劇場公開日 2025年9月19日

「権力者が居ては本当の平和はない」宝島 おおとりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 権力者が居ては本当の平和はない

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

だけに戦争の生々しさはなく、人々のか変える苦悩がよく伝わってきた。本国の捨て駒としてアメリカに渡っていた沖縄がどのような状況でどう返還されたか、当時の若者はどう思いどう動いたのかがよく分かる。ひめゆりの塔など沖縄の戦争映画はよくあるが戦争物と違いドキュメンタリータッチで3時間に渡り描かれている。米兵との衝突や本国との取引き、そして仲間内での内輪揉めをムダ無く作られていると思えた。
当時は学生運動真っ只中で全国的に治安の乱れていた頃だが沖縄が1番だろう
 黙ってさえ居れば平和にはなるだけどそんなのは本当の平和じゃない、戦争が終わって平和と思ったことは一度もない。
 こうでもしないと変わらないんだ。
今の自分のポジションも平和じゃないなと刺さった台詞です、米兵のように権力者の都合に合わせただけでは表向きが民主主義の独裁主義だ、個人の自由を尊重して初めて平和と言えるのではなかろうか。

サリンはドイツ軍が使用したものだとすぐに浮かんだ

おおとり
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