「学生向けのアイドル映画(超ライトな恋愛映画)」お嬢と番犬くん 華さんの映画レビュー(感想・評価)
学生向けのアイドル映画(超ライトな恋愛映画)
「推しの子」で知った櫻井海音さんが出演されているということで観に行きました。
幼い頃に両親を亡くし、ヤクザの祖父に育てられる一咲が高校に合格し、ヤクザの家柄を隠し、普通の高校生活を楽しもうと目論む。しかしジェシー演じるヤクザのケイヤが心配のあまりに年齢や経歴を誤魔化して裏口入学してしまう。はたして一咲は楽しい高校生活を送ることができるのか、ケイヤとの関係はどうなるのか…とてもライトなラブコメディ。
原作未読。アニメ未視聴。
主役のお二人のこともあまり存じ上げず、テレビ等でチラッと拝見した程度の知識で鑑賞いたしました。
結論から言うと…出演している俳優のビジュアルに興味の無い方、原作のファンでは無い方は見る価値がほとんど無い内容でした。
脚本家さんや監督さんのコメント等を少し拝見すると、原作リスペクトで作品作りされたようで…非現実な漫画的設定、漫画的展開はそのまま、名場面を盛り込んだ作品とのことでした。
評価がとても高いですが、、きっとファンの方の意見がほとんどなのだと思います。
一咲もケイヤもとても素敵なビジュアルですよ。
ただ、ケイヤは何を考えているのかわからないまるでロボットのようでした。カッコイイんですけどね…
一咲さんも可愛いのはわかりましたが…ちょっと言動に説得力が無くて感情移入できませんでした。
ヒールの田貫は若くてお茶目で寂しそうなので悪いことはしなさそうで、2人をかき乱すキャラクターとしては魅力的ですが、物語のハラハラドキドキを担う程ではない役どころでした。
櫻井海音さんの演技には惹かれました。次の作品も追いたいと思いました。
主役のお二人に興味が無い私にとっては…「何を見せられているのだろう…」と思ってしまう映画でした。