「茶とらのチャチャ」チャチャ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
茶とらのチャチャ
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チャチャは主人公の女性の名前、劇中でも自身を野良猫に例え、男が寄ってくるのは恋ではなく、ちょっかいをだしたいだけとか、ぼやいていた。
チャチャはイラストレーター、同じビルの一階のカフェのボーイ楽と屋上の喫煙所で出会い、楽が落とした店の鍵をチャチャが届けたことで交際が始まる。同居するが楽は料理上手、まさに拾ってきた野良猫を飼っている状況、結婚するのかと思ったが、妙な方向に舵切り、実は、楽が女性として惹かれているのは同じビルの英語教室の女性教師でした、教師は男と同棲中、なんと邪魔なその男を誘拐。訳の分からないチャチャと楽のロマンスもどきの生活描写では平凡と思ったのか終盤あたりからサスペンス・モードに急に突入・・・。
終盤、チャチャが道を歩いていたら茶とらの猫も通りかかり、そうかやっぱり茶とらのチャチャだったのか・・。自分の好きなように気ままに生きるが信条で、絵の具を舐めたり、血を舐めたりとまさに猫もどきでした。
ラストに街なかの電柱のぼやき、何でも電柱は桜の木と同じくらいあると言う、日々街中の人々を眺めているらしい、本作の視点もどきの語りだったがファンタジー要素も入れたかったのか?、意味不明。
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