宝島のレビュー・感想・評価
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友人は子供の頃お年玉は💲で貰ってたって。
ラスト伏線回収が見事です。
気持ちよく終われます。
荒い映像のおかげで今と過去の揺り戻しに違和感がありません。
戦後の沖縄と返還前の沖縄。
60〜70年代の小道具大道具の配置も見事です。
「人間は愚かです」
だから同じ様な過ちを今でも繰り返す。
知恵があり理性があり倫理観が備わっているハズの私達でさえそうなのです。
各先進国が不幸にも失敗している難民問題。
日本だけが上手くいくなんて思えないのです。
あの当時の沖縄県民でさえ動かざるを得なかった。
統治国はキチンとした倫理観があったが故隣国の様な大きな強行手段には出ませんでしたが…
日本人は基本的優しい民族だと思っています。
だからつけ込まれる。
色々考えさせられます。
演者皆さんが見事でしたが特に大勢いるおばぁが素敵でした。
素晴らしい作品ではあるが、、、
文句なし!沖縄の人の想いが伝わった作品
文句なし!沖縄の人の想いが物凄く伝わった作品。いかに我々本土の人間が沖縄に関して無関心だったか。昔も今も変わらない。返還前の沖縄をこの作品で知る事ができたのは良かった。題名も◎。
監督をはじめとする制作スタッフ、妻夫木聡、広瀬すずらのこの作品への熱い想いが物凄く伝わった。何故、彼らがこの宝島に参加したか、私達は考える必要がある。2025年年間ベスト邦画候補いや2025年年間ベスト候補作品に挙げたい。
「僕は映画の力を信じたい」
大友啓史監督の熱量が最大限に高まるのは、「撮りたい」を超えて「撮らなければならない」作品に出会った時だと思います。
『宝島』は主演の妻夫木聡さんの熱量も共鳴して、社会的使命を背負った圧倒的熱量の映画になりました。(レビュータイトルは、妻夫木聡さんの舞台挨拶から)
7月28日NHK放送「妻夫木聡がゆく もっと知りたい沖縄 戦後80年特別企画」。
26歳の時に映画『涙そうそう』(2006年)に主演して、沖縄が大好きになった妻夫木聡さんの“第2のふるさと”。公私ともに20年以上毎年沖縄に通っているそうです。
宜野湾市の佐喜眞美術館で、80年前に島の各地で起こった悲劇を描いた14枚の連作「沖縄戦の図」を鑑賞。
アメリカ軍の上陸を恐れて、住民達が集団自決に追い込まれる様子が生々しく描かれた絵の前で、カメラの前でも涙を堪らえようとしない妻夫木聡さんの姿が胸に迫りました。
戦後80年、戦争をテーマにした映画の公開が続きます。
『木の上の軍隊』『長崎 閃光の影で』『この世界の片隅に(再上映)』『雪風 YUKIKAZE』『太陽の子(特別版)』『遠い山なみの光』『宝島』、『ペリリュー 楽園のゲルニカ』『あの星が降る丘で、また君と出会いたい。』…
『宝島』は構想から6年、コロナ禍で撮影が2度頓挫、沖縄本土復帰50年の2022年公開予定が、戦後80年の2025年の映画となりました。
山崎貴監督が『三丁目の夕日』シリーズ3部作で描いた高度経済成長期の東京と、『宝島』のアメリカ統治下の沖縄が同じ時代だと気付いて愕然としています。
大友啓史監督がNHKから独立後のFacebookに投稿した、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)の企画書。
この企画趣旨は『ハゲタカ』(2007年NHKドラマ/2009年映画化)にも、『るろうに剣心』(2012年〜2021年実写映画シリーズ5部作)にも通じる、と振り返られていました。
企画書を全文引用できないことが残念ですが、ドキュメンタリー出身の大友啓史監督のジャーナリズム精神は、15年後の『宝島』へと確かに受け継がれています。
妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さん。4人全員が過去共演者という関係性が、熱演の余韻を残していました。
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P.S.
昨年は映画賞の作品賞の行方が気になった年でしたが、今年は主演と助演の男優賞を誰が取るのか注目しています。
日本の映画賞レースは、約50ある映画賞のうち約20が主な映画賞、10月の「TAMA映画賞」がオープニング、日本三大映画賞の「ブルーリボン賞」「キネマ旬報ベスト・テン」「日本アカデミー賞」、そして翌年4月の「日本映画批評家大賞」がラスト。
2024年公開作品では、吉沢亮さんの主演映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が、皮切りの「TAMA映画賞」と大トリの「日本映画批評家大賞」で作品賞と主演男優賞を受賞したことは、2025年を予期していたようでした。
※2025年、“超個人的な”主演・助演男優賞予想は…
・松村北斗『ファーストキス』『秒速5センチメートル』
・吉沢亮『国宝』『ババンババンバンバンパイア』
・横浜流星『国宝』『片思い世界』
・黒川想矢『国宝』『この夏の星を見る』『アフター・ザ・クエイク』
・田中泯『国宝』『Ryuichi Sakamoto: Diaries』
・渡辺謙『国宝』『盤上の向日葵』
・小栗旬『フロントライン』
・松坂桃李『フロントライン』『僕と父の終わらない歌』『ひゃくえむ』
・池松壮亮『フロントライン』『レイブンズ』『THE オリバーな犬、このヤロウ MOVIE』
・窪塚洋介『フロントライン』『THE KILLER GOLDFISH』『次元を超える』
・北村匠海『悪い夏』『金子差入店』『愚か者の身分』
・綾野剛『でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男』『愚か者の身分』『星と月は天の穴』
・堤真一『木の上の軍隊』『室町無頼』『ババンババンバンバンパイア』『アフター・ザ・クエイク』『旅と日々』
・山田裕貴『木の上の軍隊』『ベートーヴェン捏造』『爆弾』
・鈴木亮平『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』『花まんま』
・江口洋介『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』『大きな玉ねぎの下で』『沈黙の艦隊 北極海大海戦』
・賀来賢人『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』『新解釈・幕末伝』
・竹野内豊『雪風 YUKIKAZE』『SPIRIT WORLD スピリットワールド』
・玉木宏『雪風 YUKIKAZE』
・奥平大兼『雪風 YUKIKAZE』『か「」く「」し「」ご「」と「』
・中井貴一『雪風 YUKIKAZE』
・妻夫木聡『宝島』
・窪田正孝『宝島』『悪い夏』
・永山瑛太『宝島』
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9月9日試写会で鑑賞
9月19日映画館で鑑賞
9月9日★★★★★評価
9月9日レビュー投稿
9月11日レビューP.S.追記
9月13日レビュータイトル編集
日本人はみんな見た方がいい映画です
終戦後もアメリカ統治の下で厳しい生活を強いられた沖縄。
終戦直後の沖縄の現実がリアルに描かれている感じで、日本人は皆んな見た方がいい映画です。
当時の沖縄を細かく描き、その中でキャストの皆さんが迫真の演技で沖縄県民の苦しさや辛さを演じてくれてます。
時間を忘れて本当に引き込まれる映画でした。
先人が繋げてくれた平和のバトン
戦後の映画の中でもここまで映像や時代背景がリアルなものはあまりない。
戦争の物語は心苦しく、苦手ですが、
心苦しい擬似体験しかできない。
想像する事しかできないんだと、
平和な時代に生まれた事を思い知らされました。
現実は映像にできないもっと過酷なものだったでしょう。
役者の方をはじめこの映画に携わった方々に感謝します。
語り繋ぐべき映画です。
ラストは想像できなかったので物語のフィクションとしても面白かったです。
2回目鑑賞しました
物語がわかっている分、細部に目が届き、前半と結末でここにつながりがあったんだ!と発見がたくさんで楽しすぎました。
暴動のシーンはやはりいい。生命を感じます
わかっているのにまた泣ける。
すずちゃんの泣きは物語知らなくてももらい泣きできるレベルです。妻夫木さんの沖縄弁は馴染みすぎてる。
また行きたいな
また新しい沖縄をリアルに感じることができた 想像でしかなかった大ま...
また新しい沖縄をリアルに感じることができた
想像でしかなかった大まかな話も、
映画で見るととても鮮明で身近に思える
作成中に2回ほど頓挫したそうですが、
戦後80年の節目に封切りになったので、
かえって良かったと思う
舞台挨拶付先行上映会にて
舞台挨拶付き先行上映in新潟にて鑑賞
5では収まらない
平和を考えさせる重厚なテーマと熱い青春群像劇!
宝島は戦後の沖縄を命懸けで駆け抜けた若者達の群像劇
私は主演の妻夫木聡さんと同じ1980年生まれ。
私達が幼少期を過ごした昭和は、現代より荒っぽくガサツで、社会として未成熟な部分があったのも事実でしたが、世知辛くなく義理人情にあふれた時代でもあり、毎日を平和に楽しく笑って生きて来れました。
そんな私達が生まれるほんの数年前の昭和は、こんなにも貧しく、殺伐で混沌としていて暴力的で、日々を生きていくために、平等に扱ってもらうために、平和を勝ち取るために、先人達がどれほど痛み苦しみ葛藤し、理不尽や屈辱に耐え続けていたかに衝撃を受け、怒りと悲しみが込み上げると同時に、現代の平和を築いてくださったことへの感謝の気持ちに改めて気づかせてくれました。
沖縄戦
米軍統治
戦果アギヤー
コザ騒動
これまでの人生で自分が知らなかった沖縄の過去に目を向けることで、未だ世界からは戦争や紛争が無くならない戦後80年のこの節目に、平和の大切さを改めて気づかせてくれる、今観るべき素晴らしい映画だと思いました。
重厚なテーマながら、映画というエンターテイメントに昇華させ、妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さんらの迫真の演技が織り成す青春群像劇としての側面や、単純な勧善懲悪ではない各々の使命感・寛容さ・傲慢さが複雑に入り交じり観る人に考えさせる側面も非常に素晴らしかったです。
また、当時を精巧に再現された映像は、単純に幼い頃を過ごした昭和を思い出しノスタルジックな気分に浸ることができる映画でもありました。
超没入感と登場人物の台詞に気持ちが揺れる超大作!
どの映画でも必ず腕時計を観る私が191分中一回も時間を確かめることがなかった初めての映画です。
沖縄大好きで沖縄病を自らを呼んで、歴史もたくさん勉強したつもりでした。
でも、今更ながら復帰前のことは何も知らなかった事実に気が付き、愕然としました。
知っているつもりで全く知らなかった沖縄の苦難とその中で強く生きる人々の姿に深く感動しました。
当時を忠実に再現した情景、米兵に何をされても無罪になってしまう理不尽さの中で、人々を助けるために危険を冒して自ら基地内に入り食料や薬を盗んで、沖縄の人々に配っていた4人の戦果アギャー。
その中でリーダー的だったオンが行方不明になるところからスタートしましたが、ストーリー展開が早く、そしていろいろな場面で登場する一人一人の台詞に大きく心を揺り動かされ、まるで自分の目の前で全てが起こっているような感覚に陥りました。
しかしながら、助けてくれる米兵の存在も強く出され、決して反米映画にはなっておらず、今もなお繰り返されるどこかの国に支配される人々の現状を考えさせられる映画となっていた点も良かったと思いました。
最後の方にある夜中から始まり、朝に自然に終わり、誰一人死者が出なかったというコザ騒動のシーンはハリウッド映画を越えるようなシーンが繰り広げられて本当に凄いです。
ラストは衝撃的でしたが、どんなことがあっても今を大事に生きていく大切さを感じました。
映画を観た後は誰かと「良い映画だったね!」と話すのではなく、その気持ちを大事に持ち帰りたいと思いました。
そしてこの映画から受けたものをもっと人に知らせたいと感じました。
今回は先行上映でしたが、映画が公開されたらまた観に行きます。
何回も何回もじっくり観たい大好きな映画になりました。
本土の高度成長時代に、米国占領下の沖縄ではこんなことがあったとは…
映画『宝島』が教えてくれた沖縄
全199件中、181~199件目を表示
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