「何で叶わないの?私たちは人間なのに…。」宝島 hickieさんの映画レビュー(感想・評価)
何で叶わないの?私たちは人間なのに…。
今も報道される沖縄の問題は、戦後すぐから変わらず存在し、本土復帰でも解決にはほど遠い今。
劇中で
「何でアメリカがそんなに嫌いなのか!」
と問われてたが、
「戦争したから」
って、ことしか理由はない。
アメリカ人が嫌いなわけではないが、アメリカが許せないのだ。本土もだけど…。
日本だってどこかの国の人からは、そう思われているのだろう。
「人間ならきっと解決できる❗」…。
「人間だから解決できない❗」…。
どっちだろう?、
どちらか、なのかな?
どっちでもないのかな?
希望も絶望も共感できないならどうする?
考えるの面倒?…、じゃあ無視しちゃう?………。
映画としたら
画面、展開、脚本、演技(特に広瀬すず)、大作らしくダイナミックでなかなかのクオリティだと思いました。
史実を知らなかった人は、沖縄の方の背負ってるものをシッカリ受けとめることが出きると思います。
「ん?」って、感じたのはラスト付近の基地内。
大事なとこだけにちょっと残念でした。
あと、これは私が慣れてないせいで、沖縄弁が理解できないとこがたくさんありました。今からでも字幕つけると良いかも。無理か…、
比べたくはないけど、3時間越えの実写邦画となれば、ちょっとかわいそうだか「アチラ」が頭をよぎっちゃった…。
私の都合でスマン。
でも、是非みなさんにも観て欲しい映画でした。
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