「これも一つの戦後史‼️」宝島 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
これも一つの戦後史‼️
戦後、沖縄を舞台に暗躍した鼠小僧集団。しかし、ある夜の襲撃でリーダー格のオンが消息を絶ってしまう。残された男女三人は一人は刑事に、一人は小学校教師に、一人はヤクザとなって、オンの行方を探し続けるが・・・‼️オンを探しながら、背景にあるアメリカ占領下の沖縄の様々なドラマが展開します‼️最近の日本映画の長尺作品は、監督の力量不足か、ダラダラと長く感じる‼️今作も冒頭の襲撃シーンでオンが消息不明になるんですが、約10分くらいですか?何かスピーディな展開‼️あまりにも早々な退場のオンなので、私的には以降のオン探しに必死になる三人にあまり感情移入できなかった‼️そしてオンの顛末が明らかになる2時間40分ぐらいまで延々と三人の人間関係とオン探しが続き、かなりダレ気味に感じました‼️途中、ちょっとしたアクションや飛行機墜落、「ジョーカー」を意識したようなクライマックスの暴動シーンなど、見せ場らしきものはあるのですが、あまり印象に残らず‼️アメリカ占領下の沖縄人の悲劇なども、婦女暴行や自動車事故などありきたりで、映画の中のセリフじゃないですが、「日本人はデモや行進などでアメリカ兵とにらめっこするだけ」、そんなセリフみたいな作品ですね‼️物語も中盤あたりから孤児であるウタの描写が多くなったりして、焦点がボヤけてしまう‼️まぁ、ウタの出生の秘密がオンの消息に関わってくるわけですから、仕方ない事なんですが、オンとウタの関係も「そうなの?」くらいの印象であまり胸に迫ってこないですね‼️もっとテンポ良く2時間とは言わなくても、2時間30分くらいにまとめてくれたら良かったかも‼️ただ戦後の沖縄の街並みや風俗を再現したセットはホントに素晴らしいです‼️
