「何かが足りない」宝島 しさんの映画レビュー(感想・評価)
何かが足りない
映画に没頭し実感と感動を得るには、何かが足りないような気がした。
確かに、オープンセットでの当時の再現や多数のクラシックカー(しかも壊す)など制作に時間と予算を膨大にかけているのはスゴいと思うが、それだけで終わってしまった。ストーリーと演出がそれを超えないままになってしまっている。沖縄の抱える悲惨な歴史を如実に表現したいのだろうが、怒りと絶叫の連続では思考が緩慢になってしまう。
3時間超の上映時間も長すぎて冗長に感じた。
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