宝島のレビュー・感想・評価
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そこ必要かな。。。
沖縄の悲しき歴史。大変勉強になりました。
沖縄を占領し、広島に原爆を落としたアメリカに
どうしてこんなにも日本人は魅了されているのでしょうか。この衝撃的な現実を、改めて日本人は知る必要があり学ぶべきです。
そして、日本もまた2度と戦争を起きなさい様に、
心掛けるべきだと感じました。
がしかし、20年前に居なくなった瑛太。
ここ必要かな。。。ていくら考えても思います。
そんな始まりでなくても良かったのでは。。。
めちゃくちゃいい話やのに、英雄のオンちゃんがいなくなることで、窪田君はそんなに人を殺す必要があったのか。。。うーた、も突然出てくるし。。。
なんだったんだ、終わってからも意味がよくわからない展開だったと、個人的には思いました。
あと、沖縄弁がわからないので、字幕(翻訳)を書いてもらった方が、よりわかりやすかったかと。。。
コザ暴動の民衆の力に圧倒された!沖縄の、日本の、まだ終わっていない物語
とにかくコザ暴動の熱量がすごい。このシーンを見るためだけでも映画館で見る価値あり。エキストラの人たちに圧倒される。当時の民衆の力を見せつけられた感じ。レミゼを見た時のような鳥肌が立った。東京在住の沖縄の方々がエキストラとして入っていたようで、それが力となっているのかな。いろんな感情が絡まり合ってとにかく涙が止まらなかった。
フィクションの部分のストーリー展開や方言のわかりにくさを指摘するクチコミに、たしかにと思う部分はあるものの、そんなことは関係ないくらい感情をもっていかれた。
万人受けするような分かりやすさはないかもしれないが、沖縄の人たちの怒りや悲しみが少しずつ身体に入り込んできて暴動のシーンでは自分の想いも頂点に達していた。
妻夫木さんがエンタメも転換期に来ていると語っていたが、万人受けとか分かりやすさとかが重要ではないということなのかなと思った。ドキュメンタリーではできない追体験ができる映画だったように思う。本土で東京オリンピックが開催されていたとき、まだ沖縄はこんな状況だったと知っている人がどれほどいるのだろう。
この映画を安易に批判することは、傍観者のやまとんちゅであると認めることと同じとさえ思ってしまうほど、沖縄の人たちの熱い想いが込められた作品だと思う。多くの人に見てほしい作品。
平和の意味を痛感する映画でした。
熱い思いをしっかり受け止めた
妻夫木聡の魅力が非常によく出たピッタリの作品と思いました
以前、東京家族という映画を見て、妻夫木さんの、本当に心優しい、しかし世の中の仕組みの中で恵まれない若者の雰囲気がとても良く表現された演技を感じて、好きな役者さんとなりました
その後、エッグという舞台で、戦争の中で
ひどい扱われ方をされていく東北の三男坊の姿にも涙しました
そして、今回の沖縄の作品。
妻夫木さんの魅力が本当によく出た作品でした
もちろん、広瀬さんも窪田さんも瑛太さんもとても良かったです
できるだけ多くの人に届いてほしい作品だなと思いました
一つ注意点ですが、いつも日本映画全般に感じていることなのですが、早口だったりボソボソ喋ってて、何て言ってるか良く分からない現象、この映画は沖縄の方便によってさらにその傾向が強いです
まあ、ある程度雰囲気で伝わるところはありますが、、
映画の宣伝ページからリンクのある宝島方言集、「知ってるとさらに面白い! 15の方言」は、事前に目を通しておくと良いかもです
アメリカを意識しすぎて残念な映画に
熱量が凄い!
観る価値は充分にある
国宝や8番出口などと比較するレビューが目立っているが、そもそも比較するような映画ではないと思う。
戦後の沖縄を、事実を交えながら虐げられてきた者たちの苦しみを演者たちの熱演で本気で見せているので、それを味わう歴史映画として見るべきじゃないかと思う。
演技として誇張が過ぎる感じがして、最初のオープニングの米軍基地に侵入するところはなぜか冷めてしまっていたのだが、見るにつれて、はまっていく。
私は仕事柄、沖縄の歴史に触れる立場にいたこともあって、沖縄の人の苦しみ思うと、涙が出てきた。沖縄で満席が続いているというのもよくわかる。まあ、地元の人からしたらそれ違うよっていうのもあるかもしれないけど。
オンちゃんに対する謎は、なんとなくそのままにしておいてもいいような気がした。「英雄」とは何なのか、一体何が「英雄」なのか、それを、刑事とヤクザの2人の立場から、または教師になった女性の立場から、沖縄戦後史を通じて考えさせるようなメッセージにしておいたら、もっと違ったような気がする。
確かに最後のエンディングは蛇足で、謎を解き、明かす必要があったのかよくわからない。結局あれは、3人のこうあってほしいという妄想だったり、実は英雄という存在がもっと違うところであったような展開でもよかったんじゃないかなと思う。
最後のエンディングの蛇足があって点数を0.5引き下げた。ただ迫力のあるセットだったり、演者の熱演は見る価値は必ずある。沖縄はひめゆりの塔だったり、 戦時中を描いた映画はこれまであるが、戦後の沖縄を本気で描こうという映画はあまり記憶にないので、是非見た方がいいし、本土で生活してきた人たちこそ見るべきじゃないかなと思う。
指摘がある方言については、なんとなくわからないけど、こんなこと言ってるのかなとか、本気で語ってんだなっていうのを感覚として得るためにそのままにしたんだろうから、個人的にはそのままでいいと思った。現地の人たちへのリスペクトにもなるし、ここで方言に字幕をつけたら良かったんじゃないか。みたいな指摘もあるけど、そうすることで、ウチナンチュとヤマトンチュを切り分けてしまうことになるから、同じ日本人としての違いを表してしまうので、逆効果だと思う。これはそのままにしといて、字幕なしで正解だった。
監督の公開後の状態だったり、色々と不運も重なったところはあるが、戦後の沖縄史をこれだけ面白く、平和とは何かを考えさせるテーマでしっかりと作っているのだから、もっと評価されていい。是非視聴をお勧めする。
長さ活かせてない……あと今何歳?
お芝居と美術は素晴らしい!
だけど、長いくせにセットアップがしっかりされていないので、人間関係とか気になる事が多く引っかかって集中出来ない。
冒頭の事件は洒落た編集じゃなくて良いからしっかりと人間関係や時代背景を見せて欲しかった。オンちゃんがいる前と後でどう変わったかとか?
一応、冒頭で人物の紹介ナレと年代テロップ入るが、
ナレ聞き取りづらくてストレス。
年代テロップ入るが、前の年代を覚えて無いので、
さっきのから何年経過した??とストレス
また、大幅に年月が過ぎるのに、
実際に起きた事件を見せたいだけで、
その間の心情変化があまり描かれてないので残念。。。
ドキュメンタリー映画って思ってしまう……
1度だけ6年後とナレで説明するが、
刑事になったグスクが現場で偉そうで
あれっ新米じゃないの?いま何歳設定?
てか、冒頭のは全員未成年設定じゃなかったの?
一体いま皆んな何歳?
瑛太は何歳設定だったんだ?
すずとの年齢差って???
と、ずっとそれが付き纏って物語に集中出来ず、
もの凄く長く感じてしまった。
芝居は良いんだけど、
これは若気の至りで発言してるのか?
おっさんが青臭い事言ってんのか?
事件から何年経ってそうなのか?
(事件からは年代自分で覚えてればわかりますが)
それによって見え方が全然違うと思うのに、
いまこの人何歳?とか
何年経過してこの気持ち?とか
いらん事が気になって芝居の良さが半減!
監督は頭が良い人なのだろうが、
見てる人に合わせて少し説明して欲しい。
説明するのがダサいとか思ってるのかな?
レジェバタ同様、年月が飛ぶ作品向いてないと思う
あとラストと締め方が……微妙
美術と芝居と時代背景は
とても良く描かれているので、その分の★2
原作読んでる人は見え方全く違うんだろうな
韓国映画を意識
私の予想に反して沖縄県民の内地に対する本音や怒りをストレートに表現した作品だったことに大変驚きました。
韓国では「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」が韓国政治の恥部を描いたにも関わらず大衆映画として大ヒットしましたが、日本でもやっと宮森小学校ジェット機墜落事故やコザ暴動のことをインディペンデントではなく、東映で製作したんですね。明らかに昨今の韓国映画を意識して製作されていると思いましたが、今一歩韓国映画には及ばずといったところでしょうか。
もし沖縄戦がなければもっと教育に力を入れることができたでしょう。もし基地がなければ、独自の新たな産業が産まれたでしょう。そうすれば、内地との所得格差もここまで広がらなかったのではないでしょうか。米兵の犯罪に巻き込まれることもないですし、基地に核を持ち込まれることもないでしょう。
沖縄県民が当たり前に感じる様々な思いや悔しさがスクリーンを通じて想像できたので、沖縄史を知らない人にこの史実を伝える使命を持った作品だと思います。癒しの島という言葉の下には数えきれないほどの沖縄県民の犠牲があるということも。
オン、レイ、ウタの秘密と経済界と米軍の関係をもっとスリリングに後半盛り上げることができたら、韓国映画の名作にもう一歩近づけたのかな?本作は内容的に今は興行収入は難しいとは思いますが、日本映画界は観客が育てていかなければならないと思っていますので、今後も期待していますし気骨な作品であれば必ず観に行きます。それにしても、塚本監督の出番が多くて嬉しくなりました〜。
嘘だろ〜やらせか
コザ暴動の煮えたぎる沖縄人の怒りを感じろ。宝島で感じよう。
この映画は沖縄関連で言えば「ちゅらさん」を制作した監督大友啓史氏が満を持して作ったというふれ込みで真藤順丈の直木賞受賞作を原作もとに作られた。役者にメッセージを話させ過ぎている。戦争と米軍基地から生じる、今も続く沖縄の虐げられた状況は丁寧に描いているが、映画は映像でメッセージを伝えなければならないと私は考えている。この点ではAサインバーの女給のチバナがコザ暴動のシーンで最初は暴動をやめろと叫んだが、その後にもっとやれと叫ぶシーンは圧巻である。暴動で米兵が外出禁止令が出たら、米兵が来なくてAサインバーは儲からなくなる。やめて欲しいが米軍の事故や犯罪被害に遭っても、少額の賠償金ですまされ犯罪米兵は無罪となる虐げられた沖縄人の心の底を肌で感じているチバナはもっとやれと叫んだ。煮えたぎる沖縄人の怒りを感じましょう。宝島は見るべき映画だと思う。
沖縄を、日本を、歴史を、いまを想う
宝島を観てきました。
るろうに剣心から、大友啓史監督が好きで。
3時間を超える映画でしたが、惹き込まれてあっという間に感じました。
沖縄県民の1/4が亡くなった戦争、1972年まで続いた占領、基地が残る返還後。ひとことでは現せない、踏み躙られてきた沖縄の歴史。
この原作を見出し、このような映画を作ろうと思う監督も製作サイドも相当の覚悟があると思いました。沖縄の苦しさを体感してきました😭
横浜でも、1977年に米軍のヘリコプターが不時着し3人の母子が亡くなった事件がありました。
戦後80年を迎えていますが、私たちは戦後の世界に生きている。いや、今でもあちこちで戦争している地球。
あんぱんの最終回も一緒に見た娘にも、きっと伝わってくれたかな。
近年稀に見る駄作
直木賞の原作、キャストを揃えて、予算も投入、それでこの内容、
脚本?、監督?誰のせいでこうなった?
原作未読だが、こんな支離滅裂な内容ではないのではないかと思う。
私は沖縄市に住んでいたこともあるので、平均的な日本人よりは沖縄のことを知っているつもりだし、その苦しみは正当に伝えられるべきだとは思う。
が、映画はあくまでエンタメ。
主張を伝えることは構わないが、ストーリーの骨子があっての話。
それができないなら、ドキュメンタリーを撮るのが正解。
窪田正孝の鬼気迫る演技、コザ暴動の迫力などところどころに絵力はあるが、ただそれだけ。
お金かけたな〜、役者さん頑張ったな〜、くらいの感想。
リーダーのオンのカリスマ性もどこにあるのか描写が薄っぺらいし、グスクはいつの間にか結婚してるし、ヤマコはさほどストーリーの骨子には絡まず運動家のイメージ、レイの鬼気迫る演技も空回り。
ウタを中心としたストーリーの骨子を映像で上手く表現できていない、
その割に3時間超えの一貫性の無いダラダラした内容、苦痛でしかなく、久々に時計を気にしながらの鑑賞になった。
CGなどに頼らずとも、過去の資料映像などの方がよほど伝わることもある、そういうの挟みつつ、もっと演者を活かした重厚なドラマ作りができたのではないかと思わずにはいられない。
主要キャストが沖縄顔じゃない問題
本作監督のSNSでの騒ぎに不快感が出て初週を避けて鑑賞
総評としては良いところだらけなのに大事な1ピースが欠けたせいで凡作になった映画
原作未読だけど、間違いなく神原作
映画製作にしっかりお金がかけられていて
しかも地味な部分にもお金が使われていて綺羅びやかな部分にお金が使われていていた国宝よりこちらの方が全体として映像ははるかに格上にみえた
アメリが人にみせても恥ずかしくないレベルでしっかりした映像で監督の強いこだわりも感じた
もしかしたらアカデミーも視野に入れてたか?
今作監督の前作レジェンドアンドバタフライも美術なとしっかりしてて好きだった
ストーリーも映像も相当良かった
ただ
主要キャストに沖縄人どころかTHE沖縄顔さえいないのがとにかく終始気になり続けてノイズでしかなかった
ストーリーも映像も素晴らしいのにこのテーマを沖縄人に語らせないって何で?
肝心なキャストで商業に走ってしまいリアリティも説得力も失ってしまっているように感じた
いくら日焼けしたってイントネーションや骨格はどうにもならん
明らかに関東人ぽいし有名俳優で他の作品もちらつくし沖縄のこと叫んでも感情移入が全然できなかった
まあ、大金投じてるから主演2人くらいは製作会社側からの要求あればのんでも仕方ないと思う(妻夫木くんは違和感あまり無かった)がオンちゃんまで本州俳優にする必要あったか?
オンちゃん沖縄の象徴みたいなポジやろ、そここそ尚玄さんとかで良かっただろ
尚玄さんが外国人とっちめてるシーンでどれだけテンション上がったか、あそこがハイライトやわ
ヤマコもそれこそ国仲さんとかで観たかったかなあ
ゴザ騒動シーンの高揚感も強烈だったが、裏の主要キャストによる基地でのやり取りで急激にリアルからフィクションへ気持ちが切り替わってしまった
もっともっと良い国籍問わず万人の心に刺さる映画になったはず
ちゃんと沖縄人キャスティング出来てたらこの映像は伝説作にさえなったかもしれない
他はちゃんとこだわって本物なのにキャスティングだけ欠けてしまい凡作になった
そんな映画だった
命(ぬち)どぅ宝
大和んちゅの言う沖縄の平和って、見せかけの治安の良ささ。そのためにうちなんちゅはずっと我慢し続けなければいけないって言うのか。
戦後の沖縄の苦難の歴史と文化が知れて、テーマは良かったですが、物語にはそれほど感動できませんでした。
必要なのかと思う所がありましたし、暴力的な描写を入れるなら、”那覇派”と”コザ派”の説明もして欲しいと思いました。
私は沖縄に行ったことが無く、直接的に貢献しては居ないので、気持ちだけでも寄り添いたいと思います。米軍関係者が事件を起こす度に、なぜ日米地位協定を見直そうという方向にいかないんだろうと悔しく思います。読谷村のチビチリガマでの損壊事件はとても残念でした。
こういうメッセージ性の高い作品は、多くの人に観てもらいたいです。
長尺だという意見に対して批判的なコメントもありますが、時間の感覚は人によって違いますし、長いと感じる理由もそれぞれでしょう。
映画は映画館で観たい私としては、時間の都合が中々つきませんでしたし、191分は疲れるので長いと感じました。
普段映画を観ない人は、時間の長さだけで敬遠するかもしれません。
観客は15人位でしたが、私が一番年下のようでした。若い人に観せたいのに。
星の評価に、時間の件は入れていません。内容についてです。演技は熱演でした。
ただ、やるせなく
呪いによる祟りなど、現実にはない。沖縄でガマやひめゆりの塔などの戦災遺跡を見終わった後そう思った。もしあるなら、本土防衛の名の下にあれほどの犠牲を強いられた沖縄の無念が、とっくに日本を滅ぼしているだろう。
その沖縄の辛酸が終戦後も続いていたことを、あらためてこの映画は心に刻みつけてくれた。それだけのものを伝えるエネルギーがこの映画からほとばしっていた。
オンちゃんとヤマコが希望を託した子供らは無残に焼かれ、加害者は何の責任も取らない。いつも米軍の無法にさらされ、ベトナム戦争で心を病んだ米兵のはけ口にされ、オンちゃんが泥まみれになって繋いだウタの命は、米軍の銃弾に散る。希望の本土復帰は、沖縄に犠牲を強い続けるだけの形骸だった。グスクとレイの希望と失望、その答えは今も出ていない。いや、権力者が私欲で理不尽に引き起こす戦争が各地で続く今をみれば、行き場のない思いだけが残る。
沖縄の海が好きで毎夏行っているが、沖縄の苦難への思いは胸にあり、しかし現地にお金を落とすことが自分に出来ることなどと言い訳にしている。言い訳にしていることに納得していない思いもある。
いろいろな気持ちがない交ぜになって、ただ、ひたすら、やるせない……。
うちなんちゅがどう感じるかはわからないが、沖縄が好きな、あるいは沖縄に行ったことがあるやまとぅんちゅは、この映画をぜひ見た方がいい。
全731件中、241~260件目を表示
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