「前評判も高くて期待したのに疑問の残る「宝物」で、そうなの~って感じでした。」宝島 映画大好きジジイ68歳さんの映画レビュー(感想・評価)
前評判も高くて期待したのに疑問の残る「宝物」で、そうなの~って感じでした。
原作は読んでいませんが、直木賞を受賞した真藤順丈の小説「宝島」を映画化したそうです。
戦後、沖縄の米軍基地に侵入して物資を盗んで島民に分け与える若い者達戦果アギヤーと言っていたそうです。
その戦果アギヤーのリーダーが思いもよらないもの(宝物)を基地から運び出し、その後リーダーが行方をくらまし、仲間がそのリーダーを探しつつ最後に宝物を突き止めると云うストーリーです。
沖縄は戦後アメリカの統治下にあり1972年に日本に返還されますが、米軍基地は今も残ったままです。この映画では基地返還の端緒となった1970年に起きたコザ騒動も描かれています。
私は1957年生まれなので、コザ騒動も沖縄返還も記憶にあります。昨年三度目の沖縄旅行で戦争の傷痕とも言えるところにも行ってきました。それ丈に期待してました。
今の沖縄は観光地で当時の事は忘れられつつありますが、やはり日本人であるからには、沖縄の惨禍を忘れてはいけないと改めて思いました。
出演者としては主役の妻夫木聡、戦果アギヤーのリーダー永山瑛太、弟役の窪田正孝は存在感ありました。なにげにピエール瀧が復活してました。
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