宝島のレビュー・感想・評価
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3時間飽きなかった
素晴らしかった。
主要キャラでは広瀬すずと窪田正孝。
本当にハラハラした。
ラストのコザ騒動は丁寧に描かれており、沖縄の人々がイキイキと暴れてた。
イキイキと暴動っておかしいけど、怒りと悲しみをぶつけまくってた。一般市民役の人々が。ただのエキストラではなく役者さんなんでしょうか。実際の現場もこうだったのだろうか。見てるうちに涙がこぼれました。
更にラストの基地内での妻夫木と窪田のやりとり。妻夫木がこんなことがいつまでも続くわけないと言うのだが、映画見てる自分、観客は、50年経っても続いてると知っているわけで…涙がまたこぼれました。
評価のマイナス0.5点は言葉がわからなすぎでした。字幕入れてもいいのでは?
戦後沖縄史の勉強になります。
この上映時間だから作られる感情があるのではと感じた。
一番の問題は、自分達が宝物と本人達に 自覚をもってもらうことの大変さ
沖縄戦が終わり、つまり日本の敗戦後の沖縄の本土復帰までの混沌は、隣県で過ごした私にも、正直言えば遠い場所のことだった
それは二十数年続いた
社会的に心が癒えないまま異国人に蹂躙された魂が安らげない時代だったのだ
私はそれからまた15年位経ってから、沖縄で社会人デビューしたわけだけれど、うちなんちゅの人々の優しさに甘えて、戦後のすぐの社会の在り方に違和感も感じなかったし、むしろ外国の方の明るさに、心を魅かれた毎日だったかもしれない 恥じいるばかりだ
戦争と人間って、何を言おうが何をやろうが、本質はエゴに基づく力と力のぶつかり合いなのだから、グスクやヤマコが味わう悲嘆を生み出す装置に間違いはない
このように毎日を必死に生きていけば矛盾や社会の壁に涙を流すしかなくなるのだ 大友監督が今回の映画にかけた情熱がほとばしるのを感じた
次回以降も期待しています
悲惨
戦後沖縄の苦難に面した若者たちの熱い戦い
これぞ歴史をエンタメにした映画
長きにわたる怒り
暑くなく暗い沖縄情景
宝島
何でこんなに琉球らしくない暗くて暑くない窮屈な画面なのだろうか?
いくら米国占領地だとしても南国の明るさが殆どなく重苦しかった。
唯一、爆発的に狂乱状態になったのは那覇の暴動でしかなく、残念な場面作りだった。
その残念さは、やはり日米地位協定の理不尽さの根深さで、その紹介が軽過ぎたからだろう。
そんなことで、映画内容の深刻さが薄くオン兄が最後まで守ったことに就いて強く思いを持てない。
それにしても、レイの熱い演技は素晴らしかった。
それに比べてヤマコがいつもピカピカで嫌な女優だと見せつけられた。
やっぱり、撮影時期が悪かっただろう2.3月では寒いでしょう。
#沖縄撮影が「少ない」ように感じる理由と補足
実際の割合:沖縄ロケは2024年2月下旬から約2ヶ月(41日)と長期間
レビュー131
(^∇^)
宝島
戦後の沖縄を舞台に時代に抗う若者たちの姿を描き、第160回直木賞を受賞した真藤順丈の小説「宝島」を映画化。
妻夫木聡が主演を務め、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら豪華キャストが共演。
「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとった。
1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。
そんな戦果アギヤーとして、いつか「でっかい戦果」をあげることを夢見るグスク、ヤマコ、レイの幼なじみの若者3人と、彼らにとって英雄的存在であるリーダー格のオン。
しかしある夜の襲撃で“予定外の戦果”を手に入れたオンは、そのまま消息を絶ってしまう。
残された3人はオンの影を追いながら生き、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、それぞれの道を歩んでいくが、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境で、思い通りにならない現実にやり場のない怒りを募らせていく。
そして、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。
親友であるオンの痕跡を追う主人公グスクを妻夫木聡が演じ、
恋人だったオンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ役を広瀬すず、
オンの弟であり消えた兄の影を追い求めてヤクザになるレイ役を窪田正孝が担当。
そんな彼らの英雄的存在であるオン役を永山瑛太が務めた。
宝島
2025/日本
真の宝島とは?
沖縄の人たちの苦悩が伝わる
戦果アギヤー
沖縄はまだまだ語りきれない
沖縄の人が流してきた、涙と血の味を想像した
沖縄戦で孤児となったこどもらが、長じて「島のために」と米軍基地の鉄条網を乗り越え、更に生き抜いていく物語。誰でも理不尽な出来事を味わうが、とりわけ国から「棄民」される事の絶望感はいかばかりか。だが、彼らは立ち上がる。
「奪うだけでは、何も変えられない」「綺麗事では何も変わらない」「でも、(人間の智慧を)俺は諦めない」。
それぞれのキャラクターが血と涙をたくさん流しながら立ち向かっていく姿にシンプルに感動。妻夫木聡演じるグスク、広瀬すず演じるヤマコ、窪田正孝演じるレイ、永山瑛太演じるオン、どの俳優にもそれぞれ胸に迫る演技があった。なんならエキストラにさえも本物感というか訴えてくる表情があり、正直驚いた。美術や衣装の力もあるのだろうけど。観終わったら放心状態で、すぐには言葉にはできないのだが、涙と血のしょっぱさが、自分の舌に残ってる感じ。それに、何度か現れるいろんな海の表情に癒された。展開で分からない部分もあったから、もう一度観たい。
当事者視点で描いた力作
現在進行中の沖縄の悲喜こもごも
戦前と戦後の占領下。返還されてもなお沖縄に本土はよそよそしい態度をとり、今でも米軍基地に理不尽な想いしている
原作は未読だが何もわかってない内地に対する怒りとも諦観ともつかない想いなのだろう。それを打破する作品ではあるのでしょう。ついでにAbemaに出演した大友監督の話も聴きました。現地の方に、ありがとうと言われたことに驚いていましたが、確かに沖縄について知ってるつもりだったと反省。
美術はもう本当に素晴らしい。なかなか手に入れ難いだろうアメ車のくたびれ具合も風合いがよくて素晴らしい。服装もあの当時感と音楽もカッコいい。ただもう少しどうにかならなかったかな、というところも多々あるのは事実。基地内での3人のやりとりには、さすがにイライラしました。
沖縄を題材にした映画作品は多々あるので見直すのもいいかも知れません
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