男神のレビュー・感想・評価
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怖さを求めてのホラー映画とは違うかも
美しい映像とザラっぽさのある映像を織り交ぜた、撮り方が面白いなと思いました。人物などのバックボーンを入れておかないと分かりずらい箇所もあります。が、それを観る側に預けていただいたことで観るたび違った考えや感想を持ちます。
ショッキングなシーンがある訳ではないのですが、日本人に刻まれたDNAがザワザワする映画です
禁足地には行きたくないなぁ
地元近くの美濃、飛騨がロケ地の作品だったので、鑑賞しました。知らない俳優さんが多く出ていて、イタコ(霊媒師?)役の沢田亜矢子さんと加藤雅也さんぐらいしか分からなかった。←沢田亜矢子さんの役柄にはビックリでした。
ファンタジーホラー君臨というフレコミであったが、オカルト作品のようでした。
正体不明の穴が発生して不思議な森に繋がってしまうより、埋蔵金でも出てきたら良かったのに…←と思いながら鑑賞していました。
伝統美ホラー
不気味な世界観。
日本の伝統美に潜むホラーと狂気。
縄文ミステリー。
聖なる場所。
白滝と金山巨石が実在するので
もしかしたらその場所に訪れたら
恐怖が倍増するのかもしれない。
海外の方から見たら怪しい日本の美に
映り興味が湧くのだろう。
最初の1秒目から面白くない
2025年劇場鑑賞277本目。
エンドロール後映像無し。
最初にそもそものこの映画の設定が字で出るのですが字が小さすぎて「むかしむかし」「男神」「生贄」しか読めませんでした。普通こういうのナレーションつけるかもっとでかい字で書くんだよ!もうこの時点でダメだと思いましたが、期待通り(?)ちゃんと面白くなくて安心です。
設定が読めてないので分かりませんが男の子を生贄にしないとなんかあるのかな?
なんか訳知りのカウボーイがここの穴掘るのやめろと止めに来るのに理由言わないし、キーパーソンの学者が外国人でいちいち通訳挟むかこっちが英語で話さないといけなくしたの面倒だし、度々出てくる馬に意味ないし、最後のオチなら今までのなんだったんだ感すごいし。
男神が生贄消すくらいしかやらないのでほっときゃいいんじゃないの?くらいにしか思えないんですよね。
まぁ盛り上がらない暗い画面で終始退屈だったのですが、つい最近も6pmで見たばかりの加藤雅也はカッコ良かったのと、工事現場で働く汚れたタンクトップの若い女性がエロすぎるのだけは良かったです。
余韻の残る不思議な映画
なんだか久しぶりに“余韻の残る不思議な映画”に出会えた気がしました。
派手な演出やわかりやすい展開ではないのに、静かに心の奥に染み込んでくるような作品で、観終わったあともしばらくぼんやりと考えてしまいました。
主演の遠藤さんの演技が本当に印象的で、特に言葉よりも目で語るような場面が多く、そのたびにハッとさせられました。どこか孤独や葛藤を感じさせる表情に、人間らしさがあってすごく惹かれました。
キャラクターも個性的で物語は決して派手ではないけれど、映像の美しさや音楽の響きも相まって、全体的にとても品のある作品だと思います。
正直、完璧に理解できたかというとそうでもないのですが、それが逆に心地よくて、「またもう一度観たい」と思わせる不思議な魅力がありました。
大きな感動というよりは、静かな余韻が長く続く――そんな、大人のための変わった映画でした。
ホラーというけれど怖くはない
一度観ただけでは理解できないと思う 数回観た後思ったのは「ばばさまが強欲」という声があるが「男神がいちばんの強欲」と思った 多くの犠牲と哀しみで成り立つ神は「神」ではない
「神」の概念が人それぞれなのかもしれないけれど(裕斗の考えに同感)続編で少しずつ解明してほしい
何度も観たくなる映画です
地域性なのか観客層は男性、年配の方が多かった印象でそこも意外でした。
男の子が生贄になるシーンから始まった物語は、ホラーのような怖い感覚ではなく、愛する親子が引き裂かれる悲しみが印象的でした。生贄になる子供の母親役の方の演技がとても素晴らしくて、愛する子供を連れて行かれた時の発狂が緊張と涙をそそりました。
お話は過去と現在を行き来するので初めは難しかったのですが、2回目はパンフレットを読んでから鑑賞したので、切り替わる映像が過去なのか現在なのかがよくわかりました。
パンフレットは映画の解説のような部分もあるので、購入して良かったなと思いました。
物語の中で勾玉、六芒星や大切に扱われる石だったり、地鎮祭など古くから伝わる日本の伝統が使われているので、海外の方に興味を持っていただける内容なのかもと感じました。実際私も興味がある分野です。
事件の解決のキーマンが海外の考古学者であったのは今の社会を感じました。海外の方とのやりとりにメインキャストでもある岩橋玄樹さんが英語で対話するシーンはとても素晴らしかったです。のちにあれがアドリブだったと聞いて更に驚きました。
そして愛する妻と子が失踪した戸惑いと苛立ちと、心の弱い部分の移り変わりがまた心苦しかったですが、取り戻すために立ち上がったところからの一家の主人という感じはとても勇ましかったです。
男神は正体が見えない設定でしたが、音響や風の動き、カメラワークで、実際に迫り来る男神の動きがわかり、緊迫感もすごかったです。
生贄になる家族を勇輝が決めなければいけない
シーンはきっと誰も置いて行かない強い意志で
守を差し出す演技をしたんだと感じました。
あの場面で誰か1人を犠牲にするなんて考えられません。
無事現代の世界に戻ってきた勇輝が穴を出てから全力ダッシュで男神をおびきよせるシーンは、周りで自分の身の危険を顧みずに祈りを捧げてくれていた方達の迫力もあって、感情が高まってしましたいた。
更に夏子が穴の前に立った時の表情は、まさに家族を守る強い母の顔でした。着物の似合う美しい人というセッティングも綺麗に魅せる技術なんだろうと納得でした。
夏子役の方は宝塚の男役をやられていた方だそうで今回の映画の上映挨拶のシーンなどではクールビューティーな印象だったので、役作りの素晴らしさにとても感動しました。映画では本当に母の柔らかい表情だったんです。
牧場での撮影も多かったようで羊や馬が登場するシーンがありますが上手に演技をしてくれていました。
そしてパンフレットの中で三城さんの考察に賛同したのが、ばばさまと男神は実は母と子供だという予想です。
さらに守は勇輝がロープで出入りしていたあの穴にどうやって入ったんだろう?などいろんな疑問も出てくるので、やはり何度も見て考えたくなる不思議な感覚の映画でした。
これがファンタジーホラーという枠なんですかね。
近隣の映画館での上映が終わってしまったのが本当に残念です。
ぜひまた続編を楽しみにしております。
私には難しかった
たまたま舞台挨拶のチケットを発見
舞台挨拶は行った事なかったので観に行く事に
神話的な話は好きなので
舞台挨拶を聞いてワクワクしながら観ましたが…
申し訳ないけど
私には刺さりませんでした。
全般、神妙な雰囲気を煽る曲が流れるのが
まず作品に入り込めなかった理由の一つでも
あるのかも…
「なに?なに?」って思わせながら
その「何」が今一つだった
「根の国」普通に入り込もうと努力したけど
無理でした
そして私なら
絶対子供を男神なんかには差し出さない
そんなに泣くんだったら止めろよ!
って感じがして、全然感情移入出来ず。
事前情報で
「パンフレットを見てからまた観に行きたい」
ってあったから、パンフも買って上映前に読んだけど
そんな…でした。残念
タイトルなし(ネタバレ)
登場させた結果チープ、B級C級になる映画が多いから男神を終始描写しなかったのがポイント高い
根の国とか「後を振り替えてはいけない」というのが日本書紀とか古事記とかと繋がってる感じがあって良い
それはそれとして何を求めて少年達を生贄にしてたのかがよくわからない。
最後に能書き垂れて奥さんが死んでしまうのもよくわからん。死んでしまったら助けに行った旦那さんの努力も無駄になるしお腹にいる子も死ぬ訳だから「お前さ……」とは思う
明らかに他の映画と異なる雰囲気がとても新鮮だ
好き嫌いが分かれるのかもしれない
神話、民話、ミステリー、ファンタジー、ホラー、どれも私の大好物なので期待しすぎていたのかもしれない
表立って宣伝してなかった豪華俳優陣が出演されているので、おっ?!こんな役であの人が?という楽しみとして観るのもいいかもしれない
男神を具象化せず、煙で表現したところは良いと思う。でも怖さや切羽詰まった感じが全く伝わらないので煙がモヤモヤしているだけに見えてしまって、うーん…
巫女のトップ、オババを男神が飲み込んだのでこれでいいのか?と思いきや、やっぱり少年がいるー、とか、男神強欲すぎませんか?
そもそも少年をあれだけ生贄にしといて何を守ってるのか不明でモヤモヤ…
ところどころ、可愛い動物さんが綺麗に撮影されてたのは癒されました
杉作J太郎さんがラジオで褒めてたので観ました
続きが気になります!?
最後は、えっ!と思って悲しい気持ちになりましたが、何度か観れば観るほど、男神って何なのか?気になります。イメージ生贄を捧げるにはその見返りというか、雨を降らせるとか国を守るとかいう、神様がこちら側にしてくれることがあると思いますが、この神様は何のために?男の神様なら、生贄は若い女性(異類婚?)かなと思いますが、男の子でなければならない理由がある?色々謎が多いので、ぜひ続編を期待します!
酷い。全てが酷い。酷すぎて翌日もう一度観に行った。
あまりにも酷いので初めて映画.comでレビューを書く。
いや、もはや逆に見たいんだ。
こんな酷い映画はそうそう観れない。
あぁ、私はなんて変態なんだろう。
冒頭から不安しかなかった。
(あ、これヤバいかもな)
かと言って遠藤雄弥×カトウシンスケと、素晴らしい推し俳優が2人も揃ってるんだからまぁ見れないほどじゃないだろう。そんなことを思いながら見た。
が、予想は大きく外れた。
想像を遥かはるか遠くまで上回った。
なんせ酷すぎて2人が可哀想に見えてしまった。
こんなにいい俳優が…あぁ…何なら2人の芝居が下手に見えるほどだ。加藤雅也なんか出る度に笑ってしまった。何を思って演じているんだろう…と余計なことまで考えた。
とにかく全てが酷かったんだけど、
特に編集が際立ってヤバい。
ここぞというシーンで、わざと露出を下げ俳優の顔が真っ黒。いやいやいやいやちょと待てw
細々したぶつ切りも、ただの違和感でしかない。こういう違和感の演出(もはやわざとではない気もするが、百歩譲ってわざとだとしよう)は、よほどのセンスがないと厳しい。ただの下手くそにしかならない。回想のエフェクトも、コントラスト強いのもしんどい。なんだかずっと鳴ってる不穏を煽る音楽。ウザイ。ウザすぎてもはや後半は気にならなくなる。台詞もひどい。巫女のジェルネイルどしたん。アレが気にならないのは本当に心配になるレベル。
インタビューや監督のXも軽く読んだ。
冒頭の馬とか水とか諸々意味があるそうだが、2回見てももちろん分からない。
肝心のお話自体もゆるゆるで芯がない感じ。
ボヤッとしてて、いや、息子を助けるという目的は分かるんだけど、これが何故か一貫して見えない。
これも編集のせいだろう。とにかく頭からケツまで酷いので物語がどうでもよくなる。
恐らく、脚本も酷いんじゃないかと思ってしまった。そして、極めつけは生成AIな。見てられなかった。
本当酷い言い方で申し訳ないけど、
素人が撮ったのかと思ったよ。
ただ、遠藤×カトシンの対峙シーンで真ん中に映る牛が草モグモグしながら2人の芝居見てるところは腹ちぎれるほど笑った。
あと、考古学者に協力を依頼するシーンで、娘が一瞬カメラ目線になるのも笑うしかない。
とてもわざととは思えない。あれは気づかなかったのか、気づいたけどスルーなのか。だとしたら観客をバカにしてる。
なんでこんな事になってしまったんだろう。
監督のセンスとかのレベルじゃない気がする。
こんな酷い映画は逆になかなか観るチャンスないんじゃないだろうか。まさかのシネコンで。
ここまで振り切ってると酷い映画を観た怒りとか、金返せ、時間を返せ、とはならない。不思議だ。
私はこんな体験初めてだった。
そりゃもう一度見たくなるよ。
映画って見てる人がいてなんぼでしょ?
だから絶対に客観的な視点は必要。
常に(これはどう見えるだろう)って。
人それぞれだから、塩梅が難しいんだけどね。
私はそういう視点(観客目線)を持ち続けていたいと勉強になった。
俳優陣は全力を尽くしただろう。誰も悪くない。
大人の事情だがなんだか知らんが、色々闇を感じた。
カトシンのカウボーイスタイルだけ良かったので加点。
話も暗ければ画面も暗い……
設定や雰囲気については結構好きでした。
何度も登場する根の国のビジュアルも幻想的で気に入っています。
ただ、なんとも映像面や演出面はもう少し何とかならなかったんですかね……。
ラスト近くの男が身を封じ込めるためのクライマックスも沢田亜矢子さんや加藤雅也さんなど豪華なメンツが揃ったので盛り上がる展開を見せるかと思いきや、封印を作った後は、ドタバタして終わり……。
除霊フェスとも呼ばれた「来る」のクライマックスと比較するには予算的に厳しいでしょうが、「女神の継承」や「破墓」に匹敵するようなシーンは工夫次第で作れたのでは……。
また、序盤や中盤で異常に画面が暗く成るシーンが多く、演者の表情や画面の細部が全然わからない状態。たまたま見たスクリーンの映写機の不具合や意図的に暗い絵作りをしているのかと思ったら、終盤は普通の明るさだったので、このあたりもお粗末さを感じます。
あとどうでもいいですが牧場の女の子がフェードアウトして、ユンボ乗りの女の子と同一人物? とか思っていたのですが、ちゃんと別の俳優さんがクレジットされていますね。
モンスターパニックムービーでした
ホラー調のダークファンタジー
モンスターパニックムービーでした。
男神が見えないので、そこにいるという
前提で観る必要があるのでわかりにくい。
しかし、全体的に文学的な雰囲気も感じられる
分かりにくい部分も多いので批判が多いのはわかるが
考えながら観る面白さがある。
映像は美しく、色調も綺麗。
ヨーロッパ映画のような感じもある。
ラストはアクション的に走るシーンが印象的だった
個性的な登場人物も多く、全体的にエンタメだったが万人受けしない
珍しい変わった映画が好みの方にはおすすめできる。
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