「エンタメ寄りの沖縄の歴史鑑賞」宝島 うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
エンタメ寄りの沖縄の歴史鑑賞
この作品、取り敢えず観なければと思っていた。終戦後の沖縄を描いた作品はドキュメンタリーが多いイメージで原作を読んでない私は予告編を観て壮大なミステリーを想像していた。
そもそも沖縄は観光だけで語れる所ではない。先の大戦では上陸した米軍によって蹂躙され、ガマで集団自決、ひめゆり部隊、宮森小学校米軍機墜落、米軍基地で働く人々とそうでない人々の分断などエピソードに暇が無い。
この作品も事実とフィクションを織り交ぜながら、主人公たちを通して立ち場の違いから見る沖縄の苦悩を浮かび上がらせるのだが、私の心の中に違和感がある。
敢えて言うならオンかっこよすぎ問題である。
時代に似合わないカッコのファッションに何か変?と思わずには居られない。チャラ男感がにじみ出るこの感じ…私の中でオンが英雄に見えない。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。