「大作ではあるけれど‥」宝島　tohkoさんの映画レビュー（感想・評価）

沖縄の歴史に少なからず関心があるため
３時間の大作を覚悟して観に行った。

コザ騒動はオープンセットを作り、多くのエキストラを配し、迫力に満ちた画で、街並みも当時を知る人にとってはリアルに再現されていたという。

コロナ禍で撮影が中断されて、構想から完成まで長い年月を要したことも何かで読んだ。こと製作に関してはリスペクトを禁じ得ないため、珍しくエンドロールが終わるまで席を立たなかった。

だかしかし、人に勧めるほどかというと、それはない。
原作が長編であるゆえに、ところどころ説明不足で理解が追いつけない点や、セリフが聞き取れず置いてけぼりにされる箇所が散見された。