「熱量にやられて、初めてレビューを書きたくなった」宝島 Laughterさんの映画レビュー(感想・評価)
熱量にやられて、初めてレビューを書きたくなった
原作既読。最初は★3.5ぐらいかなと思った。
主人公3人の演技はいい、3時間でも飽きない、暴動シーンは圧巻、でも…なんで役者が沖縄の人じゃないの?…方言分かりにくくない?…叫びすぎでは?…時間軸混乱してない?…結末これどうなの?…などと考えた。
でも、しばらくして気づいた。どうやら私はこの映画を素直に受け止められないみたい。
我慢して、我慢して、爆発!みたいなエネルギーがこの映画には溢れている。そして、その怒りや憤りの一部はヤマトゥに向けられている。それを正面から受け止めるのはシンドイから、ヒネた態度で流してしまっていた気がするのだ。
この映画が沖縄で人気なのは納得がいく。ウチナンチュはこの映画のもたらす高揚とカタルシスを、少なくともヤマトンチュよりは素直に味わえただろう。
でも、ヤマトンチュの端くれの私にはそうはいかなかった。映画のコピーは「たぎれ!」だったけど、むしろたぎられる側。おかげで熱量にやられて、ずっとモヤモヤ。そして見てから2週間以上たってから、ここに会員登録して、駄文を書き込んでいる。
そうさせるほどの余韻をもたらしたという意味で、この映画の力は強い。名作だ。
ひまわりさん、ありがとうございます!あんまりいい感じに受け取っていない人もいるかと思いますが、それはつまり、メッセージが届いているということだとも思います。
laughterさんのレビューに感謝の思いです。全国に一石を投じてくれたの制作人にも感謝の気持ちでしたが、レビューでは映画としての出来栄えや興行的な事に目が向けられるものもあり、虚しさもありました。でもあなたの様な方も多くおられこの映画の素晴らしさを感じます。私は復帰生まれの旧コザ市生まれです。小学生の頃の記憶にあの街の名残りがまだもっとありました。アメリカ人相手の飲み屋街は映画そのものでした。あの時代の大変さを想像できます。レビューしてくれて有難う御座いました。
ノーキッキングさん、ありがとうございました。窪田さんも、広瀬さんもよかったですが、妻夫木さんが難しい役を好演していて、映画から離れずにいられました。観てよかったです。
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