「私はこの映画の株を買ってしまいました、、、」宝島 Kaori Krisさんの映画レビュー(感想・評価)
私はこの映画の株を買ってしまいました、、、
フィリップ証券が映画の株を売る
株式市場初の映画の株の販売
というので、株なんか一回も買ったことのない
ニーサもイデコも区別のつかん私が
株を買ってしまった映画です。
だって予告の段階で、これは名作、って言う気がしたから!
この映画は応援したい!と思ったから!
そして、観て実際、名作だと思います。
株買って後悔してない。
本当、後悔1ミリもない名作だった。
でもさあ、なんでこんなに早くバッシバシに上映切られていくの、、、涙。何がいけないのよ〜?
長すぎる?
でも、どのカットも私には必要だったとしか思えん。
どこも切れん!
インスタント食品じゃないのよ、丁寧に出汁取ってる系の映画なのよ!
言葉がわからない?
でも、字幕入れたり、わかりやすく崩したら
沖縄の言葉に失礼だよ。
だいたいさあ、、、沖縄の言葉の持つパワーってもんがあるでしょ??
あの響き、あのパワーが心に響くのよ!
ってもさあ。私もかなり想像でおぎなったよ、、、
学校が燃えた時のヤマコのセリフとか
結核の人のセリフとか
レイがキレてる時のセリフとか
ウータが運ばれる時のセリフとか
それこそ、物語の大きなキーになるセリフが
聞き取れんかったわけよ、、、
え?なになに?
どういうこと?なんていった?どうなったん?
ってなったよ。
でもなあ、、、
沖縄の言葉だから心にズシってくるんだよね。
んー
どうしたらよかったん??
ぐー!どうしたらよかったんだあ!!
宣伝が下手?
公開のタイミング悪い?
監督の「ふーん」が悪い?
、、、あ、それかあ!
そうか、悪いのは作品じゃなくて、そこかあ!!
でも、作品の株を買うのはワクワクする体験だった。
高額株主は、映画のクレジットにも名前が出るんだよ。
映画ファンなら、夢みたいな話。
まあ、私のような少額株主は大爆死だけどね(笑)
後悔はしてない。
わかりやすくないから素晴らしいと思ってます。
この映画の整合性は乱れている。
この乱れこそ胸を打つのだと。
言葉をわかりやすくするために字幕をつけるなど沖縄に対する侮辱だとのご指摘、感激しました。
感情のほとばしりに私も飲み込まれました。
名作ですとも。
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