劇場公開日 2024年11月22日

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Back to Black エイミーのすべてのレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

4.0主演マリサ・アベラの歌唱は抜群だが、音楽家の伝記としては物足りない

2025年6月29日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

主演のマリサ・アベラは本作のオーディションを受けた時点で音楽的な訓練はまったく受けていなかった。製作側も当初エイミー・ワインハウスの実際の歌声に主演女優がリップシンクする方法を検討していたが、ボーカルコーチのもと4カ月間で急速に歌唱力を伸ばしたアベラ本人が歌う音源をそのまま映画に使うことに決めたという。ワインハウスがプロとして活動したのは2003~2011年なので音源はもちろんパフォーマンスの映像も多数残っているが、アベラは単にボーカルのスタイルを模倣しているのではなく、詞に込められた魂、ソウルのようなものまで表現しているように感じる。

ただ、作詞作曲も手がけたワインハウスがどんな音楽を聴いて自身の音楽性とボーカルスタイルを確立させていったのかとか(祖母からの影響は少し言及されていたが)、詞を書き曲を作る過程がどんなだったとか、バンドと演奏のアレンジを練る面白さといった、ユニークなアーティストの音楽性を描き伝えようという意図が希薄なのは残念。プレスリーの生涯を人間ドラマ偏重で描いた「エルヴィス」と同じような物足りなさを覚えた。

エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画も2本(2015年の「AMY エイミー」と2018年の「Amy Winehouse: Back to Black」)作られているようなので、近いうちに観てみたい。

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高森 郁哉

4.0「私の歌を聞いて、5分でも悩みが消えてくれたら、、、」これは、魔法だよね!

2025年7月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ご存知のように、27歳の若さで亡くなった、あのエイミー・ワインハウスの伝記映画。エイミーを演じるのは、マリサ・アベラ。同時期に、エイミーのドキュメンタリー「Amy」を観たけど、なりきっていたとは思う。ただ、薬物中毒時のエイミーは、あんなにふくよかでなく、ガリガリだったよね。(歌のほうは、ホンモノが混じっていたと思う?)

予想通り、才能と私生活がうまく嚙み合わない。男を見る目がない!ハチャメチャな人生なんだけど、セッ〇スとお酒・ド〇ッグとスキャンダルな?お約束のイギリスっぽいロックな世界?いろんなことに傷ついたエイミーの曲と歌詞は、やっぱ刺さる。「私の歌を聞いて、5分でも悩みが消えてくれたら、、、」だもね。アメリカのテイラー・スイフトあたりの心情暴露とは、レベルもリアリティも違うよね。(あっ!!!テイラー・ファンの方、すみません!)

一方で、トニー・ベネットが好きだとか。考えてみれば、ロックなイメージのエイミーだけど、本当はジャズが好きだもね。また、お父さんがいい感じで、いいシーンもあった。エイミーが「ドラッグで、苦しんでいるんだけど」と相談すると、「お前の口からそれを初めて聞いた」と驚くんだよね。つまり、エイミーがドラッグ依存症なことは、お父さんはもちろん、世界中が知っているということだけど、笑ってしまったけど、切ないよね。

ただ、ドキュメンタリーのほうは、お父さんは完全に悪役だよ。なんだか、複雑な気分になってしまう。この映画が気に入った人は、ぜひドキュメンタリーのほうも観てほしい。ヘンな話、二つとも、観たほうがいいと思った。もちろん、アルバムBACK TO BLACKも、じっくり聞いて欲しい!

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クラウディア🫶

5.0栄光と麻薬と男

2025年6月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

WOWOW視聴より。
よくあるスターの半生映画でしたが面白かった‼️
やっぱりスターは麻薬と男はマストですね。
また繊細さもあるから才能を持ち合わせ発揮するんだろうけど苦悩する。
普通が幸せか、スターが幸せか。考えてしまう。

彼女を見て、松田聖子や浜崎あゆみの人生も考えてしまった。

余談
ブレイクが超格好良かった。
エイミーも綺麗!藤井リナにソックリだった。

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ノブ様

2.0実話

2025年6月28日
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壮絶な人生だったんだろうけど、映画からは伝わってこなかった。あまり惹き込まれなかった。歌は上手

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ゆうき

3.5人恋しいエイミー

2025年6月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画を見ているので、悲劇的な人生を歩んだのは知っていた。
私の洋楽最後のディーバは、エイミーとアデルで、二人ともに圧倒的な歌声に魅了された。
家族が恋しいエイミーは、毒男ブレイクに何を求めたのだろう。

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いやよセブン

3.527歳

2025年3月3日
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鑑賞方法:VOD

「Back to Black エイミーのすべて」ドキュメンタリーの「AMY エイミー」とは違った視点の映画になっていて、ブレイクとの共依存を中心に描かれて、家族愛に着地する構成。うーん、なんだかあまりスッキリしない。グラストを含めたライブシーンは素晴らしいんだけどね。

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ピンボール

4.5止まらない歯車

2025年2月16日
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泣ける

悲しい

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流離いのオオハシ

5.0俺が好きになる歌手は早逝する!何故だ?!

2024年12月23日
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病人28号

4.0「マリサ・アベラ歌上手い」

2024年12月17日
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知的

今年291本目。

酒とドラッグに苦しんでリハビリ施設へ。
そこからグラミー賞5部門受賞は凄い。
見ていて獲ってくれとは願ってました。
マリサ・アベラが本当に歌上手い。
シネマート新宿で。

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ヨッシー

3.5天才の

2024年12月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

メンタルは測り知れない・・自分さえ粗末に思えてしまうのか。あと自分より強い者に挑んで、負けると全面的に委ねちゃうよねー酒からヤクへ。
イイ風に見せてるけど、夫や父親もクズ。無償に彼女に寄り添ってたのは祖母だけ。
映画としてはドキュメンタリーより平板、結末は分かってるのでどう持っていくのかハラハラした。ジャズ味、ハイライトのテロップが付かなかったのは良かった。

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トミー

4.0声量とのりの良さは良かったけど、人生の描き方が弱い。

2024年12月12日
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鑑賞方法:映画館

声量とのりの良さは良かったけど、人生の描き方が弱い。

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えみり

3.5エイミーの声は唯一無二と実感しました

2024年12月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

エイミーワインハウスの音楽は今でも良く聴いていますが、ライブの映像やドキュメンタリーを観ていると、短い生涯を思い出して辛い気分になってしまいます。今までの映像はエイミーのファンとして観ていましたが、この映画ではエイミー自身になった気持ちになりました。エイミーの英語は聞き取り難いので、今までは歌詞が良くわかりませんでしたが、映画の字幕が入り良かったです。パパラッチや一方的な報道のマスコミなどに傷付いていくエイミーを主演女優は熱演しますが、歌声が流れるとどうしても違和感が有ります。ニューズウィークに書かれていましたが、賞を狙うために俳優自身が歌う作品が増えているそうです。エイミーを観ていて一番盛り上がったのは、ローリンヒルの声でした。映画館から出たら、エイミーワインハウスの声を聴きたくなりました。

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ヨシリン

3.5涙が出ました

2024年12月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

エイミーの事はあまり知りませんでしたが、レディガガなどが出てきている中で、外観だけでない、若くして60年代のソウルを全身全霊で歌う、ショービスのためにではない、異色の歌手が出て来たな、と歌はもちろんアイコン的にも飛び抜けて、注目し始めた頃、ゴシップネタが多くて、タトゥーも多いし、歌は良いけど、ちょっと受け入れられない所もありました。
でもどの歌も好きで、また新しいアルバムも心待ちにしていました。その後、急逝のニュースがあり、色々な本人の苦悩を知りました。他の作品は見ていないので、機会があればそちらも見たいです。

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yurilyn

3.0エイミー・ワインハウスの再現度が素晴らしい

2024年12月7日
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鑑賞方法:映画館

エイミーの楽曲はリアルタイム世代ではあるものの、当時はそんなに興味を持っては聴いていませんでした。
ですが、主演のマリサ・アベラによるエイミーの再現度はすごいなと感じました。
相当な役づくりをされたものと想像しますし、歌唱やライブパフォーマンスも素晴らしいですね。
もうこれだけで観た価値があったと感じました。

それにしてもエイミーの人生も、アーティストには数多く見受けられる傾向ですが、
酒・ドラッグに依存し、結果、命まで短くしてしまうという悲劇的な人生を辿るのは
やっぱり見ていて寂しくなりますし、エイミーも相当寂しかったんじゃないかと思いますね。
男性にも恵まれなかったですね。

スキャンダラスであるがゆえに、パパラッチに追われまくり、プライベートもあったもんじゃない生活は
想像を絶しますから、酒やドラッグに依存する背景にもなっている気がします。

とにもかくにも音楽や歌唱は素晴らしく、心を打ちますね。
歌詞もエイミーらしさと言いましょうか、割と赤裸々に自分の体験を詞にしていることから、
共感する女性ファンも多かったものと思います。

ずっとエイミーの味方だった祖母シンシアと父ミッチの存在は彼女にとってもよりどころだったことでしょう。

主演のマリサ・アベラの次回作が楽しみです。

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ひでちゃぴん

1.0ワイドショー映画

2024年12月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

 夭折のジャズ歌手エイミー・ワインハウスの半生をイギリス人女性監督が映画化した作品。

 自身の「スタイル・アイコン」として憧れる元ジャズ歌手でチャーリー・パーカー推しの祖母シンシアの影響で10代の頃からジャズに親しみ育ったエイミー。

 当時人気絶頂だったスパイス・ガールズを「fuckin'(クソ)」呼ばわりした上で「一緒にしないで」と言い放ち、「私のパワーガールズは(三大女性ジャズ歌手の一人)サラ・ヴォーンよ」と宣言する。

 その一方、彼女のパワフルな歌唱法はどちらかといえばソウルに近く、自作する歌詞もバラードやラブソングと異なり、ストレートに心情をカミングアウトした内容。
 それ故、本来ジャズに興味ない若者も彼女の感性に共感し、クラブに殺到する。その光景はまるでディスコかロック・コンサート。
 時おり挿入されるビリー・ホリデイらの古いスタンダードとのミスマッチがエイミーの孤立やその後の破滅を予感させる。

 戦後すぐのジャズのパフォーマーたちも、少なからず酒やドラッグの洗礼でキャリアの停滞を経験するが、パーカーやホリデイ、B・パウエルやC・ベイカーら一部例外を除き、多くが克服に成功している。
 エイミーのようなずっとあとの世代が同じ轍を踏んだ挙げ句、復活出来なかった事実はジャズファンとしてはやり切れないほど残念だし、その原因も追及したくなる。

 なぜ彼女が安物のガラス細工のように簡単に周囲を傷付け自身も壊れやすい人間になったのか深掘りして欲しかったが、本作の内容はワイドショーなど日本のメディアで見聞き出来るようなエピソードばかりで表層的。
 おまけにデビュー後のエイミーに悪影響を与えたとされる父のミッチやパートナーのブレイクはどこか好意的に描かれているし、彼女を終生煩わせ続けたパパラッチにすら同調しているように見えたのは、監督のテイラー=ジョンソン自身もエイミーを好奇の眼差しで追っていたから?!―そう感じたのは自分だけだろうか。

 シンシアのセリフやキャラクター設定から監督らが『バード』(1988)を参考にしていることは容易に想像できるが、エイミーや祖母のシンシアがユダヤ系なのにジャズに傾倒する理由が本作ではまったく語られていない。
 熱烈なジャズファンで有名なイーストウッド監督は、『バード』のなかでジャズとユダヤ系との関係を敬意を込めて描いているにもかかわらず。

 また、エイミーが信仰の異なるブレイクとの結婚を事後報告した際のミッチの怒りは「俺が顔も知らない奴と?!」という程度。
 本作の製作サイドにとって『ベニイ・グッドマン物語』(1955)なんて参考どころか、興味の埒外だったのだろう。

「ビートルズを生んだ国」でジャズを歌うユダヤ人はマイノリティにほかならない。

 日本で報道されなかっただけで偏見に満ちた誹謗中傷をエイミーが国内で浴びせられただろうことは想像に難くないが、作品で言及されることはない。つまり、エイミーがユダヤ人だという出自に触れておきながら、人種問題や差別についてはスルーしているということ。

 女性特有の同性に共感する描写も見当たらなかったことから、テイラー=ジョンソン監督にとってもエイミーは「スキャンダルまみれのストレンジャー」にしか見えていなかったのかも知れない。

 シンシアがC・パーカーファンという設定なのに、ビ・バップなんてほとんど出てこない。それが監督のジャズに対するイメージなのだろう。
 作中で「ジャズが苦手な人なんている?!」とエイミーに言わせた彼女に、「自分はどうなんだい」と訊いてみたくなる。

 印象の「悲しい」は、不遇の天才が死んでからも不当な扱い方をされていることに対して。
 自分にとって本作は、E・ホークがチェット・ベイカーをテキトーに演じた『ブルーに生まれついて』(2015)と同じぐらいfuckin'な映画。

「ここ数週間で変わったことは?」
「あなたの酒量が増えた」
「何故か分かるか?」
「多分、クスリをやめるため」
「はずれ。もう15年もやってる。
 俺がやめられたら、君にもできる」
「ご忠告をありがとう」
「40歳まで生きたいかい?」
「バード、自分はどうなんだい?」
「……無理さ」

 人は何故、かくも愚かな歴史ばかり繰り返すのだろう。

 Fuckin’!!

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TRINITY:The Righthanded Devil

5.0耽溺

2024年12月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

作品を見るまでは、彼女のことをよく知りませんでした。
私はドールショップを経営しているのですが
目元涼しく、黒髪のロングヘア
少しビーハイヴなアップスタイル
スレンダーなドールの写真を掲載したところ
外国人の読者さんから「エイミーワインハウスみたい!」と英語でコメントをもらって
その時に名前を知り
「カッコいいアーティストの女性なのかな?」と気になったくらい

映画館で観賞後は、悲しくも
彼女の世界にうっとりと 溺れるような感じ
ずっと、彼女の映像を見続けています。

こんな素敵な方が
自分よりも年下で
既に亡くなっているなんて

色々と、衝撃が大きいです。

曲のテーマも
片親で、別れた父にだんだん似てくる だとか
一人の男性に 溺れてしまう 恋愛とか
自分の事のように ヒリヒリと感じて

作品を見ながら、彼女の世界を楽しんで
一緒に悲しみ、苦しんだ

でも彼女の世界は素晴らしかった

まるで自分の友達のような、
自分自身のような、
そんな作品でした。

歌もステージもキャストも素晴らしかったし
もっと褒められていいと思うのですが!w

私は大好きな作品

近々2回目の鑑賞を楽しむつもりです^_^

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チャッピー

4.0素晴らしかった

2024年12月5日
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悲しい

楽しい

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吉泉知彦

4.0エイミー・ワインハウスの歌とライブを楽しむというよりも、彼女の曲の背景を理解するための一作

2024年12月2日
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鑑賞方法:映画館

2枚のアルバムを遺し27歳で急逝したエイミー・ワインハウスの半生を描いた一作。

もちろん主演のマリサ・アベラの渾身の歌は十分聴きごたえがあるんだけど、本作は音楽とライブの臨場感を体感するよりも、彼女が遺した曲の背景を明らかにしていくことに重点を置いています。

作中でもエイミーが明言しているとおり、彼女の綴る歌詞は自らの体験を色濃く反映しており、どんな体験が彼女にこの詞を書かせたのかを知ることは、同時に彼女がどう生きたのか、を知ることにも繋がっています。裏返していくと、有名になるにしたがってより良い曲を求めるファンの期待に応えようとすると、曲作りに見合った経験に迫られることになり、実際彼女は活動の場をイギリス・カムデンから米国へと発展させるにつれ、心身の均衡が取れなくなっていきます。

彼女は身体中にタトゥーを刻んでいますが、作中でたびたび登場するタトゥーの施術場面は、音楽アーティストとしての外観に自らの記憶を埋め込んでいく作業を半ば儀式的に行っていたことを示唆しているようです。

映像的には、カムデンの終始曇天気味だけど柔らかい光、どことなく暖かさを感じる暗がりの描写は素晴らしく、エイミーが度々舞い戻りたくなる気持ちもよくわかりました!

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yui

3.5自分の叶えられない夢をちょっと叶えてくれた作品

2024年11月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

 ミュージシャンの伝記映画もいくつもあって、それぞれ出演俳優の「再現度」が高いのには感心しますが、本作もなかなかだった。それに、グラミー賞を得る人気・実力とその真逆ともいえる「痛い生きざま」が胸にグッときた。

 あの破滅的ともいえる生き様はまさにドラマチックで見ていて、あちゃーっといたたまれない気分になった。とにかく突き抜けたピュアさで愛を求め続ける女、という存在は男にとって困った存在なんだろうなぁ。ところで彼氏役のジャック・オコンネルがいかにもイギリスの男(紳士じゃない)って感じでナイスなキャスティングだった。

 さて、自分はあの声、あのキャラがナイトクラブのような小さめな箱で歌っているのを聴きたかった。お酒を片手にあの歌に酔いしれたかった。エイミーは酔いどれ天使みたいなものだけど、めちゃくちゃエモくて味わいがある。でももはやこの世にはいない。ライブもない。でも、この映画でそんなシーンを見ることができた。一番好きな曲を一番しっくりするシーンで実現されたのが嬉しかった。

 ただ、全体に歌唱シーンをもっとがっつり入れて欲しかった。MVじゃないんだから、というスタンスなんだろうか? そこが残念で3.5点。

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ワビッシー

4.0祖母シンシアと共に

2024年11月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

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まこやん
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