「大きなジグゾーパズルがぴったりハマる快感」あの人が消えた かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
大きなジグゾーパズルがぴったりハマる快感
映画レビューサイトのキャストの役名が、なぜか名字だけで下の名前がない。
そういうことでしたか。
丸子夢久郎(まるこ・むくろう)=「マルコム・クロウ」で、分かる人には役名で最大のトリックが分かってしまうから、レビューサイトのネタバレへの気遣いだったかと思った。
小宮の公安という話はどう考えても無理があり、これは彼女の創作だろうと分かったが何をカモフラージュしてるのかまでは分からなかった。
小ネタが流れるように回収されてスパスパハマっていく。
テーブルの上のコーヒーカップが3つしかなかったり、マスキングテープを落としてテーブルの下を覗き込んでも島崎が反応しなかったりで変だなと思ったらこの時点で丸子はすでに… だったのか
ツッコミどころはあるし、前に見たような話のつぎはぎだが、全体が大きなジグゾーパズルのようで、わざと紛らわしい絵柄も多くしながら最後にぴったりはハマる爽快感が良い。
「人から必要とされる」人になりたかった丸子くんは住民を救ったヒーローになった。
そして消えたのは、丸子本人。
彼は以前、日曜日朝の地球を救うヒーローだったわ、そういえば。
丸子くんに悲壮感がないから見逃しがちだが、彼、人生であまり良いことなかったような。
ラストは彼の願望が叶ったということですね。
なんだか物悲しい余韻が残りました。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
うちも猫を飼っているのですが、あんなに大人しく抱っこなんてされないので、、あの猫さんは役者でしたね♪
私もマスキングテープのくだり!
ちょっ!長いって!見過ぎだって!見つかるって!って、まんまとハラハラさせられていましたw
何だかんだ面白かったです(^。^)
共感ありがとうございます。
マルコムクロウ・・全然覚えていませんでした、オスメントくんのフルネームすら。
公安の下り、キャストの面々が皆笑いを堪えているようじゃなかったですか? 北さんの卒倒、ラップ音、鉄拳制裁、ギャグ独壇場でしたね。