の勝負であり、返還前の沖縄を舞台としたある種の異世界物語として成立している。
街や村、学校、基地、ガマや密林、離島は、膨大な数のエキストラとともに、視覚的な厚みを持たせてくれる。
また、細かな点で考証が行き届いている。
例えば、レンによる殺人が行われたスナックのママ、チバナが語るバーカウンターの背景に「本土復帰反対」のビラが貼ってある。
そうか。復帰に反対するという勢力もあったのだ。
また、復帰を願う側が「祖国復帰」と言っているのも、当時のままの表現だろう。しかし今の感覚からすると極めて違和感がある。
ウチナンチュはヤマトを「祖国」と思っていたのか? グスクが「本土の奴らに何がわかる」と吠えたではないか。
このあたりの矛盾や交錯は実際に存在していたのだろう。
画作りで欲を言えば、海と海岸以外にも、当時の街や村の空中からのショットをCGでもいいから見せてほしかった。それがないと、どうしても空間的な狭さを脱することが出来ない。
情報量が多い作品
沖縄出身者としては、公開初日に観ないとダメでしょう!ということで鑑賞しました。
ウチナンチュにとってセンシティブな沖縄の米軍基地の問題を取り扱った『宝島』映像化が実現して、関係者各位の思いの深さを実感する作品でした。
感想としては、正直なところ「ウチナンチュの怒りを消費して終わらせないでほしい」という「危惧感」で胸が満たされてしまいました。
なんでだろうと自己分析してみたのですが、ウチナーンチュは戦果アギヤーだったり、米兵相手の売春婦だったり、暴動を起こしてみたりバイオレンスや犯罪に直接的に手を染めている描写があるんです。でも、ヤマトンチュと米兵は「悪」として直接的に描かれてないんです。セリフでチョロッと出てくる程度。悪いことしてるのは、基本的にウチナーンチュ。怒ってるのもウチナンチュ。
米兵が悪いことしたことに対して怒って暴動が起きてるんだから、「悪いことした」場面を描かないので、なんか(沖縄の人だけが怒って暴動を起こして三線弾いてる)みたいな変な感じがしました。
コザ暴動を私は実際にみてませんが、本当に三線弾いてる人いたのかな。反戦運動の政治集会で、三線を弾く人はいるけど、暴動の現場で三線を弾くか? 怒った時に指笛は出るかもしれないけど、本気で怒ってる時に三線を弾くとか、沖縄の人って、そんなメンタリティじゃないと思うよ? 「武器を捨てて三線を!」というスローガンがあるけど、暴力を止めなさい!という意味で「非暴力として楽器を持て」なのに、暴動してる側でイエーイ!みたいなノリで三線弾いてるの? なんで、ああなるの?
でもでも、役者陣は素晴らしい。
窪田正孝さん、千葉すずさん、妻夫木聡さんと、ストーリーが進むごとに、本当にウチナンチュにしか見えなくなりました。
沖縄の人は彫りが深くて、印象的な二重の目を持ち、俳優さんのような美男美女が多いです。日にやけたのか実力派の俳優さんたちのビジュアルが完璧にウチナンチュ化して、訛りもナチュラルになってゆき、深みのある演技で、特に後半戦は話にグイグイ引き込まれていきました。さすが!です。
没頭できました。
あと、原作が原作だけに、映画にしては情報量が多すぎるなあ、と感じました。
私は沖縄出身なので、話が進むごとにエピソードの一つ一つ(宮森小米軍機墜落事件、コザ暴動、与那国の闇貿易の話、沖縄ヤクザ抗争)が即座に理解出来ましたが、本作は沖縄問題を知らない人には情報量が多くて、処理できないというか、焦点がぼやけてしまうのではないでしょうか。沖縄問題をヤマトンチュが取り上げる場合、丁寧に扱われることが多いと思います。それで、律儀にてんこ盛りにされたんだろうなあという印象を持ちました。
が、これは映画なので、エピソードの数を減らして、すっきりさせて、じっくり話を
掘り下げた方が心に刺さっただろうし、一般のお客様には理解しやすいんじゃないかと思いました。
「ウチナンチュの思い」にガチガチに寄り添いすぎて、(エンターテイメントとしてのドラマに必要な余白)の部分が減らされてしまったようにお見受けしました。
この作品、エピソードを絞れば、あと30分短くできると思いました。
もしくは、5時間くらいにのばした方がいいと思います(長い方がいいなあ)。
原作者の真藤先生がこの作品の取材をしていた当時、お目にかかったことがありますが、新崎盛輝先生が全面協力で取材に同行されていらしゃいました。新崎先生の情熱を真藤先生が全身全霊で受け止めて、作品にされたようにお見受けしていました。「沖縄の不条理」を世界に伝えたいという思いのバトンは確実に引き継がれていると思います。新崎盛輝先生の本でも今日は読んでみようかと思います。
海は見てる。
1952年米軍統治下の沖縄の嘉手納基地、基地から物資を奪っては町住人達へ配る「戦果アギャー」達と孤児ウタの話。
盗みがバレ米軍から追われたある夜に行方不明になってしまった「戦果アギャー」のリーダー・オン、戦果アギャーのメンバー達でもあるオンの親友・グスク、オンの彼女・ヤマコ、オンの弟・レイ、…行方不明なってから数年それぞれにオン探しながらもグスクは刑事、ヤマコは教師、レイはヤクザとなっていくが…。
原作未読、全体的なストーリーは消息を絶った絶対的リーダーでもありずっと心にいるオンを探し続けてる仲間、家族、恋人、…米軍に支配されてる沖縄を取り戻そうと反対運動する住人、平和を願い求めを絡めながらも。
上映時間191分と行く前は正直しんどっと思いながらも観始めれば意外と時間は感じず…かといって面白い?と聞かれたらそうでもない、それぞれの仕事に就きながら、それぞれオンの影を追う姿に観いってしまう。
孤児のウタに何か影を感じながらも成長しての伏線で分かるオンに起きたこと、したことに涙。人に対して情が厚いオンの姿、小学校に墜落する米軍飛行機、負傷した子供を呆然としながら抱き抱え出てくるヤマコ、オンの身に付けてたネックレスを手にした時のヤマコ、その演技をするヤマコを演じた広瀬すずの演技には瞬間的に泣かされてしまって。
191分飽きずに観れたって意味では面白いってことなのかな!?
原作は良いのに
ラストから逆算しての話の取捨選択と尺の構成が良くないので、結局何この映画って後味になってしまった。
原作もオンちゃんの救った命が失われるのは同じなんだけど、ウタと3人の関わりがしっかり描かれていたから、受け止めは変わる。
ウタとヤマコの接点雑すぎるし、レイとグスクに至っては知り合いだったんだっていう。ワンシーンから読み取れは乱暴すぎる。
コザ暴動からカデナでのグスクとレイの掛け合いも、グスクがコザ暴動を肯定してるから二人で武器持てっていう感想になってしまう。
ラスト付近のオンちゃんの回想もそうだけど、オリジナル要素が悉くダメ。
それでも原作のプロットはなぞってるからコザ暴動のエモさはあった。名作になれたはずの凡作。
今もなお続く、沖縄問題が起きた瞬間を刮目せよ
2025.9.19 一部字幕 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(191分、PG12)
原作は真藤順久の同名小説
米軍占領下の沖縄における諸問題の発端を描いた伝記映画
監督は大友啓史
脚本は高田亮&大友啓史&大浦光太
物語の舞台は、1952年の米軍統治下の沖縄・辺野古周辺
地元の英雄と呼ばれたオン(永山瑛太)は、「戦果アギヤー」を結成して、米軍の倉庫から物資を盗み出していた
彼を慕う親友のグスク(妻夫木聡)、弟のレイ(窪田正孝)らも参加し、彼らの無事をオンの恋人ヤマコ(広瀬すず)は祈っていた
ある日のこと、密貿易団のクブラと組んで戦果を目指したオンたちだったが、米軍の激しい抵抗に遭ってしまう
オンは反撃を止めるものの、クブラのリーダー・諸花ジョー(奥野瑛太)は交戦を辞さなかった
なんとか仲間たちを逃したオンだったが、その日を境に彼は消息を絶ってしまう
それから10年後、グスクは刑事となってオンの行方を探し、ヤマコは小学校の教員となって彼を待ち、捕まって刑務所に服役していたレイは、地元のヤクザとつるんで、ある計画を実行しようとしていた
映画は、米軍統治下の沖縄を描き、そこで起きている理不尽な出来事を積み上げていく
グスクが刑事となった時に遭遇したのが米兵による少女・照屋サキ(照屋りこ)殺害事件で、結局証拠が見つからないまま犯人は逮捕されていない
また、ある洞窟にて発見された白骨の鍵を握るアメリカ人を発見するものの、MPの手によって邪魔をされ、それ以上の捜査を許されない
そして、決定的だったのは、ヤマコの赴任する小学校で起きた米軍機墜落事故であり、数多くの人が犠牲になりながらも、米軍には何のお咎めもなかったのである
これらの度重なる米兵たちの所業によって沖縄の人々のフラストレーションは日々高まっていて、それが映画後半で描かれるコザの暴動(1970年)へと繋がっていく
物語は、オンの行方を探すグスクを描き、同時にレイが何かを起こそうとしていく様子が描かれていく
グスクの捜査に米軍高官のアーヴィン(デリック・ハーバー)が立ちはだかり、通訳の小松(中村蒼)を通じて一触即発状態になっていく
さらにグスクの動きはCIAに追跡され、ダニー岸(木幡竜)らの尋問を受けることになる
そんな中、ヤマコはどこから来たかもわからない少年ウタ(光路、回想:濱田碧生、青年期:栄莉弥)との関わりを深めていく
ウタは米兵と日本人女性(比嘉香菜子)との間に生まれたハーフで、父親は聞くところによると米軍の高官のようだった
母親は父を探すために臨月の状態で基地に侵入し、ちょうどその日がオンたちの侵入の日だった
オンは逃げる最中で女の声を聞き、そこで赤ん坊だったウタを救うことになった
だが、クブラのメンバーに捕まってしまい、悪石島に流されてしまう
そして、クブラの悪行に対する軍事攻撃を受ける中で島から脱出し、本島のどこかの海岸に辿り着いていたのである
映画は、3時間を超える作品で、ともかく息苦しい時間が延々と続いていく
オンの死を悟ったレイは米軍を何とかしようと活動を起こし、その行動は県民の意識を変えていく
グスクはそんな中でも平和的な解決ができると考えていたが、現在の状況を見ると何も変わっていないことがわかる
それがどうして起こっているのかは映画で描かれるものとは別だが、グスクの論理を借りるならば、日米はいまだに人間に戻れていないと言うことになる
この映画は、そんな現状を変えるためには「武力が必要」であり、「信じるだけ」では叶わない現状を映し出していく
それを思うと、負担だけを強いる今の状況は変えていく必要があり、沖縄に必要ならば、本土にもその負担を分けつつ、地位協定の見直しを行なって、人道的な問題に対しては平等な対応をすべき、と言う変化が必要なんだと感じた
いずれにせよ、さすがにこの上映時間は厳しい内容だが、無駄なところがあってダラダラ続いているのではないところがすごい
そこで描かれているほとんどがどこかで聞いた話なのかもしれないが、意外と報道されていなかったものも多い
それらはある理由によって秘密裏に処理され、その関係性は今も変わらないのだろう
ともかく、面白いかどうかはともかく、当時の沖縄の人々に起こった出来事を共有すると言う意味では必要な映画なんだと思う
現在の基地反対運動は問題の質が歪んでいる部分はあると思うが、それすらも放置による弊害なのだろう
そう言ったものを見直すきっかけとして、問題の発端を知ることは大切なのではないか、と感じた
今年 最高の作品👍✨
2025.8.27 𝘞𝘦𝘥𝘯𝘦𝘴𝘥𝘢𝘺
映画 宝島の先行上映会が
横浜ブルク13にて行われました
チケット取れたことがラッキー✨✨
舞台挨拶付きなので埋まるのが早かった💦
大好きな推しさまが地元で初めての舞台挨拶
ご本人も仰っていましたが、地元では初なのです
そして私は妻夫木さんの舞台挨拶は2度目
(1度目は『怒り』)
とはいえ…今回は妻夫木さんから宣伝アンバサダーの名刺まで頂けて
お話まで出来たという、まるで奇跡の様な
夢の様な時間でした🥰
本編は191分と3時間越え
構想6年 2度の延期を経ての公開だそうです
この『宝島』という予告が出た時は
大友監督のXのポストからだった…
どんな作品なのかも知らず……
とにかく大好きなブッキーが主演をするという事だけだった……
グスク(妻夫木聡) オン(永山瑛太)
ヤマコ(広瀬すず) レイ(窪田正孝)
この4人の俳優の名前を見ただけでも心惹かれ💕
沖縄がアメリカだった頃からの話
ある夜、一人の英雄が消えた。
アメリカ統治下の沖縄で、自由を求め駆け抜けた若者たちの友情と葛藤を描く感動超大作。
このような事が書かれていて…
アメリカ統治下の沖縄の様子とは……
*日本の法律とは異なる独自の制度
*通過はドル、車は右側通行
*本土へはパスポート必要
アメリカ優位の法律が通り、基本的な自由や権利が制限され、島民は不自由な生活を強いられていた
こんな事も書かれており
知らない事ばかりの中
その知らない様子を191分の中で知る事が出来
とても貴重な作品でした。
ヤマコが教師として通う学校が燃えるシーンは
心が痛み すずちゃんの迫真の演技にもらい泣き😭😭
後半のコザ暴動シーンは迫力があり
クラッシックカーが燃やされたりするシーンは
観ていてもホント心震えてしまい…
消えたオンちゃんのラストの方の話は
意外な結末で耐えられなかった😭😭😭
もっと理解をしたいから
もう一度観に行きたい…
そしてブルク13の大きなバナーには
お二人のサインも書かれているのを確認したい😘
終演後にはブッキーと大友監督が登壇され
客席からの質問に丁寧に答えてくれて
撮影時間もいただき
私たち客席との撮影あり
その後は 宣伝アンバサダーの妻夫木さんから
ひとりひとりに名刺を手渡ししてくれて握手
そして、お話する事も出来て…
あのグスクの演技で震えていたけど
とっても優しい方でした😍
まるで夢の様なとてもステキな時間でした🥰🥰
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