「ファンタジーとリアル」宝島 まーわんさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーとリアル
190分の長編であり、耐えられるのか、
と、少し不安を感じつつ鑑賞。
皆さんの評価も様々な作品。
リアルな部分では、沖縄の方々が経験した、
あまり知る機会がなかった現実と苦悩を、
リアリティのある映像で知ることができたが、
オンちゃん周辺のエピソードは、ややファンタジー的で、
そんな事、現実あり得ないだろ、と感じる出来事も多かった。
暴力シーンが長すぎて、
少し見ていて辛かった。
全体的にシーンを少しずつ短くして、
2時間半ぐらいに収めていただくと嬉しいかな。
演技は素晴らしかったが、
私には広瀬すずがどうしてもうちなーんちゅに見えなくて、
最初から最後まで違和感…
しかし、結局、
映画を見終わる頃には、
戦後沖縄のリアルを映像で体験させていただくことが出来、
見て良かったと、感じた。
スケールの大きなセット、映像、
俳優陣の鬼気迫る演技、
とても素晴らしかった。
音楽が佐藤直樹で、さらに映画の格調を高めていた。
リアリティが全く違うが、
ALWAYS 三丁目の夕日 を沖縄を舞台に作るとこうなるのかな、
と、ふと思った。
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