「マジックリアリズム」宝島 ginさんの映画レビュー(感想・評価)
マジックリアリズム
マスコミは、前評判に比してあたかも大コケのごとく騒ぎ立てているけれども…
そもそも何を期待していたのか、という話
米軍統治下の沖縄の若者像を描くが、自分は全編ウチナーグチで語られ、日本語字幕付で当時話題になった「ウンタマギルー」を思い出した
ガルシアマルケスらラテンアメリカ文学に見られるマジックリアリズムを永山瑛太演じるオンの役に見て摂った
度重なる米兵の婦女暴行、米軍機の墜落等に民族の怒りが堰を切ったコザ暴動
至極当然と思えた
暴力はいけないとか、コンプラ優先の思考停止の現代日本人には到底理解し得ないのかもしれない
それにしても「沖縄を返せ」のフルコーラス、
久々に聴いたわ。血がたぎる想いを数十年ぶりに思い出した
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