「リアリティ」宝島 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティ
「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督ということで、エンタメ系を想像していましたが、ちょっと違った作品でした。終戦後も米軍統治が続いた沖縄を舞台に、島民の苦悩や若者たちの葛藤がドラマチックに描かれているのですが、登場人物らの心模様やお互いの絆の演出が個人的にはわかりにくい印象でした(汗;)。大友氏がNHK時代に演出を手がけた大河ドラマ「龍馬伝」に少し重なりました。例えば、レイ(窪田正孝)の人物描写で、口元をナイフで裂くシーンやヤマコ(広瀬すず)に迫るシーンなど、徹底的にリアリティを追求した激しい描写でありながら、登場人物らに感情移入して強いカタルシスを感じるというより、目を背けたくなるような感覚でした。とても評判のよい大作ですが、個人的な好みとは合いませんでした(残念!)。
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ひなさんのコメント
2025年9月23日
赤ヒゲさま
共感とコメント、ありがとうございます😙
レビュータイトルの意味が分かりました。
「龍馬伝」の俳優の汚しメイクとド派手な劇伴の演出、賛否が別れましたよね。
「命を繋ぐ」というテーマは、舞台挨拶(上映後)での監督のお話です。
ある意味ネタバレなので、宣伝には使えなかったんでしょうね😗
ひなさんのコメント
2025年9月23日
赤ヒゲさま🙂
この映画は、ススメる相手を選ぶ作品ですよね。
ウチのダンナ様は、合わないかと思ってたらOKでした。
医師なので、命を繋ぐというテーマ性が響いたみたいです。
「龍馬伝」で思い出しましたが、大友啓史監督はNHK史上最年少で演出と共同脚本を任されたんですよね。
それまでの大河ファンは批判的でしたが、熱狂的な新しい若い大河ファンも大勢生みました。
結果的に、大友監督はNHKから独立してしまったんですけど🫢
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