「戦後27年の米軍統治時代の物語」宝島　domisotaka68さんの映画レビュー（感想・評価）

公開初日に観てきました。原作小説は読んでストーリーは予想ついたけど、3時間11分の大作、鑑賞後は圧倒され唖然とした。私自身コザ十字路近くで小学校まで生まれ育ってきたのですが、こんなに壮絶なストーリーなんだと改めて思い知らされました。「戦後27年の米軍統治、大国の狭間で翻弄され、日本から切り離された辺境の島の物語、憲法9条と高度経済成長の光と影」的なマクロな視点で観ないといけないと思いました。役者さんの熱量が凄かった。レイの純粋な区暴性が刹那く、ガザとイスラエルの問題にも感じました。ヤマコ役の広瀬すずさんがデモ活動してるところも印象的だった。オンちゃん、グスクもかっこよかった。