「痛快!」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 HKさんの映画レビュー(感想・評価)
痛快!
いろいろな時間軸で伏線、ネタが回収されていくのが面白い!
観終わった翌日以降も、ああそうゆうことだったのか、とか気づいたりして楽しい。
脱税王から詐欺を企むストーリーを喜劇的な本線として、
登場人物の過去が怒り、哀しみの話の複線として絡みながら進行し、様々な感情にタッチされるので、最後まで集中力が途切れることなく観ることができました。
岡田さんの爽やか悪人ぷりも見事にはまっていますが、
やはり、内野さんの怒りを抑えた作り笑い、辛い胸中の告白、
おトボけ、気絶、真面目、去り際の背中など、過剰になりすぎない多面相ぷりと、
それを活かすようなカット、構成が映画全体の面白さを倍増させる要因になっていると思います。
小澤さんも現代的なスマートな悪人キャラで、それが故に、ちょっと昭和コント的?なトリックにはめられて悔しがる姿に一層痛快になりました。
コメントする