アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師のレビュー・感想・評価
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特殊能力を持った詐欺集団
税務署勤めの公務員・熊沢二郎は、イケメン天才詐欺師・氷室マコトの言葉巧みな詐欺電話により軽自動車の購入代金を騙し取られてしまった。親友の刑事に相談し、犯人の氷室を探し出したが、氷室から、熊沢が追っていた権力者の橘が脱税した10億円を徴収するから、そのかわりに自分の告訴を取り下げてほしい、とお金を返された。熊沢は戸惑いながらもある理由から氷室と組むことにした。2人は他のメンバー計7人で詐欺師集団を結成し、税金徴収ミッションに挑む、という話。
税務署の上や警察の上を抑え込んでる権力者っているんだろうな、と思わせるストーリーに引き込まれ、コメディ要素もあり、特殊能力を持った6人の詐欺集団も面白かった。
どうして公務員と7人?1人足りないと思ってたら、なるほど、とちゃんと伏線回収されてて納得だった。
税務署職員・熊沢役の内野聖陽は先日観た八犬伝とは全く違うクソ真面目な公務員役でさすがだったし、天才詐欺師・氷室役の岡田将生はイケメンでスマート。カッコよかった。高畑充希との結婚おめでとう。
小澤征悦の表情豊かな悪役ぶりも良かったし、吹越満のワル上司ぶりもなかなか良かった。
その他、川栄李奈、森川葵、真矢ミキ、鈴木聖奈、神野三鈴など女性俳優も個性有って魅力的だった。
この監督とは相性良いかも。面白かった。
岡田将生くん
大人とは怒りを飲み込める者
本当にやって欲しいぞ
映画の面白さを満喫
完全無欠のどんでん返し‼️❓歴史に残る名演技‼️❓不朽の名作‼️❓
韓国映画のリメイクで、警察や国税の上層部が犯罪者とつるんでるのは、日本の現実から割り引くとして、それ以外は超リアル。
復讐、正義、それらが交錯しての、大どんでん返し、黒で染まろうとするオセロが全部白になるようなカタルシス、それがなんの違和感も無く、貶しようも無く、ただ、爽快で、観ていて拳を振り上げんばかりに行われるのだ、リメイクにあたり脚本のなせる力技、見事だ。
加えて、演技が凄い、岡田将生のコミカルとシリアスの振り幅の大きさに比して、本物がそこにいるかの演技、それだけで料金の十倍くらいの価値がある。
もちろん、主役や他の役者もまるでハマり役、凄い、まるでドキュメンタリー観てるようだ。
ネタバレ禁止なので、言えないのがもどかしいが、微に入り細に入り、完全無欠の映画なのだ、あゝ、凄い映画を🎞️🎟️観て、呆然自失だ😮😵💫あゝ、ありがとうございました😭
使命感と忖度
一言で公務員といっても、官僚、警察官、地方公共団体職員など多岐にわたるので、人によってイメージする姿はさまざまだと思います。
その中で、税金を徴収する方々は私のような雑魚庶民からすると比較的立場が強めというか怖いというか…でしたが、こんなにも上が腐ってると、真っ当な使命感を持つ人ほどメンタルがキツい状況に追い込まれるわけで、民間企業の利益追求のプレッシャーとは別の意味で過酷なのですね。
腐ってない政治家の方が稀な政府の元では、使命感の強い官僚はさぞや大変なのだということもよく分かりました。
組織の中で生き延びるためには、使命感よりも忖度するほうが確実⁈
嗚〜呼。
森友学園の公文書改竄問題に関連して自殺した近畿財務局の赤木さんもきっとナインボールを口に詰め込んで殺したいほどの怒りがあっただろうに、結果的にはそれを自分に向けてしまったのでしょうか。
『護られなかった者たちへ』でも公務員の対応が発端となっていましたが、現場の最前線で働く人たちの気持ちを考えると、もっと責任を負うべき指揮系統の〝上の人たち〟の構造的な体質について知りたくなります。
加減の良いエンタメ
痛快なストーリー。面白かったぁ。
パパも詐欺師
ラストシーンは聞き間違えかな。
全体的にフワッとした雰囲気の作品。
なんとなく話が立ち上がって、なんとなく展開し、なんとなくで解決する……そんなストーリーでした。
最初から期待値ゼロで見に行った作品だったのですが、予想通りの評価に落ち着いたせいか特に作品に対して感じる点はありませんでした。
途中「力のない者が生き延びるための最良の手段は怒りを感じないことだ」というセリフがありましたが、そのセリフがさっそく私の魂に反映されたのかもしれません。
ただ一点、私の聞き間違えかもしれませんが、ラストシーンで内野聖陽が「一億X円、納付いただきました」と言っていた気がしますが(ちゃんと納付してくれたんだ……)と変な点に驚いてしまいました。
あと、税額は切り捨てるのがルールらしいですが、1の位までしっかり言っていたような気がします。
しつこいながらも、私の勘違いかもしれませんが……
もしもそうなら詰めが甘い、と感じました。
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