「左手で描く“まる“」まる しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
左手で描く“まる“
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…主人公沢田の仕事は絵を描くこと
でも画家ではなく有名画家の
アシスタント
一緒に働く仲間から矢島(吉岡里帆)
いい様に使われ給料も
搾取されている~と叫んでる
右手を怪我したらクビ!
使い捨てされている
非正規雇用問題
売れない漫画家矢島(綾野剛)
働きアリの二割は働かないアリだと
人間の社会と同じで俺たちも
その二割に属すると
…俺は人の役に立ちたいけど
なかなか夢が叶わず常に
不満をぶつけてくる
売れて有名人になりたいが
夢が報われない
コンビニ店員の(森崎ウィン)
すごく前向きなミャンマー人
どうしてそんなに前向きなのか
尋ねると…
前向きじゃないと
生きていけないから
もしかしたら主人公沢田よりも
生きるのが大変だったのかも
外国労働者の問題
怪我して
左手で沢田が無欲で描いた○まるが
世の中、世界に認められ
円相として売れてから
様々な問題が起きて
眠れない日々が…つづく
社会問題と仏教の教え…?
こんな具合に話は進行し
色んな意味合いも沢山あって
キャスト陣も笑える人たちなのに
何故か…笑えない
モヤモヤしてすっきりしない
オモシロさを満喫できなかった
沢田は二割の中の僕だけど
…自分は絵を描きたいんだと
本音を語るがそれでいい
でも…
少し空しさが残った
さわだが右手で描いた画
上手く描いたのに○を描いた方が
売れると言うことになって
画商に反抗して“まる“の真ん中を
ぶち抜いた画がとても印象的で
穴が開いたまま素敵に飾られている
…芸術…とは。
なんでもアリ?ありなのか
常連の
小林聡美さんはじめはいりさん
早乙女太一さんおいでやす小田さん
がおもしろくて笑える~
あっ森崎ウィンさんも
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