「心揺さぶられ、余韻が続き何度も観たくなる❗️」宝島 Koedaさんの映画レビュー(感想・評価)
心揺さぶられ、余韻が続き何度も観たくなる❗️
10/26追記
観た後の余韻がすごくて、ついに4回目を観ましたが、最初は小学校に米軍機が墜落しヤマコが泣き叫ぶシーンで泣いていましたが、4回目は冒頭のオンちゃんが「この島は変わるよー!」と言ったシーンや、レイが血まみれでヤマコのとこに行き、ヤマコに怒鳴られるシーン、ウタが海辺でヤマコにハイビスカスをあげて「花もきれいやさ」などと言うシーンなど、私の泣きポイントが変わっていて、この映画の奥深さ、凄さを味わい感動!
まだ上映中のようですので、ぜひ足をお運びください!
上映スケジュールは「ムービーワーカープレス」のサイトですと、見つけやすいかもしれません。
*******9/21記入********
生まれも育ちも沖縄のコザである私にとって、この映画は想像以上の衝撃でした。母から聞いていた激動の歴史が、大スクリーンでこれほどまでにリアルに体感できるとは!
特に、慣れ親しんだコザのゲート通りが炎に包まれ、人々の怒り、歌、そして踊りが狂熱的な熱気に溢れるシーンは、凄まじい迫力でした。
大友啓史監督をはじめとする制作チームが、沖縄の歴史を徹底的に調べ尽くし、最大の敬意と愛、そして覚悟をもって作品を完成させたことに、心から感動し、感謝の念が込み上げました。
この作品は、単なる過去の歴史を伝える映画ではありません。
世界で紛争が絶えない今だからこそ、観る者全ての心に平和への強い願いを育み、命の尊さを訴えかけてくれると思います。
大友監督でなければ描けなかった、まさに最高傑作です。歴史と人間に真摯に向き合ったその姿勢こそ、私たちにとっての真のヒーローではないでしょうか。
この魂の叫びと生きる力に満ちた感動を、ぜひ一人でも多くの方に、映画館で体感してほしいと強く願います!
