「沖縄の実情が良く描かれているけれど」宝島 やくもさんの映画レビュー(感想・評価)
沖縄の実情が良く描かれているけれど
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原作も知らないので勉強不足の私がいけないのかもしれませんが…。
沖縄でどんなことがあったのか酷さは伝わったものの、もっと飛行機が落ちる瞬間とか直後とかのシーンがあってもエンタメとしては良かったのかなぁ(あまりにも酷すぎてひかれる恐れもありますが)
オンの魅力がいまいち理解できないまま、オンに執着して生きている3人が描かれて、置いてけぼり感を感じてしまいました。
オンを口実にしているけど、実はヤマコへの執着だけだと奥深さに欠けるのでそこは大事と思いつつ、オンの価値に共感が追いつけませんでした。
「宝島」タイトルの割に、宝の存在は初盤・中盤では薄かったし宝探しというより、オンへの思い入れを共感できないまま、オン探しがメインと受け取ってしまった。(オンが宝なの?という置いてけぼり感)
ラストに宝が急にクローズアップされた感も気持ち的に追いつけなくて…。
大事な宝は理解しつつ、今を生きている私たちにどうあって欲しいとかのメッセージ性も薄く感じて、なんとなくモヤっとした気分で考えながら映画館を後にしました。
もう一回見てみるとか、原作読んでみるとかしないと、このモヤっとした気分は晴れそうにない。(これが狙いか!)
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