宝島のレビュー・感想・評価
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たぎれ、日本
あの予告編とこのコピーを見た時から、ワクワクゾクゾクしてずっと楽しみにしていた。できるだけ大きなスクリーンで観たいと思って平日夜の回、漸く観た。観客ふたり。
熱いシーンが熱すぎて。この熱さが本土の人間に伝わるか、本土の人間がたぎっているか。
もったいない。
グスクの回想(モノローグ)みたいにする必要があったのか。
通訳してるというよりセリフ喋ってるみたい。
ウタ、もっとはじめの方からしっかり出しておいた方がよかったのでは。
どうやって逃げた。
気になるところが多すぎて。
沖縄の人たちの苦難。もっともっとたくさんの人たちに観てもらいたい作品だからこそ、もったいない。
長さは関係ない。もっと長くてもいい。
沖縄の人たちが虐げられてきたというのは、古い映画だが、「ええじゃないか」の草刈正雄が、「琉球でしちゃんこと思い出せ」と薩摩藩士の首を掻き切るシーン、「薩摩んぶたの血」といって血を舟に塗っているシーンがとても印象に残っている。
岡本喜八監督の「激動の昭和史、沖縄決戦」も観た。
言葉がわかりにくかったのと、沖縄の人の言葉が優しい。
受け取るこちらの問題だけど、これが土佐弁とか会津弁、広島弁とかだったら。
なんくるないさー。
沖縄の人たちの明るさが、せつない。
国宝宝島
今年度の邦画で大ヒットしている「国宝」今作も「宝」繫がりでヒットを目論んでいるが…
予告の段階では、何か大作っぽい映画だが、タイトルからの印象で「ONEPIECE」の実写版!?くらいの情報量であまり観る気はなかったのだが…
我が故郷の岩手県は本当に有名人が少ない、一言でいうと地味な県である(今はあるスーパースターが一人いるのだが…)
現在アラフィフおじさんである私の子供時代は芸能でいえば「千昌夫」「新沼謙治」の二強で、はっきり言っていまだにその二人が国民的な芸能人である(しかし若い子は知らない)
レコード大賞の司会が「高橋圭三」であれば、よく親が「この人は岩手の人だよ」と教えてくれたものである
話がかなりズレたが、今作の監督が「大友啓史」先輩と知ったので鑑賞した次第である
先輩と言ったのは、氏が盛岡出身で高校のOBだから
貴重な岩手出身の、ましてや高校の先輩の作品を、映画好きとしてさすがに無視はできない
感想は…大作である!以上!
ちなみに現在岩手のスーパースターといえば、「大谷翔平」一択である オワリ!、
性善説と性悪説
今日は映画三昧。
昼からは「宝島」
すごく心配😟
何がと言えば、
191分というクソ長い上映時間😱
「国宝」超えです。
インターミッションとかあるのかな?
邦画だし無いよなそりゃ。
そして昼飯後に観るという事。
昼寝確定か😱
しかも丸○製麺で2玉食べちゃったし😱
いや、邦画だし解りやすいから
眠気なんて吹っ飛ばして、話にのめり込むんだ!
結果眠りはしませんでした👍
でも、のめり込めなかった😩
琉球弁とでも言うのか、
何言ってるか分からない所が多すぎる。
全編とは言わないが、字幕は必要かと。
分かっても意味が分からない。
解説、注釈も必要だよ。
起きた年だけデカデカと表示されても、
時系列は整理しやすいが、
グスクがナレしてるなら
「これが世に言うコザ暴動」
とか入れて欲しい。
んで、割と事実を羅列してるので長い。
もうちょっとカットできないかな?
オンちゃんのラストとかも、
あんなに長々と流す必要無い。
「予想外の戦果」も、
ねぇ、て感じで高揚しない。
良かったのは、
基地内でのグスクとレイの推し問答。
所謂、性善説と性悪説。
ここもっとクローズアップしたら、
とても良いクライマックスだと思う。
広瀬すずは、
同じ年に長崎と沖縄にいたのね😁
お疲れ様でした🖐
心揺さぶられ、余韻が続き何度も観たくなる❗️
10/26追記
観た後の余韻がすごくて、ついに4回目を観ましたが、最初は小学校に米軍機が墜落しヤマコが泣き叫ぶシーンで泣いていましたが、4回目は冒頭のオンちゃんが「この島は変わるよー!」と言ったシーンや、レイが血まみれでヤマコのとこに行き、ヤマコに怒鳴られるシーン、ウタが海辺でヤマコにハイビスカスをあげて「花もきれいやさ」などと言うシーンなど、私の泣きポイントが変わっていて、この映画の奥深さ、凄さを味わい感動!
まだ上映中のようですので、ぜひ足をお運びください!
上映スケジュールは「ムービーワーカープレス」のサイトですと、見つけやすいかもしれません。
*******9/21記入********
生まれも育ちも沖縄のコザである私にとって、この映画は想像以上の衝撃でした。母から聞いていた激動の歴史が、大スクリーンでこれほどまでにリアルに体感できるとは!
特に、慣れ親しんだコザのゲート通りが炎に包まれ、人々の怒り、歌、そして踊りが狂熱的な熱気に溢れるシーンは、凄まじい迫力でした。
大友啓史監督をはじめとする制作チームが、沖縄の歴史を徹底的に調べ尽くし、最大の敬意と愛、そして覚悟をもって作品を完成させたことに、心から感動し、感謝の念が込み上げました。
この作品は、単なる過去の歴史を伝える映画ではありません。
世界で紛争が絶えない今だからこそ、観る者全ての心に平和への強い願いを育み、命の尊さを訴えかけてくれると思います。
大友監督でなければ描けなかった、まさに最高傑作です。歴史と人間に真摯に向き合ったその姿勢こそ、私たちにとっての真のヒーローではないでしょうか。
この魂の叫びと生きる力に満ちた感動を、ぜひ一人でも多くの方に、映画館で体感してほしいと強く願います!
面白いのはCMだけだった
CMを観て面白そうだと思って見に行きました。
2時間くらいで終わるかと思ってたら3時間だったw
そしてその中身はというとそこまで盛り上がるものもなくダラダラと長いだけ。
途中の恋愛模様とか要らないからもうちょっと短くできたと思います。
90分でもよかったね😄
ダラダラやるだけで途中に伏線が少しずつ回収されるわけではなく、2時間くらい経ってから一気に回収されてくるのでそれまでは退屈で。
それでも沖縄の歴史と沖縄人がどれだけ我慢してたのかなど見るのは興味深い所もありました。
米軍による横暴で我慢が溜まっていたわけで、
沖縄人の我慢が爆発して暴動に発展し、それを背景にグスクが笑ってるのは血が滾るような感覚があった。
まぁそれだけ我慢してたということですね、現代の日本人は飼い慣らされすぎて抗うことも忘れちゃっとかなと思うと興味深いシーンかな。
最後の方で基地の中で言い合いになる場面だありそこも納得できる内容だったと思います。
今の日本人に足りない部分を代弁してくれてるところは感じました。
グスクとれいの言い合いのシーンは監督さんの伝えたいことの一部だったのかな?
そこだけ見ても無駄ではないかなと感じるが、繰り返しになるが本当に長くて辛い😞
あと皆がおんちゃんを最後まで追っかけてるけど、おんちゃんがどんな人間なのか劇中でそこまで掘り下げれてないのでなんでそこまで固執するのかという疑問も湧いてくる。
沈黙と熱が語る、沖縄と日本の“影”
上映時間191分――この数字がまず私の心をざわつかせる。3時間11分、すなわち「3.11」。偶然とは思えないこの数字に、大友啓史監督の故郷・岩手、そして東日本大震災への鎮魂と祈りが込められているように感じた瞬間、背筋が震えた。
主人公グスクは、冒頭で強者で豊かさを強調する米兵に対して特殊警棒を使う以外、一切手を出さない。私が6回ほど「ここは殴ってもいいのでは」と思う場面でも、彼は沈黙を貫く。その沈黙は、沖縄の歴史そのものの象徴であり、語られずにきた痛みの記憶を逆に“静か”に浮かび上がらせた。
物語は、瀬長亀次郎や屋良朝苗といった実在の人物を登場させることで、フィクションにリアリティを与え、沖縄の政治的・文化的背景を濃密に描き出す。三人の若者たちが織りなす物語には、沖縄の音楽、踊り、そしておじいおばあが息づいており、私に重層的に沈黙の歴史を語りかけてくる。
全編を通して感じるのは「熱」だ。それは、沖縄の悲劇を再認識させる熱であり、日本がいまだに抱え続ける「15年戦争」の影を照らし出す熱でもある。
起承転結転結転結――とでも言いたくなるような難しい構成に対し、役者・スタッフの熱は、恐らく多くの人が言う一瞬たりとも緩ませないものに繋がっている。
「さあ、起(う)きらんね」
本の帯の言葉だ。
私達ヤマトンチュ―も起きる時ではないだろうか。
マジックリアリズム
マスコミは、前評判に比してあたかも大コケのごとく騒ぎ立てているけれども…
そもそも何を期待していたのか、という話
米軍統治下の沖縄の若者像を描くが、自分は全編ウチナーグチで語られ、日本語字幕付で当時話題になった「ウンタマギルー」を思い出した
ガルシアマルケスらラテンアメリカ文学に見られるマジックリアリズムを永山瑛太演じるオンの役に見て摂った
度重なる米兵の婦女暴行、米軍機の墜落等に民族の怒りが堰を切ったコザ暴動
至極当然と思えた
暴力はいけないとか、コンプラ優先の思考停止の現代日本人には到底理解し得ないのかもしれない
それにしても「沖縄を返せ」のフルコーラス、
久々に聴いたわ。血がたぎる想いを数十年ぶりに思い出した
沖縄との温度差
圧巻でした。映画館で見て欲しい映画。 3時間超えだけど飽きません。...
圧巻でした。映画館で見て欲しい映画。
3時間超えだけど飽きません。
比較するのはあまり良くないかと思いますが、国宝が集客できて、本作がそれほど集客出来てない理由はなんなのでしょう…
戦争系の史実に基づく物語は娯楽として観るには重いからでしょうか…?
なんくるならんさ
めちゃめちゃ時間とお金を費やしたんだろうな〜と思ったら宣伝でガッツリ数字を載せていたのでおいおいと思いながらも鑑賞。
面白いには面白かったんですが流石に長かったです。
確実に比較対象に挙がるであろう「国宝」はあまり長さを感じなかったんですが、今作では巻けるところ、省けるところはいくつもあったはずなのに全部やってしまっていて、その上不用意な展開もあったりとで流石に疲れてしまいました。
戦後の沖縄が舞台で、沖縄が本土に戻る前の話というところはかなり宣伝が難しかったんじゃないかなと思いました。
戦後80年というタイムリーな年ではあるけれど、その戦争から20年近く経った時代が舞台というところにうまいこと乗れていけなかったなとは思いました。
コザの暴動がメインで描かれる中で、行方不明になった仲間を探すために、友人や恋人たちが奮起する物語ではあるんですがこれが中々に分かりづらかったです。
年代の移り変わりがヌルッとしてますし、主人公が語り手として進んでいくのもややこしさに拍車をかけているようでした。
全体的に画面にいる人の密集率は今年観た作品でも間違いなくトップクラスで、アメリカに不満を持つ現地の人々が反感を買って反抗していくシーンの数の圧力は圧倒的でした。
この人数を捌きながらの撮影はめっちゃ大変だったんだろうなというのが伝わってきました。
登場人物と観客である自分とのオンちゃんとの距離感が離れすぎていて、人望のある人物なんだろうなというのは伝わってくるんですが、どうしてもそんなに崇める人か?と思ってしまって登場人物たちに共感できなかったのは痛いなと思いました。
1人の影響でここまで暴動が連鎖してしまうのは怖いんですが、そこまでのカリスマ性があったかと聞かれると個人的にはNOでした。
終盤の基地へと乗り込むシーンは全体的にかなり無理があったなと思いました。
乗り込んでからのすったもんだはアホらしいですし、ヤマコどうやって入ってきたねんという疑問点もありますし、お偉いさんとのトモダチなやり取りも薄かったですし、そこから広げられるオンちゃんエピソードもグダグダしていましたし、散々広げた話がそこまで感動させられるものではなかったのが残念でした。
怪我人は病院か診療所に連れて行かなきゃでは?という疑問点は特大でした。
オチもなんだか前を向くって感じで終わっていきましたが、あの感じで色々と解決したんだ…と置いてけぼりにされた感が否めなかったです。
俳優陣は皆々様素晴らしかったです。
沖縄の方言はかなり強烈でありながら、見事に喋りこなしていましたし、窪田さんの10代のギラついた感じと20代でのやさぐれた感じの演じ分けが抜群で年齢が全く気にならなかったのがすごかったです。
映像も素晴らしく、沖縄の自然の美しさや爆破による被害、大量の人々の圧巻すぎるまでの暴動ととにかく力が入っていました。
ここまで力の入った作品なのでヒットはしてほしいなと思いましたが、興行面ではかなり苦戦中…。
「国宝」みたいに口コミで広がってくれればなと思います。
鑑賞日 9/24
鑑賞時間 11:15〜14:30
長い、
興味深く、最高でした
奄美大島出身の40代ですが、自分が生まれる少し前にこのような状況が沖縄にあったことに驚きです。
原作小説や事件に関して深く知る良いタイミングになればいいと思った。
ネガティブなコメントが多いような気がするけど、ラストのネタよりも途中で起きた出来事に目を向けて鑑賞してほしい。
最終的に暗い気分に
これこそ観なければならない作品です。
さぁ来週から上映開始かぁ………あれ?3時間超かぁ……。
最近は短いのに慣れすぎたから思わず躊躇してしまいましたけど。
しかし観終わってみると戦後80年、いや戦争が始まった時から考えるのが妥当やな。
今現在も続く苦しみ。
それに比べたら3時間ぐらいなんて一瞬やな。うん。
知っていること知らなかったことは人それぞれありますがこの作品を観れば苦しみの歴史の一部を知ることができ、沖縄のことを考えるそしてこれからの日本の将来を考えるきっかけのひとつになります。
他の方のレビューにもありましたが方言問題。
作品の趣旨を考えたら最初から字幕付で上映しても良かったのかも。
最近はいろんな作品で字幕付バージョンが劇場で少ない回数ですが流れるので、もっとたくさんの人達に観てほしいから字幕付が当たり前になって行くんだろうけど。
有名な事件事故が出てきましたがあくまでも有名なので。
演者の台詞にもあった通りに無名なのは数え切れないほど。
人知れず起きていたのも容易に想像できるほど混沌とした米軍の支配下だった。
本土には見捨てられたと思い島の人間は食べる為になんでもするしかない状況。
これが本土復帰の1972年まで、いやそれ以降も続いているんです。
そんな中で起きたベトナム戦争に向かう米兵たちに島の人々は恐怖や悲しみ辛さに襲われ太平洋戦争の時の記憶もよみがえり不安に満ちていたんでしょう。
そして返還前に起きた大暴動。
過激な暴力描写や迫力ある暴動。
でもこれは映画です。
優しいもんですよ。リアルはもっと凄いでしょ?みんなぶつける所がないんだからちょっとでもはけ口があれば全力以上に行くでしょ?見捨てられたんだから。本土の人間が思う以上に当時は酷かったと思います。
基地の中での”これからの沖縄“についてグスクとレイの言い争いはちょっとまともに観れなかったなぁ。
沖縄の風習や文化もちょいちょい流れてくるのもより深くそれに対する想いもほんのちょっと理解できました。
綺麗な風景や楽しい沖縄はテレビからでも飽きるほど湧き出てきますけど、本当の姿そして芯にある背景を知り考えませんか?
見せ場に次ぐ見せ場に圧倒される
3時間、決して退屈はしなかった。
とにかく見せ場が多い。というか、後半はほぼ見せ場の連続なのである。
前半は話が面白く、後半はシーンに圧倒される。
よく聞き取れない、聞き取れても意味のわからない台詞も多いが、物語はざっくりとは掴めるのでついていくことはできる。
そう、話はとにかく面白い。めっちゃ面白い!
そして沖縄が10倍好きになった!
…のだが、映画としてどうだった? と言われると…まぁ、頑張った感はある。
観て損はないのは確か。
各役者陣の見どころ満載。
多分、3時間でまとめるには無謀な情報量だったんだろうな。
映画って、退屈しなければいいってものではないと思うんだな…かなりもったいない感があります。
もっと残るはずだった情感が淡く消え去ってしまう。
なので、ゆっくり原作を読むことにしようと思います。
全764件中、321~340件目を表示
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