「沖縄はまだ“戦後”が終わっていない。」宝島 プリズナー No.6さんの映画レビュー(感想・評価)
沖縄はまだ“戦後”が終わっていない。
飲酒運転による事故や婦女暴行などの米兵の違法行為が有耶無耶にされたりする…そんな理不尽な中でも基地への依存抜きでは沖縄経済が成り立たないという構造的かつ根本的な問題は、戦後の米国占領下からこの令和に至るまでの間、何一つ変わっていないのではないか。そんな事を感じながら3時間の映画を見続けた。
確かに冗長なシーンや伏線が未回収の部分はあるが、この映画の持つ圧倒的な“怒り”のパワーに押し切られてしまう。
今年は「国宝」と並んで邦画の実写の傑作が公開されて、邦画ファンとして本当に嬉しい。
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