劇場公開日 2025年9月19日

宝島のレビュー・感想・評価

全625件中、541~560件目を表示

3.5期待値まではいかなかったけど、作り手の魂がこもった渾身の作品、間違いなく邦画史に残る作品だと思う

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

全体的にすごく「おしい!」っていう印象

『国宝』に続き邦画の本気度がひしひしと伝わってくる力作、戦後から本土返還までを舞台にアメリカ統治に耐え忍び爆発するまでの怒れる沖縄を描く大河ドラマ

大友啓史監督の拘りとエネルギッシュな演出にグイグイ引き込まれ、あっという間の191分が体感1時間ぐらい、さすがです

“戦果アギヤー”が米軍基地に潜入・強奪するスリリングなオープニングから、小学校に米軍機が墜落し子供を含めた多くの死傷者を出した事件、膨大なエキストラで再現されたデモや暴動シーンなど、とにかく圧巻の映像が素晴らしい

そして今まで全く知らなかった戦後 沖縄の驚愕の歴史、すごく勉強になりました
能天気に綺麗な海や美味しい沖縄メシを楽しみに沖縄に行きたいなんて軽々しく言ってはいけないな、と思いました

そんな歴史を描く骨太の超大作、1つ不満で釈然としなかった所を挙げると、
沖縄の悲痛な歴史の中にも力強く生きた民衆の生き様を主軸に描いていて、とても見応えのある作品だけど、永山瑛太さん演じるオンちゃんの行方とその真相はいかに?というメインストーリーは要るかな?と思ってしまいました

妻夫木聡さんの演技は凄まじく、メチャクチャかっこよくもなっていて、素晴らしい役者さんになったなと感心しました

そして、それ以上に素晴らしかったのは窪田正孝さん、ヤクザの出で立ちがすごくキマっていてメチャクチャかっこいい、キレまくり演技も迫力があって素晴らしかったですね
ストーリーとキャラの性格上、バイオレンス描写も多いけど、それがまたすごくリアルで圧倒されました

沖縄言葉もあるとは思うけど、所々セリフが聴き取りにくいシーンがあって、昔の角川映画みたいだった(笑)

間違いなく2025年を代表する名作だと思います

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Jett

3.0力作だとは思うけれど

2025年9月20日
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191分、大作だし力作だし、役者さん達は熱演しているし、言いたいこともしっかり伝わるのだけれども…
面白いか面白くないかと聞かれたら、面白いとは言い難い。

ところどころ冗長に思える部分もあるし、セリフが聞き取り難いところが多々あるし、若い人達はともかく年輩の方々の沖縄の言葉には字幕をつけて欲しかったなどとも思う。

飽きはしないけれども前のめりにもなれない。
惜しい!という感じ。

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Ruby

4.0島んちゅぬ宝

2025年9月20日
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あまり描かれることのなかったアメリカ統治下の沖縄の映画です。日本で唯一戦場になった沖縄。木の上の二人も違う視点でしたが、こちらも独特の話です。コザのヒーローが行方不明になったことからスタートした物語は三人の仲間の人生を追って進みます。
日本に帰ってきても基地があり米兵の狼藉の話は少し前までニュースになったりしてました。日本のかりそめの平和はこういう犠牲の上に成り立っているのを忘れてはいけないと思っています。

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立丸

3.0難しい映画ではないが見方が難しい映画

2025年9月20日
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悲しい

怖い

知的

終戦後から沖縄返還くらいまでの期間を、沖縄の史実をふんだんに織り込みつつ、行方不明になったリーダーとその彼が手にした「戦果」とは何だったのかを追うミステリー仕立てになっているのだが、史実があまりにも暗く重くシリアスなため、ミステリーをミステリーとして純粋に楽しむことができず、心をどこに置いて見たらよいのか迷う、見方が難しい映画だった。

とは言え、心配してた沖縄弁も恐らくマイルド沖縄弁になっていて聴き取りやすかったし、映画のセットやエキストラの数も圧巻で、オールディーズと沖縄民謡が並行して流れ、当時の沖縄の雰囲気や熱量を十分に感じることのできる映画だった。演者の演技も凄まじく、特に窪田正孝の演技がもっとも心に響いた。一方で、ちょっと荒いなあと感じる映像も特に終盤に所々あり、原作の小説を超えることの難しさもやはり感じてしまった。

戦後80年、沖縄の基地問題が根本的に何も変わっていない未来を知っている我々に、主人公たちが語る明るい未来が心に刺さった。

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うえぽん

3.53時間超えの上映時間にまず驚かされるが、鑑賞した感じではもう少しコ...

2025年9月20日
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難しい

3時間超えの上映時間にまず驚かされるが、鑑賞した感じではもう少しコンパクトにまとまるのではという感じ。それぞれのシーンが長く話が進まない感じを受けてしまった。大作感は非常にありますが、長いわりにわかりにくい部分もあります。

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ショカタロウ

3.0戦後沖縄の声なき声

2025年9月20日
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直木賞を受賞した同名小説を実写映画化したヒューマンサスペンス。壮大なスケールで描かれた大作でアメリカ統治下の沖縄を舞台にして戦後沖縄の歴史と声なき声を知ることが出来る貴重な作品。
英雄の失踪に隠された秘密を20年に渡って探していく展開ですが上映時間が長過ぎて途中で飽きてしまった。クライマックスはなかなか見応えのあるストーリーだけにもう少し時間短縮して息の入らぬ展開にしてほしかった。

2025-139

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隣組

4.5凄まじい思いのこもった映画

2025年9月20日
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興奮

知的

難しい

子供の頃になんとなく覚えている”コザ騒乱“。沖縄の人たちの自分達のおかれた立ち位置についての思い、そして自らのアイデンティティを求めていく、重い、辛いテーマ。妻夫木聡さん、永山瑛太さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、迫真の演技が余計に心に響きます。日本人ならば観るべき映画

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taju

5.0想い

2025年9月20日
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基地とは、戦争とは。

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jojoponta

2.5邦画は大作慣れできていない

2025年9月20日
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単純

制作費25億円という邦画では破格の予算規模で3時間越えという超大作なのでかなり期待して初日に観てきました。

率直に言うと、期待を越えるどころか肌に合わない作品でした。

どこかのレビューでは、オープニングシーンにて登場人物の歯が汚くて服がボロボロでリアルさを感じ、掴みからこの作品への安心感を感じすぐ没入できた…と言っている人がいたが、自分はその見せ方が過剰で演劇のような演出に見えて逆に入り込めなかったポイントでした。(終盤のあるシーンでスローモーションになるのですが、今どきこんな古い演出するの!?って心の中でツッコんでしまいました…)

物語としては、50年代から60年代後半頃までの沖縄の歴史を背景に、主要人物たちから姿を消したキーとなる人物を探し求めるドラマが描かれていく訳ですが、その人物を長年探し求める動機がイマイチ弱く感じ、終始登場人物の熱量ある演技を冷静に俯瞰している自分がいました。

また、映像面での残念ポイントが多く、かなり予算をかけている割には、よくある民放ドラマを映画化したような感じで、街や風景描写や人物などが、寄りの映像が多く、スケール感の大きさや沖縄の空気感を感じ取ることができませんでした。

総じて痛感したことが、日本はハリウッド作品はおろか、ハリウッド以外の洋画や韓国映画などにも遅れをとっていると思います。

日本の俳優や制作スタッフは民放ドラマが主戦場であり、その規模感やノウハウを映画にスケールアップさせる手法が、良くも悪くも今日の邦画市場の土台になってしまっていると感じます。
最近では、低予算だが個性的で尖ったインディペンデント系邦画が注目されたりする機会が多くなったような気がしますが、限られた予算で面白いものをつくることを美徳とする国民性を感じ、映画産業においてはマイナスに働いていると考えてしまいます。

この邦画市場の硬直的な性質が、海外の大作と比較して映画のポテンシャルやダイナミズムをイマイチ引き出せていない一因になっているのではないかと思いました。

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奏

3.0金は掛かってる

2025年9月20日
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ドキドキ

戦後動乱の沖縄を舞台に進むストーリー
セットや車両などしっかり作られてる。
前半ハラハラ、ラストは少しモッサリ感。
主人公が一瞬分散しちゃった感じが。
左系臭い展開は嫌いなとこも少しあり。
くだらない恋愛ストーリーばかりの邦画の中では
異色で良いな。沖縄の近代史をじっくり学びたくなった。

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koo

3.0体感3時間のまま

2025年9月20日
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きっと原作は面白いんだろう、沖縄史なんて描くことはたくさんあるんだし、と思うんだけど、なんだろう、つまらない。冗長。
それなりにいろいろ起きるのだが、ドラマチックじゃないし、エモーショナルでもない。
薄っぺらいのか、メリハリがないのか、ただ長いだけになってる。

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塩

4.5もう我慢の限界だ!!

2025年9月20日
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物語の辻褄やオープンセットの狭苦しさ、妻夫木の歯が白すぎるなど気になる所もなくもないが、

香港のノワールの様な質感。3時間を飽きさせない中だるみのない話運び。沖縄本土返還50周年のNHKの肝煎り企画『ちむどんどん』では一切描かれなかった(描けなかった)米軍の存在。字幕が欲しくなる程の徹底した方言の生むリアリティ。『国宝』に引き続きマンガ原作でないエンタメ作品として十分楽しめる、世界に出しても恥ずかしくない作品が出来た事がとても嬉しい。

オープニングタイトルで日本語と英語が併記されていたので海外を多分に意識しているのでしょうが、少しやり過ぎな気がしたかな。
役の重要度からしてアーヴィンの役はハリウッドのある程度名のある人がやっていたら作品に箔がついたのでは。
などと無い物ねだりもしたくなる。

沖縄の話だし、戦後の沖縄の切実さも分かるので同じ目線で語るのはおこがましいとは思うが、
現代日本の特に現政権に対する庶民の怒りや無力感に通じるものを感じた。暴力でも振るわなければ話を聞いてももらえない、よしんば話を聞いてもらえても権力に潰されてしまうという話。山上の安倍暗殺事件を思い出さずにいられない。
そんなわけで暴動が始まった時のカタルシスが物凄くて、エキストラの手抜きのない演技も相まって思わず落涙してしまった。

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K

3.0伏線回収はスッキリしたけれど 長過ぎ

2025年9月20日
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伏線回収はスッキリしたけれど
長過ぎ

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youngadam

4.0今年の邦画ではおそらくNo.1

2025年9月20日
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泣ける

悲しい

興奮

「国宝」がまだ大ヒットを記録している中新たな注目作として公開された本作。上映が3時間と時間は長めだが十分見応えのある作品で飽きることはなかった。「国宝」の方がアート性やエンタメ性は高いがこちらの方が時代背景や物語に魅力やシンパシーを感じる作品だった。基本的には失踪した人物の行方を探すミステリー的な要素が強い作品だが沖縄人が抱える複雑な怒りの歴史と感情を魅力的なキャラクターを通してぶちまけた今作は最高にエモーショナルでなかなかに抉ってくる。想像していた以上にシリアスな内容だが「ゴジラ-1.0」で音楽を担当した佐藤直紀氏のスコアがバックで映画全体をしっかりと支えていてあまり暗くなりすぎないようにエモい感じでドラマチックに鳴り響いている。セットもよく作り込まれておりスタッフの熱意が感じられる。流石にまだハリウッドのようなスケール感は出せないがかなり頑張っている。不満点を二つ挙げるとすれば一つは米軍機の墜落現場がしょぼかったこと、そして妻夫木氏の歯が白すぎる問題。笑
その2点を除いては非常に満足度の高い作品だった。そして今の日本、沖縄が置かれている現状についても改めて考えさせられる作品。

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Anarchist

3.5原作は満点だけど、緻密な大作の映画化は至難の業。

2025年9月20日
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真藤順丈さんによる原作は、文庫では上下巻700頁。
上巻が第1部・第2部、下巻が第3部。

第1部は、1952:サンフランシスコ平和条約が発効し、沖縄が日本から切り離された年~54年、
第2部は、1958~63年、
第3部は、1965~72年:沖縄返還の年。

沖縄がなめてきた苛酷な歴史を
力強くかつ詳細に描いた渾身の力作
――原作は。

映画はというと、

大作を1本に収めようとすると(「国宝」もそうだったが)
原作を改変しないといけない。

だが、緻密にできてる作品は、
うまく削って接がないと不自然になる。

  *  *  *

原作の第1部を読み終え、第2部に入ったあたりで映画を観た。
映画では、第1部の内容は30分足らずの駆け足。

その後2時間40分、
どうも不自然なところが目立ち。

ああ、これは「国宝」と同じパターンだわ。
と予感したんだけど案の定、
観終わってから原作の残りを読んだら、

原作から削ったところ、順序を変えたところ、
ピースが上手くはまらず不自然きわまりない。

グスクが受けた拷問は、
高等弁務官キャラウェイを映画ではまるごと削除しちゃったから、
なんのことだか分からなくなっちゃってるし、

米民政府官僚アーヴィンとの交流(毎週のように一緒に飲み食いしてた)もほとんど描かれないので、
「トモダチ」とか言われても説得力全然ないし。

そして、ウタとウタキの扱い。

他方、いろいろカットしておきながら、
ワンカットが無駄に長くて冗長な箇所が数多あり。
もったいない。

  *  *  *

ほかにもいろいろ、
原作はすごいけど、
映画は、残念ながら、
すごくなかった。

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島田庵

3.5沖縄の

2025年9月19日
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戦後から現在にも繋がる沖縄の置かれた状況や、苦悩が如実に描かれていますね。実力派の俳優陣が演じているので、入り込めます。

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ごっとん

3.5おまけ映像無し

2025年9月19日
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本土復帰前の沖縄のこと何も知らなかったことに気付かさせられた作品でした。

方言が聞き取りきれなかったシーンが結構あった。雰囲気で察したけど字幕とか配信で設定されてたら見返したい。

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しんげん

3.5長けりゃいいってもんじゃない😌

2025年9月19日
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やっぱり、3時間超えるような作品は、RRRとかアバターとか、ちょっと古いものだとタイタニックみたいに、時間があっという間に感じられる作品でないと、キツイですね😒

ここでエンドロール流れ始めていいですよってシーンも何回もあったし、2時間ぐらい過ぎたところで集中力も切れて、クライマックスでひと山ある事はあるんですが、そんなメンタル状態だからあまり響かずで😑

映画を観ながら、
「妻夫木よ、持て武器を」
とか
「ウータの挨拶はオラウータン」
とかダジャレが思いつくほど、後半は飽きちまいました(^^ゞ

後、前日の夜中にノブコブ徳井が宝島を熱弁している番組を見ちまって、ちょっと不安もありの(-_-;)
どういう意味かって、そういう意味です(笑)

全然、関係ありませんが、ノブコブ徳井とか、徳井繋がりでチュートリアル福田は、何故、お笑い芸人なったのかが、いまだに謎です😁
2人とも、絶対、他に向いているお仕事がいっぱいあるはずなのに🤣

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おたか

4.0戦果アギヤー

2025年9月19日
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原作は沖縄方言の多さで読みにくく挫折してしまったので
ビジュアルを楽しみにしていました。
27年間も占領されていた沖縄。
同じ戦争でも本土とは違うのだと改めて感じました。

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alreo還暦オヤジ

3.0戦争は終わっていなかった

2025年9月19日
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悲しい

知的

難しい

1945年8月15日。本土の戦争は終った。
けれど終わらなかった戦争もあった。
シベリアで、中国東北部で、東南アジアのジャングルで、そして沖縄でも。
その沖縄の戦後20年間を切取り、彼の地の人々が味わった苦しみを、屈辱を、痛みを感じるほどの熱量で描き出します。

その熱量には圧倒されましたが、熱演が空回りしているような印象が否めません。
国宝、山なみと並んで本年もっとも期待していた作品でしたが、勝手な期待値が高すぎたのかもしれません。
後半はジワジワとこれ迄の積み重ねがボディーパンチのように効いて来ましたが、いかんせん、それ迄の乱闘の日々が長すぎました。

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さとうきび