劇場公開日 2025年9月19日

宝島のレビュー・感想・評価

全238件中、1~20件目を表示

3.5本土とは全く違う「戦後」の風景に脚光を当てる

2025年9月20日
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ニコ

4.5自分の目で確かめてほしい作品

2025年9月20日
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2度の延期を乗り越え、6年かけて作り上げた作品からは、何としてでもこの歴史を、メッセージを、現代の私たちに伝えたいという想いで溢れていて、何度も心が熱い想いでたぎった。

確かに3時間は長いと感じる人もいると思う。
歴史物は難しく、時代背景的にも重い内容だから腰が重い人もいると思う。
沖縄の方言がきつくてわかりづらいというレビューもわかる。

けれど、見ないで判断しないでほしい。
見て、知って、感じる想いは100人いれば100通りある。この作品は届けたい想いで溢れているから、それを自分の目と耳と心で受け取った上で判断してほしい。

私は本当に見て良かった。
同じ3時間作品の「国宝」「鬼滅」と比べたら、個人的には圧倒的に最後まで没入して見ることができた3時間11分だった。あっという間だった。

私はこれまでたくさんの戦争を題材にした作品を見てきたけれど、戦後のアメリカ統治下だった沖縄をここまで描いた作品は見たことがない。
だからこそ初めて知ることも多かった。
思えば沖縄は唯一日本で地上戦が行われ、4人に1人が亡くなるという悲劇に見舞われた土地だ。
それなのに、戦後も沖縄だけがこんなにも理不尽な悔しさに耐え続けていた。同じ日本なのに。
特に今回描かれた本土復帰前の沖縄は、ずっと怒りと悔しさとやり場のない思いで渦巻いている。

そんなぐつぐつと煮えたぎる思いが、クライマックスのコザ暴動で爆発する瞬間は圧巻だった。あのシーンは本当に自然と涙が出たし、その後の妻夫木くん演じるグスクと、窪田くん演じるレイの対話は、現代に生きる私たちへのメッセージに思えて胸に響いた。

綺麗事でもいい。私も信じたい。諦めたくない。
暴力に支配される生き物ではなく、トモダチを信じられる人間でいたいと思った。

今の私に何ができるのか。
このたぎる想いを未来に繋げていきたいと思った。

是非多くの方に映画館でこの作品のもつパワーを感じてほしい。
たぎれ、日本!!

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AZU

4.0ふーーん、なるほど、賛否が分かれるわけだ。

2025年9月21日
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悲しい

難しい

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デブータ

4.5ゴザ暴動までは完璧な映画

2025年9月21日
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泣ける

興奮

カワイイ

ゴザ暴動まではあっという間。たぶん歴史的事実と、その中で生まれた物語の境界が曖昧で全てがリアルに感じた。
迫力が凄い。
沖縄出身、、、じゃい、第二の故郷という妻夫木聡が泣いてしまうのもわかる。

歴史で習った気もするけど、なぜ本土復帰が決まったから暴動が起きたのか謎でしたが、納得しました。

そりゃ積年の怒りはもっとも。
沖縄人、大和人、アメリカ人
ゴザと那覇という対立
という考えに納得。

日本と沖縄は同列に並べて平和を論じられないということも納得。
数字で見れば簡単だけど沖縄だけ27年間も占領されたいたと思うと、、、やはり長いですね。

同時にアメリカの基地に依存しているところもリアルに感じました。

沖縄の方言で何を言っているのか分からないところが多い。沖縄の人が分かればいいのかもしれないけど。

ゴザ暴動までは完璧な映画に思えました。
途中、伏線というかミステリー要素がありますが、大きく振りかぶった割にはちょっと弱いかも。どうしても蛇足に感じるところもある。最後の洗骨シーンは良かったけど。

あとは、やっぱり3時間越えは長い。

多少メッセージ性が強いけど、こんなわかりやすいことも言わないと伝わらないのかな?もう少し考えさせられる内容でも良かったかも。
と思ったら、通じない人もいるらしく。
やっぱり必要なことかも。

大人が観る映画ならちょっと余白が欲しいかも。

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だるまん

3.5沖縄返還からまだ半世紀ちょっとしか経っていないんだなぁと思いながら...

2025年9月21日
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泣ける

悲しい

沖縄返還からまだ半世紀ちょっとしか経っていないんだなぁと思いながら、生きるのが精一杯だった時代を知る。
それぞれが抱える行き場のない気持ちが、ひしひしと伝わってきて泣きました。
謎が解けた時はそうかそうかと安堵しました。
守られるものは国や土地ではなくたった一つの命。
争いからは何も生まれない。今日も世界のどこかでは戦っている。尊い命が奪われることの無い時代が来ることを願いたい。

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Bell

3.5内容は興味をそそるものでした

2025年9月21日
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興奮

時代背景をもとになかなかダイナミックな展開で興味をそそる内容で、懸念していた長さもそれほど意識することなく見切った印象です。
とはいえ、おそらくかなりの大作になるのでしょうけど、映像の質がどう見積もっても素晴らしいとはいえず、作品に力感の割にあまりにつたなく感じてしまってかなり残念。所々それなりに見合った感じながら、全体的に狙いすぎているのか根本のクリアさが皆無という印象で、細かいシーンとかカットは明らかに蔑ろにしているなぁと思ってしまうレベルだったと思います。
本筋・基本ストーリーは非常に堪能できたという思いなのですが、演出面で結構な違和感を感じました。嘘っぽい感じや不自然なくらいの演技みたいなものを感じる演出で、酷い言い方をしてしまうと、せっかくの原作も名優も台無しに─という・・・楽しんでおいて言うのもなんですが・・・。期待値が高かった分、少し残念でしたが、十分に堪能できたような気がします。

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SH

5.0圧倒的な熱量 は嘘ではない

2025年9月21日
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興奮

知的

難しい

確かに圧倒的な熱量を持った映画と感じた。暴動のシーンは本当に民衆の怒りを感じる。映像もシーン毎に色調を変えた凝った作りをしていてアート作品としての美しさを感じた。沖縄県民の米軍基地に対する心情を考えさせられる社会的に意義のある作品とも思う。1人でも多くの方に見てほしい。

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Salu!!

4.0長さを感じさせない力作

2025年9月21日
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なんとなくは知ってても、詳細は知らない、沖縄のアメリカ統治時代。
沖縄の人たちが抱える苦悩が、演者の気持ちのこもった演技でひしひしと伝わってきた。
特に窪田正孝の狂気の演技が素晴らしい。
演技というより、本当にその人になってるかんじ。こんなうまい役者だったんですね。自分の中ではジョーカーのホアキン・フェニックスに匹敵するくらい、見ていて怖くなる程だった。相手役の人は、マジで怖かったでしょうね(笑)。

あと広瀬すず、今まであまり思わなかったけど、お姉ちゃんに似てるんだなって初めて思った。
カットとか、髪型によってはうり2つ(笑)。

最後、映画最大の謎みたいになってる、リーダーの結末が、え、本当にそうだったら、もっと早くに消息わかってたんじゃ…って思ってしまったのが(要はリアリティにかける?)ちょっと残念。
でも、群衆の暴動シーンとか、日本映画ではあまり見られないくらいの迫力とリアリティ。見て損は無いと思います。

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mac

3.0エンタメとして

2025年9月21日
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このテーマで映画を作ること自体は、意義あることだとは思いますが、商業映画として面白くなく、今ひとつだったように思います。
あの時代の酷さ辛さを、彼らの人生を通して映像化したかったのだと思いますが、筋書きや演出が表面的で、伝わって来るものが少なかったように感じました。特撮にはそれなりに手間をかけていたと思いますが効果的に活かせず残念です。
色んな人の意見を聞きながら作る最近の大作映画は、差し障りのない、つまらない映画になってしまうことが多いようにも感じます。

とは言っても、優秀な俳優さんとお金をかけてるだけあって、観て損をしたと感じることはないでしょう。たぶん。

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kosper

3.0「チョッとよくわからないけどまあいいや」で終わる映画でした。

2025年9月21日
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「チョッとよくわからないから確認のためもう一度見に行こう」と思うのが良い映画で「チョッとよくわからないけどまあいいや」と思うのが不出来の映画だと思っています。
本作は残念ながら後者でした。

・普通に考えたら筋書がおかしいと思われるのが何点かあります。
・抑圧されて悲惨な目にあっている昔の沖縄が舞台ですが現在も解決はしておらずカタルシスが感じられない。
・グループの憧れのリーダーが実は意外とショボかった・・
・やっぱり上映時間3時間超は長すぎ

好き放題やっているイスラエルやその背後のアメリカの姿をみると、刑事役の妻夫木のセリフよりも武力を信じるヤクザ役の窪田のセリフが正しいんだろうと思いました。

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お抹茶

4.0考えるきっかけ

2025年9月21日
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興奮

難しい

20代前半の沖縄県民です。
批判コメの意味も分かる。けどこの映画が沖縄の歴史と問題を知るきっかけになるのなら、成功なのではないでしょうか!

私は県民だけど正直米軍問題も他人事だと思ってた若者で、私の周りも地域柄そんな若者が大多数だと思います。米兵による事件事故が続く中で当時どんな思いでコザの人たちが生活していたのか知れてよかった。

良かったところは、方言や訛りがあんまり違和感なかった!主要キャスト以外は結構沖縄の人を使ってるぽいからかな?でもその分県外の人には伝わらなそうとも感じた。みんなが言うように字幕あったらもっと分かりやすいかもですね。
あと演技も画も迫力がすごくて、3時間あっという間だった。物語的になんで?って思う部分はあった。原作読んでないけど3時間では収まりきらなかったんだろうな。でも内容の濃さと演技で気にならなかった。

とにかく豪華俳優で沖縄のディープな歴史を扱ってくれたのが嬉しかったです。

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ライチ

3.5狂気にならざるを得ない事実

2025年9月21日
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うちなんちゅからしたら、理不尽なことしかない。その戦後の事実を織り交ぜながら、ストーリーは進みます。
「あれから一度も平和なんかなかった」の言葉通り、目をそらせば平和に見える日常が過ぎてるのだと思います。
沖縄のことを知るには、十分な映画だと思います。

そうであるが故に、終わりどころは、あそこなのか?と。あの時に得たものが、あれで、しかも、助からなくて、ん~~っとなりました。
あと、ガスマスクは、誰が?手紙も。

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クメール

4.0戦果アギヤーは自由をめざす

2025年9月21日
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真藤順丈原作の映画化「宝島」太平洋戦争で本土防衛のための捨て石にされた挙句に戦後も見捨てられ、利用され、アメリカ統治下で苦渋を舐める沖縄。その沖縄で戦果アギヤーとして抗うグスク、ヤマコ、レイの青春映画であり、同時に沖縄の抵抗史の映画でもある。

戦果アギヤーのリーダーであり英雄だったオンが消えたあと、グスクは刑事、ヤマコは教師、レイはヤクザとしてそれぞれのやり方で抵抗を続けるが、共通する憤りは同じ。それだけにヤマコとレイが衝突するシーンは苦しい。

主演4人をうちなんちゅではないトップスターが演じたことや、沖縄の苦渋をエンタメとして消費するのかという批判もあると思うが、宮森小学校米軍機墜落事故や祖国復帰運動のシーンなど大友監督は真摯に沖縄に向かい合っていたなと思う。

英雄オンの行方の顛末が無理感があるが、これは原作でも弱点だっから仕方ないか。他にもコザの街の色彩とか一部の演出に不満もあるけど、主演4人はやはり魅力的で優れた青春映画になっていたし、この映画が沖縄が抱える問題は本土の欺瞞の責任だと気づく人たちが増えるきっかけになればと祈る。

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ピンボール

3.5宝は命?!

2025年9月21日
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悲しい

怖い

まず、方言がキツイ(笑)会話を理解するのにてこずる(笑)標準語の字幕欲しかったなぁ

沖縄問題を知らない人は見るべき映像かも
未だに苦しんでいる沖縄の人もいる
実際、沖縄の人がこの映画を観た感想を知りたいけど 個人的には心に刺さる映画ではあった
多分、戦後は沖縄県民のほとんどがアメリカ嫌いだっただろ でも年月が過ぎるにつれそれぞれの立場や考え方や生活の為になどによって アメリカの見え方は違うのだろう そして今でも続く米軍基地問題など 戦後80年たっても解決出来てない
えいの後半に出てくる 妻夫木と窪田の言い争いなどは 胸が痛い 未だに起こる戦争など考えると人間は進歩しないのかと…

ネタバレするので書けないのだが 宝島って命ある島ってことなのかと 大きく言って?!そう思った 個人的だけど…ね

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えびぷり

3.0予想したイメージどおり

2025年9月21日
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悲しい

難しい

よくぞこのテーマで映画づくりできましたね。
ご苦労さまでした。

1952年生まれの爺さまなんで多少なりとも同時代の空気を手がかりに理解も想像もリーチなんですが、御同輩以外にはかなり鑑賞が酷なんだろうなとご同情致します。

いやはや、この映画が解説無しに理解できたからといって情け無さはいかほども減りはしませんがけして観客動員できそうな映画とは思えません。

つまり商業的成功とは無縁そうです。

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apple cider 52

4.0スケールの大きな作品で見ごたえあり、特にコザ騒動は生々しく迫力も大!​沖縄の現実について語る作品がもっと作られるべき

2025年9月21日
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興奮

沖縄の戦後の米軍基地問題など、他国に蹂躙され続けている轢死をテーマにした一般映画・ドラマは、ほとんど見られない。
ゴゼ騒動の話もドラマで一度あったくらい。
忘れられないように、とにかくもっと作られるべきと感じます。
(昔はドラマ「Gメン’75」で定期的に取り上げられていたりしたものでしたが…。)

本作は、問題を娯楽映画として作成。
私は191分の長さを感じませんでした。
戦後から年代を追って語られる沖縄の状況もわかりやすく、
”墜落事故”は想定外で、とても驚きました。
ついに怒りが爆発するコザ騒動のシーンは、生々しくもあり、エキストラのべ5000人超動員のスケール感も感じられてなかなか迫力がありました。
基地での、こんなことをいつまでも続けるようでは人間じゃない。
いや、それが人間だ。
・・・というようなやりとり(うろ覚え)は、現在の情勢を見ると、終戦直後よりはましであるにしても、基本的にはもう未来永劫変わりそうも無く落胆するばかりです。
メインとなる中堅俳優陣の共演も見もの。
ただ、オン失踪の理由とウタのオチはいささか強引で納得いかない感じがしました。

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ITOYA

3.5理不尽さへの怒りと悲しみを感じる作品

2025年9月21日
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原作を読んだ上で拝見しました。
笑顔と優しさの下にある沖縄の人たちが耐えてきた理不尽と悲しい歴史、また強さの源を感じる映画です。画面からは怒りがひしひしと伝わる場面が確かにありました。

沖縄出身の俳優をあえて主役に起用しなかったそうですが、その決断が英断だったのか否か、見終わった今でも分かりません。ただ、当事者では苦しさに耐えられない可能性もあったのではとふと思います。沖縄の見方が変わる作品だと思います。

原作からいつくか削除されているシーンがあり、若干まとめ方は強引な印象も否めませんが、原作ファンも是非。

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語学系営業女子90年代生まれ

4.0奥能登に重なる

2025年9月21日
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日本は国体を守るために枝葉を容赦なく切り離す。
日本国防の本質。
犠牲を払い質の高い文化を育む。
善悪でなく日本はそうやって2600年護ってきた。

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かな

2.5多くの疑問だけが残る物語

2025年9月21日
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沖縄の戦後史という重いテーマと、主人公たちの個人的な感情部分が乖離しすぎていて、どちらに焦点を合わせて見れば良いのか最後までわからなかった。
恐らく沖縄の戦後史の部分がメインなのであろうが、オンが居なくなったことで主役たちの感情が出すぎていてメインのテーマを薄めてしまっている気がする。
オンが何をしたかったのかを捜すのなら意味があれど、ただオンを見つけたいだけとか。
そんなの書くなら皆一緒に居る中で理不尽を味わってそれに対しての反抗の方が余っ程感情移入出来たのだが…オンが居なくなったのなんて理不尽でもなんでも無く当たり前な理由だしね。
主人公のグスクは、ただそこに居るだけで特に何かを成すわけでもなく、周りの状況がめまぐるしく変わっていくのに流されているだけの印象だった。
自分自身の理解不足なのかも知れないが、そもそもオンは何をしたかったのか解らない。
小説版ではウタの存在に意味があるのかな?
高官の子供だとして、へその緒を残した母親の遺体があっても産まれたところも見てないし、その後も探されている感じはしなかったのだが。
情報統制する理由自体はあるとして、ロケットペンダントの写真と子供の関連性なんてせめて母親本人居なけりゃ証明できないんじゃないかな。
そもそもDNA検査とかもない時代だよね?
母親の遺体は基地内で処理されてるわけだし、もう一度言うとオンは何をしたかったの?
重要な場面で方言が多用されるのは雰囲気があって良いが、字幕がないので何を言っているのか理解できないことが多々ある。「戦果アギヤー」という重要な言葉に至っては、上映後に調べて初めて認識できたが、その意味までは調べないとわからない。まぁ、その点は仕方ないのかも知れない。
3時間という長尺の割には、物語の重要な部分を端折っていると感じる場面が多く感じ、もう少し丁寧に描くべき点が別のところにあったのではないかと思う。
同じ時期に上映した国宝と違い、原作読む気にはなれないので親切な方いらっしゃいましたら解説お願いします。

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リリ

3.5敗戦国であるということはやはり平等ではない。

2025年9月21日
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私は歴史が苦手できっと学校で習ったはずの沖縄のこと知らなかった。
ただ海が綺麗で明るい人が住んでそう。今でも米軍基地があって、時々米兵のレイプが問題になる。
辺野古の埋め立て問題くらいの理解しかない。

この映画を観て、私たちの平和は沖縄の方の犠牲に成り立っているのではないか?と思った。
アメリカや本土の人間に強い嫌悪感、憎しみを抱きながらも、食べていくためには、そこに頼らなければいけない矛盾。全てに怒りが湧いてくるのではないか?
10年以上、いなくなったリーダー オンちゃんを探す気持ちは分からなかった。
命は宝。それが伝えたかったことだとすれば切ない最後。
役者さんたちはみんなとても良かった。長い年月を演じ切るのに相応しかった。窪田正孝はイかれた役がよく似合う。
今、武装して国を守ろうという向きが強くなっている。確かに対話で関係性を変えていくのは時間がかかる。でも、本当に武器をもったら、要求が通るのか?攻撃されなくなるのか?平和とは何か、考えるきっかけに……。

それでも3時間オーバーは長過ぎるし、沖縄の方言にも字幕が欲しかった。

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みさこ
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