宝島のレビュー・感想・評価
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本土復帰するまでのコザの25年間
「アキサミヨー」戦後すぐ、コザで住民や自分たちが生き延びるために悪ガキたちが基地泥棒を繰り返していた頃の英雄譚。映画では裸足と汗や日焼けにはこだわっていたらしい。
SONY、東映、電通。
真藤順丈さんの原作(講談社刊)もaudibleで松本健太氏の朗読で拝聴しました(合計18時間超)。
沖縄の史実を踏まえたアクション活劇。主要登場人物たちはいずれも原作から。
(VXガスとヤクザとフェンス越しの基地が原作の裏テーマとも言えるのだけど三時間かけた映画なのに説明描写がもの足りなかったように思う。)VXガスが、そもそもわかりにくいのだから、怖さが伝わりにくいのでは? 仮に毒物が「サリン」だとしても、小説上ならともかく、映画では緊張感は出しにくい。缶に何が入ってるかわからないのだから。登場シーンの少ないレイをいきなり出してきて、ほいよ、VXガスを作った、これから基地で脅すために使うよ、という唐突な計画説明は、脅迫相手(グスクや米軍のお偉いさんたち)に信用性が低い。これは原作でもそうだったと思うが、映画でも唐突にやってしまったためにせっかくのクライマックスが不自然な展開に。
米軍側に、毒ガス技術者が誘拐されているので焦りがあるとかを、あらかじめもっとちゃんと見せないと(バーの黒人が英語で語ってはいたが)。あとリアルには、あの程度のマスクでどうにかなるものではないだろう(レイの自爆テロだったとしても)。レイの「計画」の信憑性が低すぎるので、そのあとの白骨死体のある洞窟でのウタによるオンちゃん逃亡生活の長い語りも信憑性が薄まっていた。残念。
コザ騒動(「コザ暴動」とも。言い方でぜんぜん変わる)は、1970年のクリスマス直前に、コザで起きた現実の事件であるが、対アメリカ軍相手の騒動であったにも関わらず、死亡者はゼロだったという(負傷者、逮捕者あり)。
とは言え映画で再現していたような混乱は起きていたらしい。ただ、映画の直後の基地内の出来事は小説のフィクションなので、もし本当に死んでいたら死者一名ということになってしまう。
いま、これを主題にした映画製作が可能だったことが単純にすごいとは思う。やりすぎないように、史実を踏まえて再現したのだろうけれど、迫力はあった。仕方ないのだろうが、基地内の描写が非常に少なかった。
基地に侵入できた時代があったのは確かだろうから。
クライマックスの1970年というと、大阪万博があった年で、有名人でいうと阿部サダヲさんとか岡村隆史さんが生まれはった年で、比較的近年なのである。
であるけれど、皆忘れている(生まれてない方も多かろう)。アメリカはベトナム戦争をやっていた最中である。ベトナムでは「地獄の黙示録」や「プラトーン」のようなことがあった。
アメリカ軍も狂気に満ちた戦争にはまっていたのだと思う。ただ犯罪容疑兵士たちの処分は甘く、基地の町の人々の人権はとても軽んじられていた。
そもそも沖縄は、明治維新で日本に組み込まれたあと、昭和になって米軍の沖縄上陸戦で、地上攻撃や自害を強要されたなどの悲惨な目に会い、戦後も基地の島として米軍統治下での混乱状態がながーく続いたということなのだと思う。
若い人たちにこそ、見るべき映画だと思う。昭和のオキナワ史をここから学ぶのもありだろう。コザ騒動と本質は違うのかもしれないが、本土、東京では1969年には東大安田講堂攻防戦もあった。東京のど真ん中の事件なので有名だが。
グスクだけを主人公にするなら、リュウケイ(琉球警察)の雰囲気とか、原作通り中盤で警察やめて「探偵」になっていたりした方がコミカルで妻夫木聡の雰囲気にも合う。
原作と比べると、瀬長亀次郎氏に関する言及とか、語り手の主観みたいなところはことごとく取り除かれていた気がします。それでもラスト近くの基地内でのVXガスのやり取りなど原作とは少し異なる形ではありますが、なんとかおさまっているのにこの映画の運命を見ました。(役者陣に苦労のあとが見えました。)
あの日突然消えた「オンちゃん」が、どこまで行って死んだのか(まだ生きているのか)の謎をずっと探っていたのが弟のレイと、刑事になったグスク。それを体現しているのがウタと呼ばれるハーフの子供(劇中の数年で若者に育つ)。ウタを主人公にしてウタと義父オンの生涯を知ることがたぶんこの原作の隠しテーマだろう。でももっとフロントにだすべきだったのかも。(最後に飛び出して射殺されるという悲しい結末)
御嶽(のような場所?)で生まれた赤ん坊のためにずっとこの物語が語られてたのだから。(そもそもの着想がどこで湧いたのか気になりますが)どうせやるなら、ハーフの子どもたちをほかにもたくさん出すべきだった。現代に作る意味はそこにあるのに。(すこし違うが「スワロウテイル」みたく)
映画版では、PG12にはなっていたけれど、そこまで残酷な場面はありませんでした。もちろん人によるのだが。たとえば、小説版(朗読版)では戦果アギヤーたちは武器を収奪し、それを使用しながら逃走するのだけれど、映画版では武器は一切奪っていないことになっている(なっていたと思うが、彼らは撃たれていた)。
コザの歓楽街がわりとメインででてくる(つまり嘉手納基地の恩恵を一番受けているということ)のだが、原作ではヤクザ、不良、政治の話がてんこ盛りなのに対してその辺はスパッとカット。
映画「宝島 HIRO'S ILAND」
映画を観た後では、オンちゃんは、永山瑛太、ヤマコは、広瀬すず、グスクは妻夫木聡、レイは窪田正孝を想起させるようになりました。
かなり駆け足で物語に入ってゆくものの、ずっとそのまま駆け足で終わってしまった感あり。三時間超はそれほど長くは感じられないものの、半日はまるまる潰れるのだから、大作には大作なりの責任がある。
映画と原作は異なることも踏まえてはいますが、音楽も良かったし、美術や衣装さんも頑張っていたことがとてもわかるのですが、世界中の子どもたちにみせたいのなら、原作で一番弱点の部分、「ハーフの孤児のウタの生涯」「なぜオンが英雄なのか」「少年時代に泥棒だったグスクが警察に入って苦労したり得したエピソード」「リーダーの女だったヤマコが独身を貫いて教師になりさらに強い女になってゆくエピソード」「兄をさがすために悪石島まで渡って兄が生きた痕跡を見つけたけど首飾りをもらって愕然としたエピソード」などをしっかり書いてほしかった。原作を映画でやればそれぞれが三時間ずつやってもいいくらいの分量があると思う。
九月公開の理由がなぜだかわからないが、沖縄戦終結の六月にするか、全国が終戦に向かう八月にしとけばよかったのかも。あとは思い切って冬にするか。とにかく尺も公開も伸ばしすぎだった。コロナ等での延期につぐ、延期があったらしいけど。
迫力だけはある‼️❓
グスクとレイの対峙シーンでの言葉に魂を揺さぶられた。 人間としての...
沖縄の負の遺産をテーマにしたことは良いけれど
長尺の割に…
妻夫木聡の代表作になったと思う大作映画。 戦後80年の節目に合わせ...
妻夫木聡の代表作になったと思う大作映画。
戦後80年の節目に合わせて作ったかも知れないが、関係なく面白かった。時代背景や起こった大きな事件は史実だがグスク、ヤマコ、レイ、オンなどは架空の人物。
この作品は休憩無しに映画館で一気に見るのがお勧めです。(インターミッション無しの191分)
原作小説を読んでない方(私とか)は用語だけ知ってると良いかも知れません。
コザ市/今の沖縄市(沖縄中部で1974年にコザ市と美里村が合併)
戦果アギヤー/混乱の時代を生き抜いた実在の若者たちで、米軍基地から物資を盗んで分配とかした
那覇派、コザ派/この時代の沖縄のヤクザ組織
Aサイン/米軍が公認した飲食店やホテルなどに発行された営業許可証を持つお店(Approvedの店舗)
琉球警察/米軍統治下の警察組織
琉球政府/戦後の沖縄の「アメリカ統治下の自治政府」
米民政府/琉球列島米国民政府の事で米軍が沖縄に設けた統治機構
ガマ/沖縄諸島の特に沖縄本島南部に多い自然壕
悪石島/鹿児島県の南方トカラ列島の島
黄ナンバー/軍人車両ナンバープレートの事で沖縄返還前の米軍人・軍属の乗用車
やっちー/実の兄
アキサミヨー/驚いた時や困った時に思わず口にする「あれまあ」
ウチナンチュ/沖縄の地元の人々
ヤマトンチュ/日本本土から来た人
わー/私
わったー/私たち
わらばー/子供
アンマー/母
くぬひゃー/この野郎
ひんぎれ/逃げろ
なんくるないさ/何とかなるさ
くるす(せ)、たっくるす(せ)/殺す(せ)
御嶽(ウタキ)/(自然の)聖地
かしまさい/うるさい
ユタ/霊媒師
ノロ/女性の司祭、神職
等など
なんか妻夫木聡の2002年のドラマ「ランチの女王」が見たくなった。
作品のパワーはめちゃ認めます・・・がしかし・・・
小学校への軍用機墜落事故も、嘉手納基地付近でのコザ暴動も・・・もっと言えば鼠小僧じゃないけれど「戦果アギヤー」も実際にいたらしいので、確かにこの映画の主人公たちのようにすべて絡んだ人はいないかもだけど、いろいろな人をモデルにして原作は書かれたのでしょうね。
戦後数年の1952年から沖縄返還が決まった1970年ころまでが舞台なのですが、まだまだ当事者たちは健在なので原作を書くのにも映画化するのも「心」「精神的」制約はあったと思います。この物語から50年以上経った現在、さて本当に「宝島」となっただろうか?などと思われますし、毎年のように軍関係の事件事故が起こっているのが現実ですし、日本がアメリカの核の傘の下で守られているのも事実です。
なので、その映像や演者のパワーはすごく感じましたが物語の内容的には全く楽しくない作品でした。全く楽しくないけど、すごい作品ということで70点です。
微妙
そろそろ起きれ
主役級の俳優が何人も出てくる大作。再現された当時のコザの街並みや用意された数々のクラシックカー、小学校に墜落する輸送機、コザ騒乱、各シーン見応えがあった。広瀬すずが立つ教壇の後ろの黒板に書かれた字がとても美しかった。そのシーンの10分後には米軍機の墜落事故で学校ごと燃えてしまったが。そして、妻夫木聡はいつの間にか眉間のシワが似合う俳優になった。
それにしても、主役3人と米軍が必死で探していたオンちゃんは何年も前に海岸で野垂れ死にしてるし(確かに英雄ではあったのだけど)、基地内の従業員に箝口令を敷き、軍の記録を消去してまで隠蔽していた秘密というのが、米軍高官のやんちゃな下半身の不祥事だったというのが、なんともしょうもなくてバカバカしくて悲しくて腹が立った。
どうにもスッキリしないモヤモヤした終わり方だったけど、これはスッキリしてはいかんのだろう。米国の意に沿わない首相の首はあっさり飛ぶし、羽田発着便の航路は遠回りさせられるし、パレスチナの国家承認は取り下げさせられるし、ほんとに米国から国家承認されてるのかなと疑いたくなるような国に住んでいる身としては他人事ではない。モヤモヤをモヤモヤのまま考え続けないといけない。なんくるないで済むか、そろそろ起きれ、はわれわれ観客に向けられたメッセージだと受け取った。
あと、世間を騒がせている排外主義者の皆さんにはホンモノの外人特権がどういうものか見てもらいたいものですね、この映画で。
必見!!!
権力者が居ては本当の平和はない
だけに戦争の生々しさはなく、人々のか変える苦悩がよく伝わってきた。本国の捨て駒としてアメリカに渡っていた沖縄がどのような状況でどう返還されたか、当時の若者はどう思いどう動いたのかがよく分かる。ひめゆりの塔など沖縄の戦争映画はよくあるが戦争物と違いドキュメンタリータッチで3時間に渡り描かれている。米兵との衝突や本国との取引き、そして仲間内での内輪揉めをムダ無く作られていると思えた。
当時は学生運動真っ只中で全国的に治安の乱れていた頃だが沖縄が1番だろう
黙ってさえ居れば平和にはなるだけどそんなのは本当の平和じゃない、戦争が終わって平和と思ったことは一度もない。
こうでもしないと変わらないんだ。
今の自分のポジションも平和じゃないなと刺さった台詞です、米兵のように権力者の都合に合わせただけでは表向きが民主主義の独裁主義だ、個人の自由を尊重して初めて平和と言えるのではなかろうか。
サリンはドイツ軍が使用したものだとすぐに浮かんだ
先生!!先生!!
当時の沖縄の状況を感じれる
映画自体は悪くないが、歴史的な超大惨敗、大爆死の歴史的記念碑
<作品内容についてはちょっとしか語っておりません>
戦後の沖縄が辿り、今日でもなお背負い続ける苦悩と憤怒を描きあげた人間ドラマの傑作の部類に入れてもいい作品。
なのに…何故?客が入らない。
私の家の近くのシネコン。初日金曜レイトショー鑑賞寸前の時点で「この作品危ないのかな?」と危惧はしていた。シネコンの劇場が4番手か5番手のキャパで、しかも200人収容のうちおよそ20人しかお客さんがいない。同日公開のライバルは強力で、実写では「国宝」も健在。ゆえに最大の動員力を持つスクリーンを押さえられないのはわかる。が、ここまで動員が低いとは思わなかった。興行主の目は確かだ。
このままの調子でいくと初週の週末ランキングは6位前後。配給した東映やソニーは天文学的な赤字が確実となり、何人もの担当者のクビが飛び、責任者(特に電通)はギロチン台に膝まづき、関係会社は行ってみたら蛻の殻。中にはリアルに自〇者も出るかもしれない。そのくらいの日本映画の歴史に残る大大大大(×無限大)な大失敗大爆死、あとには塵すら舞っていない悲惨この上ない惨状となるだろう。詳しくは明日あたりから興行に関する記事がバンバン出ると思うが、涙無くして読めないと思う。
しかしながら映画の内容に関しては特に悪くはない。むしろ相当な熱量を伴ない、日本映画では滅多に見られない作品と言ってもいい。特に楽しみにしていたのはコザ暴動。事情があってスタジオ撮影にしたらしいが、そんなことは気にならないほどの物凄い迫力があり、現場にいるかのような没入感に満たされた。関係者を絶賛したい。
出演者も賞賛したい。特に窪田正孝は助演男優賞、栄莉弥は新人賞の候補にもなると思う。主演の妻夫木をはじめ細部に至るまで緊張感を伴った演技を見せていた。唯一心配していた広瀬すずも充分に及第以上の仕事をしたと思う。
問題があるとすれば脚本と監督が背負うべきだ。最初から最後までグスク(妻夫木聡)のモノローグで映画が動く。それ、なくてもいいだろう。映画というのは監督が脚本の意を汲んで映像を見せて観客に理解させるものだ。大友監督はNHKのドラマで当時としては革命とも言える演出手法を発揮し、確かに時代を前に進めた功労者だ。だが「楽」を憶えてしまった。時おり挟まれる安い画、誰でも取れる画は、力量を見せる画との落差が大きくがっかりしてしまう。ついでに言うとこの人いつもそうだが、エンドロールで自分の名前を止めない方がいい。
繰り返しになるがどう考えても「普通のちょっと長い作品」としか思えないため、星はこの辺でいいと思う。ところが公開直前の19日朝のこの映画.comは星4.8。え?それはさすがにないだろう?と思っていた。以後あれよあれよという間にレイティングは落ちて現在は3.7。このあたりが妥当と思われる。息せききって5を付けまくった方々や、あるいはおカネもらって同様を演じた方にはご苦労さんと言ってあげたい。
「おカネもらって」の代表が映画評論家を名乗る方だろうが、その方々は自分の仕事が来なくなるのが何よりも怖いから褒めることしかできない。本当に優秀な評論家さんなら作品の秘孔を突く指摘もしつつ、読者を映画館に導くような論評をしていただきたい。少なくともこの映画.comにはそんな巧者はいない。
3時間は長くは感じなかったが、2時間半に収められる技巧を高田亮なら有していたと思うのにがっかりした。せっかく「国宝」「鬼滅」で世間が2時間の壁を壊してくれた空気感になったのに。この大失敗は「映画は映画会社に任せておけ」というセオリーも、「映画は映画会社以外が作るもの」という新しい価値観も、揃って粉砕し、何もない地平を生み出すきっかけになってしまうかもしれない。そうならないでほしいとは思う。
お時間のある方は見ておいて損はないと思う。3時間を作れる方がいらっしゃるのなら、ぜひ足を運んでいただきたたい。さもないと…これ来週からは一気に上映回数が減って、下手をすると4週で終わる劇場すら出てくるかもしれない。残念至極だ。
宝島 大傑作です
混むのを避けて、「チェンソーマン」と被る、朝7時の回。
狙い通りとはいえ、15人は予想外。
「チェンソーマン」、入ってたな。
さて、作品は。
終盤の基地の草地での、妻夫木さんと窪田さんの2人の熱と熱の激突。
凄い見応えがありました。
緊張して、背筋が張りつめる程に。
「国宝」は、見応え抜群の2人芝居を観た、と感じいりましたが、こちらは、この2人に観せられた、そんな感覚でした。
もちろん、広瀬さんも素晴らしい。
序盤の、私自身が忘れていた、あの伏線の回収も見事。
今年は「国宝」か「フロントライン」かと思ってましたが、本作が私の中では、本年度No.1です。
お勧めしたい傑作です。
これを観ないと『なんくるならんぞ〜』です。
やっぱり長かった。良かったけど…。
何故だか乗り切れず
舞台や雰囲気は本当に良かったが
エキストラに何度も現実に引き戻された気もする。
邦画に出てくる外国人の演技の下手さってなんなんだろう。
まず冒頭の沖縄基地でオン達を追いかけてくる軍人達の
台詞の違和感や、気質の違和感を感じた。
安っぽい!
コザ騒動の映像は
正直ジョーカーのラストの暴動シーンを超えていたと思う。
だが、エキストラが、、、
怪我しないように?みたいな、
よく分からない動きをしてる人が多かった気がする
軍人もコザ騒動のエキストラも
PS2のゲームのモブキャラみたいというか
まぁ動いてればいいっしょ!みたいな感じが凄くて
沖縄の方言が聴きづらいって人も多いけど
そこはそう言う声が上がるのも想定の範囲内で
批判覚悟でそのまま行ったんじゃないかなと思う。
これは熱意と捉えて私は評価したいです。
ただ、この様にお金もかけて、すごい熱意で作ったのは伝わってくる分
エキストラとかもう少し拘って欲しかったと思いました。
そしてストーリーが、、、
原作があるから仕方ないと思うけど
オンちゃんの事実が、えーって感じでした。
最後が思った程感動できなくて。
演出も日本映画独特の冗長なシーンも多く
謎の効果音と共に意味深な風景を映すシーンとか
多分いらないですね。
この映画のダメな部分は、
国宝では逆にとても評価できた部分で
観客にも泣かされましたし、
日本でも表現できるところではあると思うので
今後洗礼されていって欲しいですね。
それでも
妻夫木さんは本当にいい役者だなって
レイとグスコの滑走路でのやり取りで思った。
ヤマコを総理大臣にする!って言った時の
妻夫木さんの顔が観てる観客と同じ顔してて、すごい心が通じた気がする。
いい演技するなーって思いました。
主役陣の演技はとてもよかったし
最初にも言ったように雰囲気とか舞台はとても良かったからそれだけでも観るべきとは思いました。
全625件中、421~440件目を表示
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