「7人目はあの人」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
7人目はあの人
韓国ドラマが原作とのこと。
役人は汚職するもの、が常識らしい韓国っぽい話だと思いました。
「密輸1970」でもそうだったが役人は地位を利用していい目を見る、私腹を肥やすものなので庶民はお役所騙して当然、みたいな考えがあるような気がする。
テンポがあまり良くないが、橘の憎々しさ全開でやっつけちゃって!という気分がぐいぐい高まる。氷室の家族の事情や、熊沢の同期の件などエピソードが強く情に訴えるのも韓国映画的。さらに、友達の警官が公務中に私的に協力したり警察の資材使っても「俺が黙ってりゃ無問題」が全然OKらしいのも韓国的かも、知らんけど。
何度か危機に陥るが都度逃れてからの、ラスト、どんでん返しでカタルシス
そうこなくちゃ。コンゲームは巨悪が倒される予定調和がいいんです。
7人の詐欺師、7人目は誰かと思えば。鮮やかに騙されていい気分。
そういえば彼女、氷室の写真見て「イケメン詐欺師ね」って言ってましたね、さらっと息子自慢してて後から思い出して笑った。良い親子です。
一見妻と娘の奴隷みたいな熊沢も、あれはあれで良い家庭なんでしょう。妻と娘、買い物から帰ってきて、パパがいつも同じもの着てるからってパパの衣類を買ってきてましたよね、パパの浮気は疑ってたけど素人劇団なら協力するって、嬉々としてたし。
税務署の汚職署長は望月の活躍で脱税摘発せざるを得なくなり、彼女は国税局に栄転、よかったね~、マルサで活躍しそうな人材です。
橘から巨額を奪ったがその中からきっちり納税しているのがさすが公務員。
(もちろん差額は山分けですけどね)
橘の頭からワイン掛けてやればよかったのに。
岡田将生が良い。ご結婚おめでとう。何を演じてもあのルックスのまま、意外と変幻自在な演技でなりきる。善玉か悪玉か見かけから予想できないのでストーリーの先読みを難しくする。いつも困ってるヒトな印象あってコメディも得意だし。内野聖陽良いんだけどケンジに見えちゃって困った。ぱんつ畳みながら小指立ってたような(気の所為?)
イイねコメントありがとうございました😊小沢征悦さんも岡田さんも良かったですね。
税務署も今や 税理士になれる以外は 特権は0️⃣なので 型破りな人物は現実にはいないカモです。同感👍
コメントありがとうございます。
確かに「やり返した」的なスカッと感ではそちらの方がよかったかもですね。
個人的に、目には目をすら行わないことで“公務員”に戻った示唆にも感じました。
かばこさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
『 ケンジ 』、検索しました!『 昨日何食べた? 』、のケンジですね!
ロン毛のにっこり笑顔のケンジ( 聖陽さん )が、洗濯物を畳んでいる姿を妄想しました(笑)
男物のパ◯ツ、確か指先で摘んで他の指も伸ばされていたような 👀 ? 役の作り込み、さすがです ✨