劇場公開日 2024年11月22日

「加減の良いエンタメ」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 高坂圭さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5加減の良いエンタメ

2024年11月23日
PCから投稿

本作を一言でまとめれば、
ネトフリの話題作「地面師」の
ライト版といった感じかな。

詐欺師を主人公にした映画は当たり外れが
少ない。
大体悪徳商人を騙す話が多いので、溜飲が
下がるからだ。
古くは「スティング」に始まり、「オーシャン11」、
「キャッチイフ―キャン」
邦画では「コンフィデンスマンJP」「嘘八百」
「地面師」など、この手の話はいかに上手に
騙してくれるか、が決め手。

上田監督も、原作がよく出来た韓国ドラマとはいえ、
ツッコミどころはあるけれど、ちゃんと騙してくれる。
軽やかなデートムービーを探している人には
ちょうど加減の良いエンタメだと思いますよ。

高坂圭