「素材は素晴らしいのに活かしきれてないのが惜しい」宝島 ヒロ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
素材は素晴らしいのに活かしきれてないのが惜しい
上映前からずっと気になっていた映画を今日観ることが出来た。
評価はどうかと言うと。。
素直に述べさせて頂くならば
カメラワークと挿入曲が驚くほど下手であった。
特に一つのシーンのカメラ割の回数が多く、
目が疲れて仕様がなかった。比較的薄暗い中での
動きも災いしてた。
本土復帰前の米軍支配下の沖縄だからか、
前半、事あるごとに米国のオールディーズが流れるのも
どうかな?と思った。
沖縄問題を広く扱っているのは良いとしても、
数々のエピソードを無理やり盛り込み過ぎた為、
焦点がぼやけてしまい、何を伝えたいのかが
曖昧になってしまった感がある。
コザ暴動のセットとエキストラの数、そして熱演された俳優人は
皆、素晴らしいのに、肝心のストーリー展開に無理があり、
終わってしまえば、3時間11分の上映時間に付き合わされた
”疲労感”だけが残る感じでした。
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