「お勉強にはなった」宝島 パンダさんの映画レビュー(感想・評価)
お勉強にはなった
公開直後から賛否両論渦巻く本作。それでも映画好きとしては見ないわけに行かず、良い意味で期待値を上げずに劇場で鑑賞した。
熱い・凄い・激しい作品であるのは間違いない。
歴史の教材として優れている。
ただ「また見たい!」とは思えなかった。
主人公にも脇役にもなぜか感情移入できない。
時々よく分からないシーンがある。
だからテンポが悪く感じる。
登場人物一人一人の歴史が重すぎて、ストーリーの焦点が定まらない。スポーツに例えるなら、選手層が厚すぎて面白さを失う感じか。
しかもクライマックスで更に特大エビソードが持ち上がってくる。私は正直混乱した。
ただ、役者さんが皆、素晴らしかったことは書いておきたい。
特に広瀬すずちゃん。同世代で図抜けて映画に出続けている理由が良く分かった。
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