アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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痛快!
いろいろな時間軸で伏線、ネタが回収されていくのが面白い!
観終わった翌日以降も、ああそうゆうことだったのか、とか気づいたりして楽しい。
脱税王から詐欺を企むストーリーを喜劇的な本線として、
登場人物の過去が怒り、哀しみの話の複線として絡みながら進行し、様々な感情にタッチされるので、最後まで集中力が途切れることなく観ることができました。
岡田さんの爽やか悪人ぷりも見事にはまっていますが、
やはり、内野さんの怒りを抑えた作り笑い、辛い胸中の告白、
おトボけ、気絶、真面目、去り際の背中など、過剰になりすぎない多面相ぷりと、
それを活かすようなカット、構成が映画全体の面白さを倍増させる要因になっていると思います。
小澤さんも現代的なスマートな悪人キャラで、それが故に、ちょっと昭和コント的?なトリックにはめられて悔しがる姿に一層痛快になりました。
伏線回収がしっかりあって、最後の最後まで飽きずに楽しめる
税務署に勤める主人公はある金持ちに圧力をかけられて、関わっていく内に過去の友人の自殺の原因が、その金持ちにあったことが分かる。しかも金持ちは税務署長とグルになっていて、10億円以上の脱税をしていた。
同僚を守るため、友人の仇を取るために、公務員の主人公は、詐欺師と組んで不正を暴くといったストーリーでしょうか。
詐欺の手口はちょっと甘い気がする所もありますが、なんとなく納得できるし、途中でバレて敵との化かしあいになる展開が熱かったです。
現金をすり変えた方法などは「なるほど〜」と納得できるものでした。
ところどころで詐欺師側の生い立ちや目的がわかる流れになってるのも良かったです。
楽しい映画でした。
どっちが悪い奴かわからんくなってくる
面白かったー!
これはリメイク?なの?
原作を知らないまま観たけど、韓国ドラマが元なのか。韓国ドラマには絶対欠かせない家族愛もちゃんと描かれてて、なんか納得。
皆んな守るものの為に見てみぬフリをしたり、なかったことにしたり、なんなら気づきさえしなかったコトにして生きてるのが、なんかもどかしく見ていたんだけど、まあこれリアルな世界なんだろな。。
気が弱いけど優しくてほんとは正義感のある熊沢パパが迷いながらもある意味、義賊になっていくのがよかった。
何より彼の顔芸がすごくて見入ってしまったわ。内野さんの色んな顔が見られて楽しかった。焦ってる時の顔、必見、絶対笑ってしまう笑。
そして悪知恵働く詐欺師、詐欺はもちろんダメなことだけど、頭が悪いと絶対できない!!
頭が超良くて極悪な奴やらせたら、岡田将生氏に敵う人いないとずっと思ってる。
何度でもいうけど、彼が演じるなら、あの外見の美しさを内面の醜悪さでぶち壊すみたいな役は本当に最強。それでまた、どんだけ極悪な役やっても一見無垢な好青年のイメージがずっと続いてるのすごい。あれは騙されるよ!
でも今回の役はそこまで内面が極悪ではなかったな。最後はうるっときた。
各所にクスッと笑える場面も入っていて、悪い奴らもコミカルで笑えるのが楽しかった。
なんだかんだ楽しい気持ちになれる映画が私は好きだなと改めて思う。
痛快だけど後味に?
綺麗な伏線回収に痛快だったけど、
ちょっと都合よすぎだなぁって思った。
後味に微妙な物を感じたのが謎だったんだけど、
原作が海外の作品なのね、なるほど。
ただ、役者陣の演技が素晴らしかったので高めの評価にしました。
もうびっくり
今回、久しぶりのレイトショー。
明日休みなので、レイトショーでも大丈夫な事と、今回観に来た映画館が、11/30をもって閉館となります。
今週中に最後のお別れをしたく、
私にとって最後にふさわしい
アングリースクワッドを観る事にしました。
この映画館は、近隣の映画館よりも
色々な思い出があります。
賃貸契約が満了との事て閉館みたいです
昨今の映画離れもあるので、更新しなかったのかなとも思いました
レイトショー、観客3人
最初は私1人でしたのでちょっとびっくり。
始まり早々、せいよう様の中年公務員の姿にびっくり。
つい最近は八犬伝でジジぶりが素晴らしかったですが、こちらも役になりきっていました
改めて、せいよう様の俳優魂を感じる事ができました
内容もノンストップで面白かったです。
脇を固める俳優さんも、知らない方も多かったですが、良かったです
もう1つの“地面師” こちらは痛快!
邦画俳優では役所広司が断トツで一番上手い役者だと思っているが、演技力+主演としての吸引力は内野聖陽が役所に続く存在かも知れないと最近思っている。(最近観た“八犬伝”の2人の掛け合いは素晴らしかった)
なので、本作のキャスティングに内野聖陽の名前を見てどうしても観たくなった。
【物語】
熊沢二郎(内野聖陽)は小心者で気真面目な税務署職員。あるとき、「車を買い替えて」とせがむ妻が個人取引サイトで見つけたお買い得な新古車購入を決め、代金を振り込む。しかし、たちまち詐欺だったことが分かり愕然とする。
一方、仕事では10億円脱税している事業家橘(小澤征悦)に接近したところ、逆に「熊沢に暴力を振るわれた」と濡れ衣を着せられる。 自分だけでなく部下の栄転取り消しの事態に追い込まれる。
車購入詐欺については親友の刑事八木(皆川猿時)が、出所したばかりの天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が犯人であることをつきとめ、八木と共に氷室を追い詰めるが、「金は返す。それより橘から10億円を騙して徴収してやるから組まないか」と提案される。
犯罪に手を染めることに逡巡する熊沢だが、橘と話したときに数年前に目にした思い出したくもない記憶がまざまざと蘇り、氷室からの提案を受け入れことを決める。二人はアウトローたちを集めて詐欺師集団を結成し、10億+詐欺師たちの取り分として14億円を掴む地面師詐欺を企む。
【感想】
これはとても満足した。
まずは期待通り内野聖陽は素晴らしい。
俺が初めて彼を認知した作品は“臨場”。しびれる男っぽさに惚れる。それが“きのう何食べた? ”では180°違う男。溢れ出る人としての優しさに感嘆。 そして本作は超情けない男。
どんなキャラでもなり切ってしまうこの男は、やはり役所に続く役者と言えよう。
詐欺師モノであることはタイトルにまで書いてあるのだから自明なのだけど、詐欺の種類が地面師と分かって、NETFLIXで“地面師たち”を観た俺としては
「かぶってるじゃん!」
と心の中で叫んでしまった。 実際企画は1年以上前だろうから、NETFLIXで“地面師たち”が今年公開されたときには本作関係者は「やられた!」と思ったかも。
でも、大丈夫。かぶる部分はあるものの、空気感が相当違う。
NETFLIX版はドキュメンタリーチックでリアリティーが溢れ、そしてかなりシリアスな空気。結末に至ってはもはや怖い。それはそれで凄く面白かったのだが、それに対して本作はずっと柔らかく、リアリティーよりコメディータッチで描かれ、何より結末が痛快!!
難を言えば、悪徳社長橘役の小澤征悦のキャスティングか。もっとあくの強い憎々しい役者を当てていたら、痛快度ももっと上がったと思う。
娯楽作品として超おススメです!
おもしろかった! こう言っちゃなんだけど、 そんなに期待してなかっ...
おもしろかった!
こう言っちゃなんだけど、
そんなに期待してなかった(失礼!)
見終わって改めて解説読んで、
韓国ドラマが元ネタと知って納得
小気味良いテンポとか、
復讐とか、
家族愛とか、
日本語でやってもできるじゃん!
って思った
キャスティングも良かった
これこれ。こういうので良いんだよ!
エンターテイメント邦画の真骨頂!!
ラストマイルに続き秀逸な作品です。
主役の内野聖陽は、もちろんのクオリティー(市政人の演技誇張はわざとだと感じました)で、大変楽しめました!! 丸役の上川周作さんが個人的に良かったです。
周りの俳優様のどの方も素晴らしかった!!
考える事なく観賞でき、かつ伏線回収でスッキリの良作です。お時間がある方は是非、映画館でご観賞くださいませ!!
気持ちよければ良いじゃない
税務署勤務の主人公が詐欺グループの一員となり以前、摘発しようとした同期が陥れられた脱税犯に復讐する物語
他の方の評価も高めなのも納得
有りがちなストーリーかも知れないが上映後に気持ち良く帰れます
オススメ作品
おもろい!
岡田くん良かった…。初めから終わりまで手に汗握る。ラストのどんでん返し。真矢みきさんは美しい善人顔やから悪人役が成り立たねぇ。なにはともあれ公務員壮年オジサンが実に上手い。是非とも観るべし!。
韓国の原作映画は観てないので何とも比較しようがないのですが、個人的...
韓国の原作映画は観てないので何とも比較しようがないのですが、個人的には概ね面白かったと思います。
七人目の詐欺師いないなと思ってたら、なんと最後の最後に出てくるのね。なるほど。
爽快なコンフィデンスメン+公務員物語
評価も高く話題の作品。公開から遅ればせながら、ようやく鑑賞。早く観たかったのに、近くの映画館では上映していないので、ちょっと遠出をして本日鑑賞。
最近は、詐欺や強盗被害のニュースを聞かない日は無いが、映画の中ならこれもOK❣ 古くは、ニューマンとレッドフォードの名作『スティング』から、最近では長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』シリーズと、詐欺師を扱った作品は数多い。観る者まで騙し騙されるどんでん返しの面白さと、だいたいが悪玉から、大金を奪いとるという正義の味方的な展開で、爽快感が味わえるもの。本作も、その王道を行く詐欺師ムービー。
堅物な税務署職員・熊澤二郎の管轄内には、大物の脱税容疑者として橘コーポレーションの橘社長が居た。しかし、大金を餌に警察や税務署上層部とも癒着し、熊澤は、橘に脱税の直談判したばかりに、後輩の望月共々、窮地に陥ってしまう。実はこの橘、熊澤にとって亡くなった同僚であり親友の仇でもあったのだ。そんな折、熊澤は、刑務所から出所したばかり天才詐欺師・氷室マコトによる詐欺に引っかかり、大金を騙し取られてしまう。
踏んだり蹴ったりの熊澤だったが、刑事の親友の助けで、何とか氷室を見つけ出した所、氷室から、「橘の金を奪い取り、ヤツの悪事を曝そう」という詐欺の提案をされる。親友の仇でもある橘にひと泡吹かせようと、熊澤は詐欺の仲間となって、そのイロハを学んでいく。最初は、詐欺のセンスの欠片も無い熊澤だったが、次第に腕を上げて、7人の仲間と共に先の先、二転三転する騙しテクニックと共に、橘を吊るし上げる罠に挑んでいく。ラストは、言うに及ばず、スカッとするエンディングが待っているが、ラストのラストに、もう一つ騙しが仕掛けられ、更にヤラレター❣
監督は、『カメラを止めるな』で、大ブームを巻き起こした上田慎一郎監督。『カメ止め』は、低予算で無名の俳優陣の作品ながら、よくできていて面白かったが、2作目は大コケし、『2匹目のドジョウは居なかった』とレビューした記憶がある。しかし、本作は韓国ドラマを原作に、内野聖陽と岡田将生のW主演で、悪玉役の橘には小澤征悦、その他にも真矢みきや川栄李奈、森川葵等、実力のある俳優陣によって、入れ込み具合も半端なく、爽快感の残る面白い作品に仕上がっていた。
典型的なコンゲームもの
韓国ドラマをベースに映画化。典型的なコンゲームもので、騙し騙され、どんでん返しで面白いが、新鮮味は薄かった。
仕組まれるのが「地面師」詐欺で、あまりにも王道といおうか、陳腐といおうか。
主役が真面目で小心な税務署員で、彼が詐欺師仲間に加担していくところが面白いのだが、内野聖陽に演技させすぎるものだから、いささか鼻についた。
なるほどねえ
イケメン詐欺師とオジサン税務署員が、訳あって手を組む。
ターゲットは不動産王。
正直「騙し騙され」のテクニックが、ちょっとどこかで見た感もあるけど。
スクワッド=仲間たちの仕事っぷりが、随所に光る。
劇場で何度も「わ!!」とか「やった!」とか、ついつい動作が出るくらい。
騙しの種明かしの仕方も、憎いねえ。
こういうチームものは、脇を固めるキャラ次第で決まる。
あの人があの役で、ああするのか〜(ネタバレ省略)。
不動産王役の小澤征悦さんが、いいヒールっぷりでした。
こういう役、似合うよね。
ただ一つ言いたいことは。
イケメン詐欺師のエピソードが薄いかなあと思ったら。
Leminoでオリジナル配信してるって、気になるやん!
まあ見終わった後はスッキリしたので、許してあげよう笑。
全254件中、101~120件目を表示