「俳優陣や制作の熱量は伝わるが…」宝島 みるくぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
俳優陣や制作の熱量は伝わるが…
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先行試写で鑑賞。
俳優陣、制作の熱量は十分に伝わります。
伝えたいことがたくさんあるのはわかりますが、やはり190分という長尺感は否めません。
映画というエンタメに昇華するには削るところは大胆に削ってまとめないと観客には刺さりません。
単に歴史を描きたいならドキュメンタリーにすればいいので。
ストーリーについての感想は、原作未読なのでそういう話だと言われたら仕方ないですが、オンが手に入れた予定外の戦果であるウタが、未来に命をつながず結局死んでしまうのはがっかりでした。
オンが自分の命に代えて守ったものが未来に生きたならもう少し感動できたかも。
オンの亡骸を皆で埋葬するシーンもリアリティに欠けていて興ざめしてしまい、私が監督なら間違いなく削るシーンです。
3時間超えを観終わったあとの率直な感想は、うーん、です。
妻夫木聡や窪田正孝、広瀬すずの演技は素晴らしいし決してダメな作品ではないですが、リピーターには期待できず25億円の制作費が回収できるか心配です。
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奏さんのコメント
2025年9月20日
同じく、うーんな作品でした。
終盤撃たれたウタを病院ではなくオンの元に連れていく展開はなんか冷めてしまいました。
オンの亡き骸のところで回想シーン流れても、「いや、ウタ死んじゃうよ。止血しながら病院直行すれば助かったんじゃね…」って心の中でツッコミ入れてました 笑
オンの繋いだ戦果(命)が、絶たれてしまったのは物語としてもったいなく感じました。
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