「戦争は終わっていなかった」宝島 さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争は終わっていなかった
1945年8月15日。本土の戦争は終った。
けれど終わらなかった戦争もあった。
シベリアで、中国東北部で、東南アジアのジャングルで、そして沖縄でも。
その沖縄の戦後20年間を切取り、彼の地の人々が味わった苦しみを、屈辱を、痛みを感じるほどの熱量で描き出します。
その熱量には圧倒されましたが、熱演が空回りしているような印象が否めません。
国宝、山なみと並んで本年もっとも期待していた作品でしたが、勝手な期待値が高すぎたのかもしれません。
後半はジワジワとこれ迄の積み重ねがボディーパンチのように効いて来ましたが、いかんせん、それ迄の乱闘の日々が長すぎました。
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ひなさんのコメント
2025年9月20日
さとうきびさま、初めまして🙂
>その熱量には圧倒されましたが、熱演が空回りしているような印象が否めません。
同感です。同時にこれが、ウチナンチュとヤマトンチュの間、沖縄と私達との間にある、いつまでも超えられない壁の正体なのかな、と考えてしまいました🤔
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