「沖縄の痛みと怒り」宝島 ひとしさんの映画レビュー(感想・評価)
沖縄の痛みと怒り
コザ暴動までの押さえつけられた感情が、荒々しく、そして丁寧に描かれていた。役者陣はみな最高の演技で、特に窪田正孝が素晴らしかった。
方言をそのまま使用しているので、分かりづらいところもいくつかあったが、それが当時の沖縄を生々しく表現していたように思う。字幕なしで正解ではないだろうか。
とにかく、沖縄の痛みと怒りが見事に再現されていて、とても素晴らしい作品だった。時間の長さを感じさせず、本当に引き込まれた。
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マコちゃんさんのコメント
2025年10月17日
レビュー読ませていただきました。多分、沖縄の人でも60代?以上でなければ映画の状況は殆どわからないでしょう。ましては移住者、更には本土の人達にはこんな事実も理解出来ない。しかし、オジィオバァに伝えられた沖縄の人達、今も変わらない現実は映画を通したフィクションなのです。
慰霊の日を全島で敬い、色々なガマを祈る人達に、日々普通に生活する私たちはもう一度その歴史を見つめなければならないことでしょう。
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