劇場公開日 2025年9月19日

宝島のレビュー・感想・評価

全610件中、481~500件目を表示

4.53時間飽きなかった

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

素晴らしかった。
主要キャラでは広瀬すずと窪田正孝。
本当にハラハラした。
ラストのコザ騒動は丁寧に描かれており、沖縄の人々がイキイキと暴れてた。
イキイキと暴動っておかしいけど、怒りと悲しみをぶつけまくってた。一般市民役の人々が。ただのエキストラではなく役者さんなんでしょうか。実際の現場もこうだったのだろうか。見てるうちに涙がこぼれました。
更にラストの基地内での妻夫木と窪田のやりとり。妻夫木がこんなことがいつまでも続くわけないと言うのだが、映画見てる自分、観客は、50年経っても続いてると知っているわけで…涙がまたこぼれました。
評価のマイナス0.5点は言葉がわからなすぎでした。字幕入れてもいいのでは?

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asakitiz

3.5戦後沖縄史の勉強になります。

2025年9月20日
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軽い気持ちで観たが、戦後沖縄の抑圧された歴史はなかなか酷かったんだなあとよくわかる。簡単に予習しておくと良いかも。
沖縄訛りが聞き取りにくい部分もあるが、雰囲気あって良い。いなくなった親友を探すグスク役を妻夫木さんが熱演。レイの窪田君は、うん、いつもの窪田君だ。(激情する演技やはり上手いな)
謎を呼ぶストーリーと、沖縄民の苦労が重なりクライマックスはなんかカタルシス。クライマックスのグスクとレイのお互いの信念を怒鳴り合うシーンは見もの。どっちの言い分もわかるんだよね。見応え十分の190分でした。

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mz

4.0この上映時間だから作られる感情があるのではと感じた。

2025年9月20日
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戦後、沖縄の人々の気持ちを知り得ることが出来た作品。沖縄を舞台にした映画はこれまでもあったと思うが、ここまで戦後の虐げられた記録を描いている作品には初めて出会った。
作中、沸々と煮えるように鬱憤が溜まっていく。長い上映時間によって、観ているこちら側も鬱憤が溜まっていくことを追体験することが出来る。この上映時間だから作られる感情があるのではと感じた。
壮大なストーリーだか、中弛みを感じることもない。
東京に住む日本人として、沖縄をはじめとする、何かしらの代償を払っているエリアについてもっと考える必要があると感じさせられた作品。

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モトコ

4.0一番の問題は、自分達が宝物と本人達に 自覚をもってもらうことの大変さ

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

沖縄戦が終わり、つまり日本の敗戦後の沖縄の本土復帰までの混沌は、隣県で過ごした私にも、正直言えば遠い場所のことだった

それは二十数年続いた
社会的に心が癒えないまま異国人に蹂躙された魂が安らげない時代だったのだ

私はそれからまた15年位経ってから、沖縄で社会人デビューしたわけだけれど、うちなんちゅの人々の優しさに甘えて、戦後のすぐの社会の在り方に違和感も感じなかったし、むしろ外国の方の明るさに、心を魅かれた毎日だったかもしれない 恥じいるばかりだ

戦争と人間って、何を言おうが何をやろうが、本質はエゴに基づく力と力のぶつかり合いなのだから、グスクやヤマコが味わう悲嘆を生み出す装置に間違いはない

このように毎日を必死に生きていけば矛盾や社会の壁に涙を流すしかなくなるのだ 大友監督が今回の映画にかけた情熱がほとばしるのを感じた

次回以降も期待しています

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ソルト

4.5悲惨

2025年9月20日
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泣ける

怖い

驚く

原作未読
知らなかった戦後の沖縄。
たまにニュースで聞いていた話も
ありましたが…

戦中に25%の人が犠牲になり
戦後はアメリカ兵に
理不尽な扱いを受け続ける日々。
沖縄の人にとっては
たまったもんじゃない!!

3時間の上映時間はやや長め。
中だるみ?など感じる事なく
観る事ができました。

素晴らしい役者さんたちが出演し
たまに見られた暴力的は場面は
直視できませんでした。
事実はもっと悲惨だったかもしれないけど。

戦争が終わっても
辛い日々だった事は忘れては
いけないと感じました。

映画館で観てください。

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おかちゃん

4.5戦後沖縄の苦難に面した若者たちの熱い戦い

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

原作の真藤順丈直木賞作品は手に汗握る傑作だが、その熱量を伝えることと物語を原作通りにすることを欲張ったため、やや分かりにくかったかもしれない。私は原作を読んでいたので、何とか分かったが3時間を超える作品になるなら、原作のストーリーに拘らず、エッセンスを伝えることに集中した脚本とできればなお良かったのではないだろうか。
それでも、この作品は沖縄の戦後歴史をエンタメとして十分に消化して伝えていて、褒めてあげたい気持ちになる。

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susuumucchi

5.0これぞ歴史をエンタメにした映画

2025年9月20日
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泣ける

楽しい

興奮

今まで知らなかった沖縄の歴史をエンターテイメントとしてうまいこと伝えている。
沖縄弁をフルにしゃべっているがニュアンスで理解できるから全然不快ではない。
妻夫木をはじめ演技も素晴らしい!
今年「国宝」の対抗馬になる邦画だと素直に思った映画です。

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Daido

4.5島人の思い

2025年9月20日
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悲しい

知的

ニュースなどで知る沖縄
県民達が戦後どんな思いで過ごしてきたか、そして現在も基地があると言う事実。
それぞれの思いで沖縄を守ろうとしている。
事実として、受け入れやすく撮られていると思う。そして、考えさせられる。
やっぱり自分は本土の人間なんだろうなと思う。

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アメリンゴ

4.0長きにわたる怒り

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

戦時中は最前線として、戦後も米軍から酷い扱いを受け、本土からも忘れられて、長いこと苦しめられてきた沖縄の人々。怒りや悲しさを隠して、生きるために我慢し続ける人、怒りを持ち続け闘う人、様々な立場の人を描いており、どの立場の人にも共感できる点がある。
多くの人に是非観てもらいたい作品。

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みかんのタネ

3.5暑くなく暗い沖縄情景

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

宝島

何でこんなに琉球らしくない暗くて暑くない窮屈な画面なのだろうか?

いくら米国占領地だとしても南国の明るさが殆どなく重苦しかった。

唯一、爆発的に狂乱状態になったのは那覇の暴動でしかなく、残念な場面作りだった。

その残念さは、やはり日米地位協定の理不尽さの根深さで、その紹介が軽過ぎたからだろう。

そんなことで、映画内容の深刻さが薄くオン兄が最後まで守ったことに就いて強く思いを持てない。

それにしても、レイの熱い演技は素晴らしかった。
それに比べてヤマコがいつもピカピカで嫌な女優だと見せつけられた。

やっぱり、撮影時期が悪かっただろう2.3月では寒いでしょう。

#沖縄撮影が「少ない」ように感じる理由と補足
実際の割合:沖縄ロケは2024年2月下旬から約2ヶ月(41日)と長期間

レビュー131

(^∇^)

宝島

戦後の沖縄を舞台に時代に抗う若者たちの姿を描き、第160回直木賞を受賞した真藤順丈の小説「宝島」を映画化。
妻夫木聡が主演を務め、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら豪華キャストが共演。
「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとった。

1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。

そんな戦果アギヤーとして、いつか「でっかい戦果」をあげることを夢見るグスク、ヤマコ、レイの幼なじみの若者3人と、彼らにとって英雄的存在であるリーダー格のオン。

しかしある夜の襲撃で“予定外の戦果”を手に入れたオンは、そのまま消息を絶ってしまう。
残された3人はオンの影を追いながら生き、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、それぞれの道を歩んでいくが、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境で、思い通りにならない現実にやり場のない怒りを募らせていく。

そして、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。

親友であるオンの痕跡を追う主人公グスクを妻夫木聡が演じ、
恋人だったオンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ役を広瀬すず、
オンの弟であり消えた兄の影を追い求めてヤクザになるレイ役を窪田正孝が担当。
そんな彼らの英雄的存在であるオン役を永山瑛太が務めた。

宝島
2025/日本

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カール@山口三

4.5沖縄の叫び

2025年9月20日
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知的

沖縄の人たちがどれだけの犠牲を強いられてきたのか。戦果アギヤーや生き抜くために色んな仕事をやって行きぬいてきた人たちがいたこと原作でも描かれていた。映画ならではで特に印象に残ったのは、やり場のない怒りや苦しみの中で、静かに我慢したり地道に反対活動したり暴力に頼るだけではなく、踊りや音楽で明るく力強く生き抜く沖縄人の力強い姿だった。大作すぎて、観た後も余韻がすごい。

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mameshiba

4.0真の宝島とは?

2025年9月20日
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美しい景色、美しい海、旨い料理、私も含め本土からの観光客には宝島だろう。
が、沖縄の人たちは未だ米軍の好き放題に苦しんでるのではないか?米軍がいる限り真の宝島にはならない。この映画を観てつくづくそう感じた。

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あらじん

3.0意義ある作品

2025年9月20日
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演者の魂、沖縄歴史の勉強になりました。ただ映画として情報量多い、場面暗い、方言わからず、長い、で集中できませんでした。

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コバキ

4.5沖縄の人たちの苦悩が伝わる

2025年9月20日
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泣ける

悲しい

驚く

沖縄戦や戦後の基地問題については書物や地元のガイドさんから学んでいましたが、登場人物たちの苦しみや、やるせない怒りが伝わってきて涙が出ました。基地を撤廃すると公約に掲げた鳩山由紀夫首相は、アメリカの謀略で失脚したと聞いている。そんなことも思い出した。そもそも沖縄を捨て石として本土を守ろうとした日本軍が罪深いが、沖縄の基地問題は私たちが目を背けてはならない問題だ。映画は原作の熱量をよく伝えている。

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モンチッチ

3.0戦果アギヤー

2025年9月20日
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→“義賊” みたいなもんですね。原作小説は未読。沖縄言葉に馴染みがなくて、会話の内容がよく分からないところもありましたが、大筋は理解できました。戦後、米国統治下にあった沖縄で米軍基地を狙う窃盗団。そのリーダーは最期どうなったか…。

永山瑛太さんのカリスマ性、妻夫木聡さんの怒り、窪田正孝さんの狂気、それぞれの演技が素晴らしかった!暴動シーンもド迫力!
ただ長尺のうえ、終盤の盛り上がりが今一つ。

沖縄の近代史を知るきっかけにはいいかも。

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つもろう☆

4.0沖縄はまだまだ語りきれない

2025年9月20日
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当時の沖縄の内情は、3時間ではまだまだ語りきれない
でも、伝わることも多い作品でした

本当に、こんな時代が…
今もまだ続いている事も、多いかもしれない

切ないし、苦しい

でも、この作品には、希望もある
何度も裏切られたけど、信じることの大切さ
やり抜くことの大切さ
色々、考えさせられる

最後は、悲しい結末になってしまったけど
どこかこころ温まる気持ちにもなりました

なるほど…宝島!

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かえるパン

4.0SNSのない世界

2025年9月20日
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泣ける

悲しい

興奮

自分の住む町を乗っ取られても、我慢に我慢を重ねて生き、ひたすら自分達の信じた事に突き進む姿勢に沖縄魂を感じました。今ではSNSで簡単に調べ発信も出来ますが、この時代では生きることで精一杯で言いたい事も言えない世界。でも、一度火が着けば誰も止められないのは、どの世代も一緒なのかと新ためて思いました。島の宝でもある子供達を守り伝えることの大切さを学んだ気がしました。

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レッスンアマ

4.5沖縄の人が流してきた、涙と血の味を想像した

2025年9月20日
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沖縄戦で孤児となったこどもらが、長じて「島のために」と米軍基地の鉄条網を乗り越え、更に生き抜いていく物語。誰でも理不尽な出来事を味わうが、とりわけ国から「棄民」される事の絶望感はいかばかりか。だが、彼らは立ち上がる。
「奪うだけでは、何も変えられない」「綺麗事では何も変わらない」「でも、(人間の智慧を)俺は諦めない」。
それぞれのキャラクターが血と涙をたくさん流しながら立ち向かっていく姿にシンプルに感動。妻夫木聡演じるグスク、広瀬すず演じるヤマコ、窪田正孝演じるレイ、永山瑛太演じるオン、どの俳優にもそれぞれ胸に迫る演技があった。なんならエキストラにさえも本物感というか訴えてくる表情があり、正直驚いた。美術や衣装の力もあるのだろうけど。観終わったら放心状態で、すぐには言葉にはできないのだが、涙と血のしょっぱさが、自分の舌に残ってる感じ。それに、何度か現れるいろんな海の表情に癒された。展開で分からない部分もあったから、もう一度観たい。

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Go1Go

4.5当事者視点で描いた力作

2025年9月20日
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泣ける

悲しい

驚く

報道で沖縄が抱える問題は知っているつもりだったが、その痛みを理解できていないことを思い知らされた。メインキャストは若手と中堅の人気俳優が中心だが、作品に重厚さをもたらす名演だったと思う。素晴らしかった。

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saxofonista

3.5現在進行中の沖縄の悲喜こもごも

2025年9月20日
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戦前と戦後の占領下。返還されてもなお沖縄に本土はよそよそしい態度をとり、今でも米軍基地に理不尽な想いしている
原作は未読だが何もわかってない内地に対する怒りとも諦観ともつかない想いなのだろう。それを打破する作品ではあるのでしょう。ついでにAbemaに出演した大友監督の話も聴きました。現地の方に、ありがとうと言われたことに驚いていましたが、確かに沖縄について知ってるつもりだったと反省。
美術はもう本当に素晴らしい。なかなか手に入れ難いだろうアメ車のくたびれ具合も風合いがよくて素晴らしい。服装もあの当時感と音楽もカッコいい。ただもう少しどうにかならなかったかな、というところも多々あるのは事実。基地内での3人のやりとりには、さすがにイライラしました。
沖縄を題材にした映画作品は多々あるので見直すのもいいかも知れません

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うっか
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